NPO団体の仕事で「東京くらしのフェステイバル」の展示会に行ってきた。浅草の雷門からちょっとの所にある東京都立産業貿易センター台東館で展示会が開催される。その前に1時間ぐらい浅草の清水寺辺りを見学してきた。雷門の清水寺は毎年3000万人の観光客が訪れるほど観光客であふれていた。特に海外からの観光客が目立っていた。
午後2時ごろからNPO団体の展示会の仕事を始めた。出展企業の製品を評価する仕事である。介護関連の製品が多かった。その中で目に留まった製品が、難聴の老人の耳に聞こえる「ミライスピーカー」だ。
ミライスピーカーは難聴の老人の耳に聞こえるバリアフリースピーカー!
ミライスピーカーは、難聴の老人に「聞こえる音」を届け、健聴者にも近くではうるさくなく、遠くでもはっきりと聞こえるスピーカーである。
ミライスピーカーの製品説明は、(株)サウンドファンのホームページで詳しく読めるので参考にして下さい。
ミライスピーカーの良い点は、テレビのイヤホンジャックにプラグを差し込むだけでテレビのスピーカーと並列して使える事である。健聴者は、テレビのスピーカーとミライスピーカーから同時に音が聞けるが難聴の老人はミライスピーカーから音を聞く事になる。その時の音量が健聴者と同じ音量で聞けることである。
難聴の老人がいる家族がテレビを見る時に問題になるのは、健聴者には聞こえても難聴の老人には聞こえ難いテレビの音量だ。老人の耳に聞こえる音量は、普通の人にとっては大きすぎる音量になる。ミライスピーカーをテレビにつなげる事で難聴の老人に音量を合わせる必要が無くなる。
老いて来るとどうしても耳が遠くなる。耳が遠くなると楽しめるテレビも楽しめなくなる。この問題を解決するスピーカーとして今後注目が行く製品である。
老人は、目が悪くなり、耳も聞こえ難くなり、足も弱まる。それぞれの問題を解決する製品がこれから続々と生まれて来るだろう。