シニアが若返るには好奇心を追求して好きな事をする

私を含めて60歳を過ぎると興奮することが少なくなる。面倒なことはやりたくなくなる。新しいトレンドや出来事にそれほど興味を示さなくなる。自分の世界で都合の良い生活をやり始める。

その上、体と精神が確実に衰えていっているのが分かる。心の中は、何か物足りなさを感じている。若い頃以上に感動する機会がない。何かに取り憑かれるような強い感情が起きてこない。人間は、新しいことを学ぶことを忘れると時代の流れに着いて行けなくなり、周りから置いてきぼりになる。それで社会から孤立し孤独を味わい始める。生きがいを感じられなくなると人生の終着駅が見えてくる。

好奇心があるシニアほど喜怒哀楽を味わっている。今年65歳になった私の妻は好奇心でいっぱいである。先日、こんなことを言っていた。従妹の女医さんがいつも旅行で宿泊するホテルがドーミーイン。このホテルは夜泣きそば、湯上りのアイスクリーム、乳酸菌ドリンクなどが無料サービスがあってコスパが良いと妻に話していた。妻はドーミーインの無料サービスに興味津々になった。

5月の連休後にドライブ旅行に行くのだが、泊まるホテルがドーミーイン泊まるホテルがドーミーインになった。

高齢者が生き生きした生活を送るには

一週間が過ぎ去るのが早い。69歳になって自分の寿命が20年、30年もあるとは思っていない。後10年生きられれば79歳。私の感覚では80歳になる前までに多くのシニアが何らかの理由でこの世を去って行く。女性よりも男性である。時間を感じる感覚がその人の生活習慣で違ってくる。

暇な時間をうまく使えないシニア男性は過ぎ去る時間が遅いと感じるかもしれない。何かの目的に向かって時間を使っているシニアは時間が足りないと言って時間が過ぎ去る速度が早いと感じる。暇な生活をしているのか、忙しい生活をしているのかで時間感覚が違う。

毎日、毎日やるべき事が決まっていてそれをこなして行かないと生活が回らないというシニアは幸せかもしれない。一番良いのは年齢と体力にあった時間の使い方である。自分の活動をコントロールできる生活習慣を身につければそれが可能になる。問題は他人が自分の時間をコントロールしている場合である。

自営業で働いているシニアと雇用されているシニアでは時間のコントロール権限が違う。自営業者は自分のライフスタイルに合った時間の使い方を作れる。他人に雇用されて生活をしているシニアはそれが出来ない。仕事が忙しければ、自分の時間がすぐに消えて行ってしまう感覚を持つ。 

高齢者が生き生きした老後を送るには自分に与えられた時間をどのように料理すれば良いかで決まる。

生き生きした時間の使い方を考える

暇よりも忙しい生活のほうが時間を有効に使ったという感覚を覚える。夜寝るたびに明日やるべきことが頭に出てくる。ああやってみよう、こうやって見ようという考えで明日が待ち遠しくなる。そんな日々を送れるような生活習慣を作り出す。何も明日やることがない高齢者は明日が来るのを楽しみにしていない。ただ、時間がゆっくりと過ぎ去るのを待つ。 

70歳を過ぎたシニアが健康障害で病院通いを始めると持病中心の生活習慣が始まる。その中で自分の時間を楽しく使うことを考えないと残り少ない人生の時間を無駄に使うことになる。シニアにとって健康と体力維持は余生を楽しむ上で最低限の条件になる。 

加齢による身体の衰えは時間の使い方を変える。

60歳代シニアが精神的に息詰まった時にやるべき1つの事

60歳代の男性は若くもなく年寄りでもない宙ぶらりんの人生ステージにいる。仕事で退職を強いられ、転職先を探して勤め始めても65歳でまた会社を後にする。仕事探しをするが、年齢が邪魔をする。年金は受給できるが金額が不十分。体力があり、健康であるので何かをして生活費を稼ぎたいと思っているが何をしたら良いかが分からない。そんな状態が続くとため息だらけになる。

