義両親の介護施設をどう考え、対応するか?

在宅介護と在宅治療は、健康な家族や親族を疲労で病気にする。大家族であった昔と違って手が空いている家族がいない。少子高齢化社会で働ける人は労働に駆り出される時代に向かっている。在宅介護と治療は、程度の差はあるが家族の時間と体力を消費する。在宅介護を経験したシニアであれば、私が言いたいことが分かるだろう。

お金があれば、お金に余裕がある両親であれば、在宅介護ではなく介護付有料老人ホームに任せることが出来る。どれだけの家族がそのオプションを持っているのだろうか。貧富の差がこんな所に出てくる。私が介護される立場になる年代は介護施設の空きがあるだろうか。公的な老人ホーム(特養老人ホーム)は料金が安いのでいつも順番待ちだ。

長生きをしている人生の先輩たちが私より先に特養老人ホームに辿り着くだろう。介護環境が整った社会になっていれば、こんな事を心配する必要が無いのだが、日本が北欧のような福祉国家になるのは私が他界してからだろう。

義母と義父の介護でお金がかかる

老健でご厄介に成っている義母が利用期限の3ヶ月が過ぎるため別の老健に引っ越しをすることに成った。老健はリハビリ施設であるため、入居期間が3ヶ月と決められているらしい。体の状態は、自宅介護のときよりも良くなってきている。

ただ、

自分の足で歩ける状態ではないため、介護支援が必須だ。3ヶ月間は要介護3の老人を元に戻すには短すぎる。もともとの原因は、転倒による背骨の圧迫骨折であった。骨折がすぐに治れば、足の筋肉があれほどまで衰えなかっただろう。義母の問題は、足の筋肉の衰えと低栄養失調である。88歳の老人の足を歩ける足にするには、長いリハビリが必要だ。

現在の老健は、月額16万円前後の費用が発生している。幸運にも義父と義母の年金だけで対応ができている。次に引越しする老健も同様のコストが発生する。老健のお世話になっている限り、二人の年金収入範囲で何とか成るのがわかった。

問題は、世田谷区の特別養護老人ホームに入れるのがいつになるかだ。区の特別養護老人ホームであるならば、民間の介護施設よりも断然安い。多分、老健で発生している月額費用に近いのではないかと思っている。この範囲であれば、義母の介護施設費用は大きな負担にはならないだろう。

民間の介護付有料老人ホームは、お金次第で天国と地獄になる

義母の健康状態が良くなり、杖で自力移動ができるようになれば義父と一緒に入れる介護付有料老人ホームを探すことになる。義父は、介護支援1であるため、区の特別養護老人ホームに入居は難しい。しばらくは、義母は老健施設でリハビリに励みながら足を鍛えることになる。

義父がいつまで自宅で生活が続けられるかだ。この1,2年のうちに体力の限界を感じて介護付有料老人ホームで生活をしたいと言ってくればその準備をしなければならない。既に、万が一のために介護付有料老人ホームを探してほしいと依頼されているがあまり多くの選択肢がない。民間の介護付有料老人ホームは、高過ぎる。

義母は、要介護3であるので今後のリハビリでどれだけ足の筋力が回復するかだ。出来るならば、要介護3であるうちに世田谷区の特別養護老人ホームに入居できるのが理想だ。義母の終の棲家は、世田谷区の特別養護老人ホームになるだろう。

大きな費用負担は、義父の介護付有料老人ホームで発生する毎月の費用だ。最低でも月額30万円以上になるのではないかと思っている。こうなると二人の年金収入では足りない。義父と義母の金融資産で賄われるならばそれが一番良い。もし、それが難しければ、家内の兄夫婦と私たち夫婦で費用負担を分担することになる。 

自分たちの老後を考えると親の介護負担は厳しい面があるが、働いてお金を稼いでいる限り何とか成るという感じがする。家内の兄夫婦も私たち夫婦も子供が巣立って自分たち夫婦の生活費だけだ。両夫婦も自分たちのビジネスを展開しているので年齢で仕事を失うリスクは少ない。毎月稼げる状況になっていれば、後は私達の体力次第だ。

立場を変えて、私たち夫婦の老後を考えると介護される状態になる前に他界するのが一番好都合だ。お金がないので両親の介護ができないという家庭がこれから増えてくると思う。もう、既にそうなっているのかもしれない。私達の老後で直面する介護生活は、目に見える問題であり、今からその対策を取らねばならない。

先立つものはいつも「お金」だ!

私ができることは、できるだけ長く働いてお金を稼ぎ続け、自分たちの介護費用を溜め込むことだ。同時に健康寿命を伸ばす生活を送ることだ。

 

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