脳を刺激する脳トレーニングの生活習慣(認知症予防対策)を何にするべきか?

認知症予防には脳トレーニングが良い。脳トレーニングとは、脳を刺激する活動である。脳を刺激する活動は色々ある。新しい事に挑戦すると上手く出来ない。脳が新しい事に慣れていないからだ。新しい事をやり続けると脳は新しい事に慣れさせられる。この過程で脳は刺激され脳トレーニングになる。頭を使う作業は脳トレーニングになる。

私を含めて脳トレーニングを意識して毎日行うのは面倒と思う。もっと自然な形で脳トレーニングが出来ないのだろうか。生活習慣の中にうまく取り込める脳トレーニングを見つけて生活の一部にすれば良い。

脳を刺激する活動はたくさんある。医者は老人に外出を勧める。外に出て五感に入る情報を増やす。体を動かして脳を刺激する。自宅ではテレビを見るなどの受身的な活動ではなく、自発的に行動することを考える。料理を作る、掃除をする、手紙を書く、洗濯をする、ストレッチをする、日記を書くなど。自発的に頭を使う行動を取ることである。

60歳を過ぎたら認知症予防(脳トレーニング)

私は、ウエブでブログを書いている。ブログが日記になっている。パソコンのキーボードを指で押して文字を書いていく。ブログを書く時に脳の中では、いくつかの作業が行われる。

脳を刺激する日記やブログ執筆

  1. 書く内容を考える
  2. 文章を作る
  3. 文字を指でキーインして行く(ブラインドタッチで)
  4. 書いた文章が可笑しくないかを確認する

4つの作業は全て脳を刺激する。毎日ブログで書く内容は違うので書くたびに脳は刺激を受ける。ノートに日記を書く行為も同じである。頭を使う行為が脳を刺激して認知症を予防する。

つまり、脳トレーニングは脳に刺激を与える活動であれば何でも良いのである。自分が好きなピアノを練習するだけでも脳トレーニングになる。編み物も良い。新しい習慣を作る行為も脳を刺激する。慣れない事を敢えてやる事もそうである。脳を刺激しながら慣れない事に慣れる過程で脳は刺激される。

脳トレーニングの生活習慣を身につける

指を動かす動作や頭を使う事は、体に支障がある老人でも簡単に実行できる脳トレーニングになる。私はホームページでブログを書いている。日々の出来事や考えを文章にして記録に残している。これが生活習慣になっているので自然な形で認知症予防対策をやっている。

ピアノを習う

私の妻はピアノを個人教授している。最近、70歳を過ぎたシニア男性が二人ピアノを習いたいと申し込んできた。ピアノは指を活発に動かす。楽譜の音符を見ながら両手の指をリズムに乗って動かす。この作業が脳トレーニングになる。趣味としてピアノを習う人たちは自然な形で脳トレーニングをしていることになる。それも音楽を楽しみながらである。楽しいことは続けられる。

彼らは週1回のピアノレッスンのために自宅でピアノ練習をする。自然と脳を刺激する新しい生活習慣が出来上がる。音を出す楽器ならば、指と頭を使う。ピアノでなくても良い。生活習慣に音楽が入り込むことで絶えず脳トレーニングが出来る。

スポーツジムで筋トレをする

シニアは老化現象で体の筋肉を失い始める。体を活発に動かさないと筋肉を使わなくなる。使わなくなった筋肉は衰える。これが長く続くと歩行障害が発症する。この問題を解決するために医者は定期的な筋トレをシニアに勧めている。筋肉は負荷をかけて鍛えると成長する。失った筋肉を取り戻せるだけでなく増やす効果もある。

ただ、時間が最低1年間ほどかかる。1年間続ければ、筋トレが生活習慣の一部になる。筋トレの良いことは認知症予防対策になることである。体を動かす行為は脳を刺激する。筋トレを始める前に体をストレッチ運動で柔らかくする。筋トレの終わりに使った筋肉を解すためにまたストレッチ運動をする。この作業で脳は活発に使われる。

体を鍛えることで健康増進が出来、認知症予防もできる。

自分で刺激を作り出す生活習慣が認知症予防になる。体が元気で働けるならば、アルバイトをするべきである。仕事をすること自体が体と頭を使うことになる。その上、お小遣いがアルバイト代としてもらえる。健康増進のため、認知症予防のため、お小遣いを稼ぐためにアルバイトはお勧めである。

結論

還暦を過ぎると物忘れが多くなる。老化現象なのだが、これがひどくなると認知症予備軍になる。老後の生活は暇になる。暇は脳を刺激しない。認知症は脳の活動が減少する過程で発症する。脳トレーニングをして脳を意識的に刺激する必要が出てくる。それを自然な形で実行するには脳トレーニングを生活習慣にすることである。

お勧めな生活習慣は、パソコンで日記やブログを書くことである。パソコンで文字入力するにはキーボード入力を覚える必要がある。キーボード入力は両手の指を使う。これが脳を刺激する。日記の文章を書くことも脳を使う。その意味合いでパソコンで日記やブログを書く生活習慣は認知症予防対策になる。