64歳から100歳までの生活を夢見るにはどうするか?

今、64歳である。70歳まであと6年間ある。70歳までの生活、80歳までの生活、90歳までの生活、100歳までの生活を夢見てみたい。いつまで生きられるかわからないが、とにかく夢見てみたい。その理由は、自分の人生ステージを先に作ってあると人生の羅針盤を組み立てやすくなるからだ。

60歳以降のシニアは、遅かれ早かれ自分で自分の人生を組み立てる必要がある。それが出来るシニアか、出来ないシニアで老後の生活は相当変わるはずだ。生きがいを自分で見つけて生きる人生か、流れるままに流される人生かだ。自分の人生は、自分でコントロールしたい。夢見ることでそれが可能になる。

100歳から10年毎に時間を下って自分の未来生活を夢見る

100歳の誕生日を迎えた。90歳から100歳までの人生を振り返ってみたい。

インターネットで独自ビジネスを100歳になった今でもやっている。ひ孫にあげるための小遣い稼ぎをしている。足腰は60歳代から始めた筋肉トレーニングのお陰で普通の人のように使える。杖の生活は無縁である。100歳になっても近くのスポーツセンターに週1回出かけて筋肉トレーニングをしている。筋肉トレーニングの影響で体格は、80歳代のシニア以上に頑丈に見える。

持病の緑内障は、ひどくなり両目の半分以上が見えなくなる。バイオテクノロジーのお陰で視野範囲を広げる器具が生まれる。それを利用すれば、持病の緑内障はそれほど意識する必要がなくなる。

聴力も衰えるがこれもバイオテクノロジーで今まで以上に聞こえるようになる。100歳になると五感機能の衰えを改善するバイオテクノロジー器具が政府からプレゼントされるので生活を自分で維持できるようになる。普通の生活が自分でできるので介護を必要としない生活が送れる。

自分でできない力仕事は、全て家庭に常駐するアシスタントロボットがやってくれる。問題が発生すれば、アシスタントロボットがしかるべき場所に連絡し、レスキュー隊がやってくる。

90歳からずっとインターネットを経由した世界各国のシニアたちとシニアだから出来るプロジェクトに参画する。家内はまだ90歳代なので若い。家内も普通の生活が出来ているので友達と一緒に世界一周旅行に出かけている。自動パイロットのジェットエアー自動車が当たり前の社会になる。

90歳の誕生日を迎えた。80歳から90歳までの人生を振り返ってみたい。

夫婦でフィンランドの大学に80歳から90歳まで留学・滞在する。地球温暖化の影響でフィンランドは日本の四季のような気候になる。日本食は、世界中どこに行っても食べられるインターナショナルフードになっている。食べる食べ物も多彩になり味で困ることはなくなる。市民権を得てフィンランドの社会で社会活動をする。

フィンランド語は、自動通訳機器を使うので学ぶ必要はなくなる。フィンランド人も同じ自動通訳機器を持っているので日本語でもフィンランド語でも問題ない。フィンランドの大学では、自然環境学を夫婦で学ぶ。フィンランドを中心にヨーロッパ各地の自然観察に出かける。自然環境学を学ぶ各国の学生(若者からシニアまで)6人でフィールドトリップになる。

イギリス、ポルトガル、ギリシャ、ウクライナ、ロシア、スイスなどに半年ほど滞在してその国々の自然環境を観察する。地球温暖化による影響で動植物に大きな変化が現れる。現地の住民と一緒に変化した自然環境に適応する生活様式を研究する。私たち夫婦の課題は、シニアの生活適応能力をいかにして高めるかだ。

世界各地で環境の変化に適応するための研究が活発になり、大学が中心になって人間の適応能力を高める生活様式を研究しはじめる。新しいことを学びながら自分たちで出来る社会貢献活動を行う。大学生という身分をフルに活用しながら企業からのスポンサーを得て生活費で心配しない学生生活を送る。

80歳の誕生日を迎えた。70歳から80歳までの人生を振り返ってみたい。

スポーツセンターで長年やり続けた筋肉トレーニングのお陰で目標とした筋力を達成できた。80歳で80キロのバーベルで上げることだ。80歳であるが筋肉トレーニングを週2回やり続けたおかげで体格は、60歳の時の体格を維持できている。胸の筋肉が厚く、逆三角形の体型だ。70歳からずっとスポーツセンターに週2回各2時間ほど上半身と下半身の筋肉を鍛えている。20キロのダンベルを左手、右手で持って片足スクワットをする。自分の体重75キロに40キロを加えて115キロを片足でスクワットする。