精神的な欲求と現実とのギャップで息が詰まる!定年退職をした会社員ならば、欲求と現実とのギャップを誰もが味わう。理想は会社員生活を続けられること。それも自分の職歴が生きる職場となる。そんな欲求が受け入れられないという現実に戸惑う。きっと、自分の実力と職歴で新しい就職場が見つかるはずだと信じていても受け入れる側の会社は別の視点で物事を考えている。

65歳の人材よりももっと若い人材を求める。それを超える魅力が自分にあるかを問われるとそんな才能やスキルがないことに気づく。自分の欲求と現実とのギャップで精神的に行き詰まる。求める解決案はすぐには見つからない。今までの思考を変える必要がある。そのためには違った刺激を脳に与える必要がある。

意外に知られていないシニアが小銭を稼ぐ方法

60歳代のシニアで余った時間をお金に変えたいという人がいると思う。大きなお金を稼ぐには特別な才能が必要だが、小銭を稼ぐぐらいならば誰にでも出来る方法がある。但し、インターネットで情報発信をするという作業が必須になる。自分専用のブログサイトを所有して自分が提供する情報を読んでくれる人を集めることが大前提になる。 

またはもっと現実的に自分の労働力を「時間で売るアルバイト」をする。ファストフード店のマクドナルドは積極的にシニア労働者を雇用している。ちょっとした小遣い稼ぎになることは確かである。暇で何をして良いか分からないシニア男性ならば、何も考えずにマクドナルドでのアルバイトを体験してみてはどうか。新しい刺激を味わえる。

暇な時間を広告収益で稼ぐ 

80歳を越えたら何をして老後を楽しむのか?死ぬ前にやっておきたい事とは

80歳の越えても普通の生活が出来ている老人が多い。私の観察では、元気な人は体を鍛えている。定期的な筋肉運動やちょっとしたスポーツをしている。体の新陳代謝を活発にする生活習慣を持っている人たちである。元気で健康的な体を持っていると次に困るのは、「暇な時間」を何に使えば良いかである

私達の体は神様から借りた体であると思っている。借りた体は返さねばならない。それが死というイベントになる。いつ借りた体を返すのかは神様のみが知っている。その時まで借りた体を使ってこの世を楽しめる。そんな感覚が年齢を重ねる度に強くなる。

来年69歳になるが、心はもう70歳の声にさらされている。70歳代は長生きが出来るかどうかの節目になる。老化で免疫力と筋力の低下がひどくなり健康を維持できないシニアが増えてくる。80歳以上生きたいシニアは今から健康と体力強化を考えてアクションを起こす必要がある。

「老化は足から来る」と言う。足の筋肉が痩せているシニアが多い。肥満の人は筋肉の代わりに脂肪が足に増えている。脚力が衰えると人間も動物も死に向かう。自分で移動できなくなったら生活をする上で不自由になり、介護対象者になる。

介護されるシニアは幸せか?いいえ、幸せではない!過去の自分の体に戻りたいと訴えるが、そう簡単には戻れない。リハビリのための筋トレをMBLの大谷翔平のようにストイックにやらねば戻れない。老後の生活を80歳を過ぎても楽しむためには神様から借りた体を維持することが大前提になる。

リュックで気をつけることは何か?シニア男性の外出のお供

マジックミシンと言う洋服直しのお店に行ってきた。お気に入りのジャケットの一部分が擦り切れて穴が空きそうになったからだ。いつも、ジャケットの上にリュックを背負って仕事に出かけている。歩く度にリュックが横揺れして特定の部分が擦れてしまった。

リュックを背負って仕事に行くときいつも困ることがある。それは雨が降ってきたときにリュックの中に雨が入ってくることだ。リュックにはパソコンが入っているのでショートするリスクが有る。過去に一度20万円以上するパソコンを雨でやられてしまった。

重いリュックを背負い続けると肩こりになる。体にピッチリと背負い固定する仕組みがリュックにないとリュックは疲れる。私は新しいリュックを購入する時は必ずチェストベルトがついているリュックを探すことにしている。チェストベルトのないリュックはなで肩の肩からショルダーストラップが落ちやすい。

定年退職後に第二のキャリアを始めるにしても年金生活をするにしてもリュックは必需品になる。外出時にリュックを持っていくのが当たり前になる老後の生活。良いリュックを探して後悔しないようにしたい。

