
ピザを食べている老人をあまり見たことが無い。80歳を過ぎても食欲旺盛な老人をあまり見かけない。歳を取ると食が細くなるというが、自然にそうなるのだろうか。アクティブに外で動き回ることが少なくなり、エネルギーをそれほど必要としない生活になるからだろうか。
食べ物は、生きていく上でのエネルギーを体に与える。エネルギーが少なくなると体内にある脂肪や筋肉がエネルギーとして使われる。徐々に体は細くなり体重も減ってくる。義母が老人ホームに入居している。年齢が95歳。最近、食事を取らなくなった。今は、栄養が入っている水だけ。体派にマシに縮んで言っている。延命処置はしないということで自然の流れに任せている。
老衰でなくなることになる。固形物や流動食を取らずに栄養水だけでベッドの中で寝ている。目を開けて起きることもない。面会に行くたびに食事を取らない人間の行くすえを目の辺りにしている。食べ物と水は生きるうえで必須であることを実感している。
肉体は水と食べ物で形付けられる。食事のカロリーが減ってくると体は枯れてくる。老人は細く、小さく縮んで行く。