筋肉トレーニングでカラダを鍛えるのが目標になる。筋肉痛を味わうことで体の中から生まれてくる成長ホルモンの分泌を促す。成長ホルモンは、体に若さを与える。新陳代謝を向上させるのだ。

家内とは、月2回東京や横浜の近辺で10キロを越す散策に出かける。ドローンを飛ばして私たち夫婦の散策風景を録画する。録画された動画を編集してYouTubeにアップしてグーグルの広告収益を得る。散策をお金に換える動画ビジネスを展開している。政府は、定年退職をなくし、80歳まで高齢者が働くよう義務付けた。少子高齢化で高齢者も働かざるをえない。

雇われて好きでもない仕事をするよりも自分で作り出した仕事でお金稼ぎをしたほうが良いと思い、ネットから得られる広告収益ビジネスに特化する。ドローンを使ったビジネスが一般大衆化しているため、企画力が重要になる。私達だけが出来るシニア向けのドローン動画を撮影してYouTubeで広告収益を得る。

Joomla CMSを使った法人向けサイト構築ビジネスを止めてシステム保守とウエブサーバー管理サービスに特化する。ホームページの制作ビジネスはビジネスとして成り立たなくなり、誰でも簡単にホームページを制作できるウエブサービスが全盛となる。ホームページを代行して作るビジネスからホームページから利益が生まれるようにする運営代行サービスが中心になる。

60歳からやり続けている自己完結型ビジネスモデルが完成して多くの時間を割かなくても自然にお金が空から降ってくる仕組みが出来上がる。夫婦で好きなシーズンに長期間海外で生活しながらビジネスが継続できる生活環境が出来上がった。

70歳の誕生日を迎えた。60歳から70歳までの人生を振り返ってみたい。

61歳から厚生年金の一部を受給し始めた。65歳になってフルの年金を受給し最低限の生活費は確保できた。だが、最低限であるので余裕が無い。余裕は、法人向けのサイト構築サービスで作り出すのだが、時代はホームページ制作ビジネスが成り立たなくなる時代に突入した。誰でもが簡単にホームページを制作できるウエブサービスが無料から有料まで幅広く提供され始めたのだ。

お客は、ホームページ制作よりもホームページを使ってより多くの売上を増やすサービスに目が行き始める。ホームページを持っていても誰もやって来ないホームページではなんの意味もないからだ。ニーズが集客により強くシフトしてきた。インターネットビジネスが法人から多くの個人に移ってきた。その中には、60歳代のシニアも多い。会社に務めなくても個人事業主となって自活できるインターネットビジネスの幅が出来上がってきたのだ。

会社は、社員に副業を奨励し始めた。会社外で光るスキルを身につけさせる目的で社外での活動を自由にした。自社内だけのリソースでは競争に勝てないため積極的にスキルやアイデアがある個人事業主とコラボするビジネスに目を向け始めた。60歳代のシニアがインターネットビジネスを学び、進出し始めた。インターネットを活用するメリットがシニアにも理解され始めたのだ。

衰退する法人向けサイト構築ビジネスから撤退するために自己完結型ビジネスモデルの基盤を構築し始めた。70歳の誕生日を迎えてその基盤が出来上がり、自活できる売上を計上できる規模になった。後は、時間をかけて売上規模を増やす地道な努力を続けるだけだ。

70歳になったが気分は50歳の時の自分と同じだ。筋トレで筋肉の鎧を付けて元気よくビジネスに励んでいる。自分独自の生活リズムが出来上がり、毎年一つづつ新しい習慣を身に付けている。新しい習慣を身につけることで人生に刺激を作り出す。少子高齢化で人口の半分が65歳以上になった。横浜の街を歩けば、目に入る人たちは高齢者ばかりだ。若者を見つけるのは、金曜日の夜ぐらいだ。駅近くで恋人を待つ若者たち。

面白い事にシニアのカップルが若者に混じって増えている。若者たちのカップルとシニアのカップルで金曜日の夜はいっぱいになる横浜駅だ。