シニアは3つの事で健康を意識した生活が始められる

シニアになると自然と自分の健康に意識が行く。意識が行くが、健康的な生活を始めるにはどうしたら良いかが分からない。今までの生活習慣が正しいのかも分からない。人間ドックを受けると悪いところだけ指摘されるが、何をすれば健康になれるかを具体的に教えてくれない。

68歳のシニア男性であるが、私が心がけていることは食事、運動、睡眠、体重である。シニアは老化で筋肉量を失い始める。それが酷くなると自分の体を自由に動かすことが難しくなり普通の生活を維持できなくなる。それを防ぐにはタンパク質の多い食事と筋肉を増やす筋トレである。

定期的な運動を始めると自然と食欲が増え、睡眠も十分取れ始める。体を積極的に動かす生活習慣が作られると肥満に成り難くなる。生活習慣病の入り口は肥満である。それを予防するには食事、運動、睡眠、体重に気を使うことである。

68歳シニアのダイエット記録スマホアプリに挑戦してみたら

人間ドックの結果で糖尿病になる可能性がある数値が現れた。空腹時血糖値(mg/dL)が114になった。正常値の上限は、110mg/dLであるので4mg/dLオーバーした。この数値がどれだけ悪いのかは分からない。ただ、一過性の場合がある。

義母の介護で人間ドック2ヶ月前からいつもの運動量が減って過食気味であったからだ。今まで血糖値がオーバーすることはなかった。今回が初めてだ。

歳を取り始めると体が老化する。全般的から部分的に機能低下が現れてくる。これは、致し方ない。生活習慣病なのか、そうでないのかは分からない。今までは、何も生活習慣病の予兆がなかったからだ。そこで68歳に私が始めたことはいつもの筋トレ+摂取カロリー制限の食事である。

摂取カロリー量をモニターするために「あすけん」アプリを使って朝、昼、夕の食事でどれだけカロリーを摂取しているかを確認している。「あすけん」アプリでは毎朝の体重と体脂肪率、朝昼夜の食事データをインプットするだけで栄養素とカロリー状況を教えてくれる。

60歳からの人生をどんな人生にしたいか?

60歳で定年退職のシニアが多い。小学校から大学まで学校生活を体験し、会社勤めを22歳から60歳までする。会社勤めが学校の延長線のような生活である。学校では授業料を支払い、会社では給与を頂く。会社での生活が1日の時間の大部分を占めている。

定年退職後、1日の大部分の時間がポカ~ンと空いてしまう。自由になれた喜びとあまり余った時間の使い方に戸惑う。 定年退職後の計画が出来ているシニアとそうでないシニアでは時間の使い方で大きな差が生まれる。再就職先を探して働き始めても65歳、70歳で雇い止めになるのは目に見えている。その後どうするかを考えていないシニアが多い。

会社員特有の流れに任せる人生を続ける定年退職者が多い。自分の人生を他に任せにしている感じである。今、自主的に自分の人生を組み立てる準備をするタイミングにいる。自分は一体何をして余生を楽しむのか?何をやっていれば幸せを感じるのか。60歳になった時点でそんなことを真剣に考えて準備すべきである。

シニアの居場所はどこか?シニアが集まる場所ランキング

60歳代で働いていない生活を始めると自宅以外に自分の居場所を見つけなくてはならない。シニアの居場所探しは、定年退職後に直面する問題である。65歳を過ぎると年金だけで生活をするシニアが大半になる。毎日が日曜日の生活が続くが、あまり余る時間を使う場所が見つからない高齢者が多い。

ブラブラしている老人たちを羨ましがる会社員がいると思うが、老人たちは決して幸せではない。好きで街中をブラブラしているのではないからだ。やることがない、見つからない老人だからである。人によっては自分の時間を社会に恩返しする意味合いでボランティア活動をしている。そのような思考や意欲がないシニアは人生という川の流れに任せて暇を潰している。

毎日が日曜日の老人は自宅にいられない。妻が嫌がる。外に居場所を見つけなければならない。多くの高齢者は街中散策をする。人通りを楽しみながら、街中の変化を肌で感じ合う。街中散策そのものがシニアの居場所になるかもしれない。特定のエイリアに身を置くことで街中から発信される刺激を楽しんでいる。