シニアの外出時に財布を自宅に忘れお金で困ったらどうする?

仕事で外出する時に財布をよく忘れる。財布を自宅に忘れたのに気がつく時は通勤定期を駅で使うときが多い。財布に通勤定期が入っているからだ。自宅から最寄りの駅まで20分ぐらい歩く。妻に電話をして自動車で持ってきてもらうこともあるが、それは極めて稀である。妻に電話すれば取りに帰って来てと言われる。

現金さえ手元にあれば、何とか1日を無事に過ごせると思あった時にスマホに入っている銀行アプリで現金を引き出せる。最近、それを知った。セブン銀行とゆうちょ銀行のATMはアプリで現金を預けたり、引き出せたりできる。

セブン銀行のATMはセブンイレブンの店舗に置かれている。ゆうちょ銀行のATMは郵便局と提携先のファミリーマートに置かれている。セブン銀行もゆうちょ銀行も全国展開をしているので旅先でも利用できる。手元にクレジットカードやキャッシュカードがなければ、スマホにある銀行アプリだけでお金を引き出せるのは非常に便利でありがたい。

なぜ、シニアは夜テレビをつけっぱなしの過ごし方をしているのか?

夜の時間を有効に使っているだろうか。そんな疑問が頭の片隅にある。昼間は、仕事をしているので夜は仕事から離れたい。パソコンの画面を長時間見ているので夜は目を休める意味でパソコンから離れたい。そんな思いがいつもある。

ふと、仕事をしていない引退生活をしている高齢者の夜はどんなものなのだろうかと考える時がある。69歳の生活は半分引退生活に近い。年金収入と自営業売上で何とか生活を続けている。仕事はほぼ趣味の範囲になっている。売上を上げるための強い動機もない。好きだから今の仕事を続けているという状態になる。

従って、夜仕事をすることは殆どない。では自分の夜の時間を考えてみるとテレビは寝るまでオンである。夫婦一緒に居間で何かをしている。私が新聞を読んでいると家内は好きなテレビ番組を見ている。二人ともテレビを見ていなくてもテレビはどこかの番組を映している。

日頃の習慣として「オンになっているテレビ」が当たり前の生活になる。

65歳以降のシニアの生活は変わる!

60歳代のシニアは年金受給前のシニアと受給後のシニアで生活が変わる。年金受給前のシニア60歳から64歳までは生活費を稼ぐために何らかの仕事をしている。65歳からは年金受給がフルで頂けるのでその時点で働き続けるか、自由な生活を始めるかの決断をすることになる。

60歳のシニアは定年退職した会社で65歳まで継続雇用されるか、別の会社に転職するか、派遣社員になるか、独立するか、または、パートとアルバイトをかけ持つ生活をするかだろう。60歳代は働く気力と体力はまだある。60歳代前半の人はまだまだ社会で働き続けるだけの資質を持っている。その意味合いで特別に変わった生活を送る人は少ないかもしれない。

しかし、65歳を迎えると自分で自分の余生をプランして実行することを求められる。誰も手助けをしてくれない。それが出来る年齢になっているからだ。何歳まで生きられるかは分からないが、65歳からは世間はこれと言った人生の道を示してくれない。本当の意味で自分の人生を自分で考えて生きることになる。

残り少ない人生を楽しむには「頭の中で描いた夢」を実現させる事

人生は不可不思議な世界だ。色々な世界が社会の中にある。色々な世界を自分が選択できる。年齢や性別に関係なく、選択ができる。自分が今住んでいる世界は、子供の頃から渡り歩いて到達した世界になる。今の世界から行きたい世界があるならば、その世界を自分で描いてみる。自分が求めている老後の世界を頭の中に映像として浮かべてみる。

これが一番重要である。映像として描ける老後の世界は努力すれば近づいていける。一つの人生目標として映像にした生活環境に変えられる。それが可能な世界が人生である。抽象的な感じがするが、頭の中で描いた、想像した映像がハッキリしていればしているほどそれを現実の世界に変えやすい。

65歳を過ぎたシニアが求める世界はどんな世界だろうか。一般的に定年退職したシニアが不安を覚えるのはこんな事

  1. 年金収入と貯蓄だけでこれからの生活を維持できるのか?
  2. 今の健康を何歳まで維持できるか?
  3. 孤独と孤立
  4. どんな生活が老後に待っているのか?

仕事を辞めて自由な時間を得たのだが、これからどのような生活をすれば楽しめるのだろうかと誰もが考える。自由な時間を使って残りの人生を楽しむことが一つだけある。今まで実現できなかった自分の夢を実現させることである。子供の頃、学生の頃、社会人の頃に色々な夢を見たのではないか。その夢を現実の世界で実現できずに今に至ったシニアが殆どかもしれない。

自分の夢が実現できたとき、どんな気分になるだろうか。それを求める余生にしてはどうか。

目的別銀行口座で老後を楽しむ

目的別貯蓄銀行口座を作っている。特定目的のために貯蓄し、使うお金になる。

  1. 入院するような病気になった時に使う医療費支払いや貯めるための専用銀行口座
  2. 家族や夫婦で出かける旅行費用の支払いや貯めるための銀行口座

1の医療費支払い専用銀行口座への貯蓄は8年前から始めた。ちょうど、60歳になったときだ。その理由は、すべての保険を解約したからである。医療保険も生命保険も全てである。その代わりに自分で定期的に決めた金額を医療費支払い専用銀行口座へ振り込む。医療保険の費用は、支払金額の50%ぐらいが生命保険会社の利益になる。実際の自分の保険に回るのは半分の金額しか無い。

それならば、100%自分のために使える医療費支払い専用銀行口座へお金を振り込んだほうが良いと判断した。毎月5000円から1万円、医療費支払い専用銀行口座に振り込んで貯めている。まだ、使うような大病に直面していないのでお金は貯まって行っている。

2の家族みんなで出かける旅行費用の支払いと貯める銀行口座は来年から始める予定である。その他に目的別支払い専用銀行口座を作る。