65歳のシニアは人生に迷い始める。今までに経験した事が無い世界に置かれるからだ。通い慣れた会社から、「もう、きみは会社を卒業したんだから一人で生きて行きなさい。そのために退職金と第二のキャリア研修を提供したのだから。自分で自分の世界を開拓しなさい。」と言われたからだ。
組織にぶら下がって保護された世界で生活を長く送ってきただけに組織から放り出されると自分に自信が持てない。こんな65歳のシニアが多い。会社でどんなに実力があり、役職についていても一人では何にも出来ないという現実に直面する。本当に実力がある人は起業して会社の社長をやっているはず。
今までの会社生活で刷り込まれた人生観が会社を卒業するときに崩壊する。会社を中心に人生を考えていた生活から自分を中心に人生を考える変化についていけていないシニアがほとんどである。会社生活中心のモメンタムがまた会社に再就職するという活動につながるのだが、社会は冷たい。再就職ができない年齢になっていることに気がつく。会社で部長であったから次の職場もすぐに決まると思っていても現実を思い知らされる。
自分の人生の考え方を変える時が来ている。会社組織に頼らない、自分の能力とスキル、そして新しいことへの挑戦で第二の人生を切り開くしかない。過去の勲章を捨てて、一からこれからの人生を開拓する。
