この2、3年の間に終活年賀はがきを出す人が増えてきたと新聞やニュースの記事になっている。郵便局では、相変わらず、年賀はがきのノルマ販売で局員が苦労している。年賀はがきは郵便局で買うものと今まで思っていたが、昨年は家内のための年賀はがきを金券ショップで買った。ちょっとばかり安くなる。
郵便局の局員が自腹で買った年賀はがきを金券ショップに売っている。そんな仕組みが出来上がっている。この流れは、郵便局のノルマ販売が終わりを告げない限り続くだろう。
2021年の年賀はがきの値段は、
- 無地 63円
- 無地(インクジェット紙) 63円
- 無地(インクジェット紙写真用) 73円
LINEなどのネットコミュニケーションが広まっているためか妻も年賀はがきの数を減らし始めている。私のように年賀はがきを出さないと言う訳には行かないらしい。
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71歳になった兄がしきりに言うことは体力が落ちて疲れやすくなったと。60歳代後半には夕方夫婦で必ず数キロの散歩をしていた。自宅にいるよりも外で何かをしていた。それが70歳を過ぎると体を活発に動かさなくなり、自宅で暇をつぶす時間が増えた。
その結果、体全体の筋肉の量が減って動き回ることが辛くなり始めている。生活不活発病が発症していると私は思っている。定期的に体を動かす生活のリズムがあれば、生活不活発病は発生しない。引退して仕事をしなくなったため、日々の生活で体を動かす活動がなくなった。
体はどんどん弱体化し始め、持病の糖尿病も悪化し始める。糖尿病の人はできるだけ定期的な運動をしないと余分な糖分を燃焼できなくなる。運動しない生活は体の免疫力をますます弱体化する。兄には定期的な運動をするよう助言をしているのだが、体は楽な生活を求めてしまう。筋トレを勧めるのだが、自分で進んでやろうとしない。
筋トレの良さは免疫力を高められることである。その効果は私自身も肌で感じている。病気を1度もしないし、人間ドックの診断でも血糖値で一度も問題を起こしていない。
もし、兄が筋トレを始めれば糖尿病を改善でき、筋力も付き、免疫力も強化されて健康的な体を作れる。それが分かっているのだが、兄がその気にならない限り強制できない。免疫力を高めたい、体力をつけたいというシニアならば、今すぐにでも筋トレを始めることである。
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- シニアがスポーツジムで筋トレを始める時の動機は、こんな理由が多い。
- 体力と筋力低下で健康診断で筋トレを勧められる
- 痴ほう症予防で筋トレを始める
- 足と体幹を鍛えてロコモと姿勢対策をする
- 体重を減らす、または、増やす
- アンチエイジング対策で筋トレを始める
私が筋トレを始めたのは、米国の大学で筋トレのクラスを履修した時だ。米国人の体格は、筋トレのお陰で良い。日本人の私の体は、見栄えが良くなかった。肉体改造を狙って筋トレのクラスを履修した。このクラスで筋トレの基礎を学び、私の筋トレが始まった。私の筋トレの歴史は長いのだが、月に2回か3回ぐらいの頻度であった。
単純に自分の体格を良くしたいという動機であった。5年前に還暦を迎えて老化現象を意識し始めた。60歳を契機に筋肉の量が使わないと急激に減って行くという事を知った。
椅子に座って片足だけで立ち上がるテストをした。普通の筋力の持ち主ならば、片足で立ち上がれる。私は、5年前、片足で椅子から立ち上がれなかった。これがショックであった。
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私のパスポートは、昨年の8月に有効期限が切れてしまった。今月中に新しいパスポートを申請する予定でいる。10年有効なパスポートは、費用が16,000円だ。今、65歳だから75歳まで有効になる。体力を要求する海外旅行は、自ずと行けなくなる年齢がやってくる。その年齢は、本人の健康状態と体力、そして、最も重要な「行きたいという気力」次第だ。
75歳になるまで夫婦で海外旅行に行けるだけ行こうと思う。旅行資金も貯めながらだが。海外旅行に行けない体力や気力不足になったら、行き先を国内旅行にする。非日常の生活は、老人の脳に新鮮な刺激と楽しさを与える。お金は、使う事で何かを得られる目的に使うべきだ。老後のための不安予防で貯めるだけでは意味が無い。
生きているうちにお金を使って楽しさと喜びを味わう。旅行にお金を使うのは理にかなっている。
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仕事をしていないで完全に年金生活に入っている高齢者は、目的がある生活をしていない限り時間を持て余している。午前中のマクドナルド、ドトールカフェ、図書館、デパートの休憩場所を覗いてみればつまらそうな顔をした老人たちがいっぱいいる。この世界で生きているだけという印象を与える。
仕事をしなくても食べていける老人たちは、生きているだけの生活で満足しているだろうか。仕事をしないと生活が出来ない老人たちは、ある意味で幸せだ。生きるために仕事を探し、一生懸命働いている。少なくとも、働かないと生きけいけないという動機と目的がある。
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いつも感じる事がある。横浜の街中を歩いていると多くの老人たちを見かける。ほとんどが、70歳以上の方々のようだ。その印象は、痩せ細っている体から来る。全員が痩せた体つきとは言えないが、力強さは感じない。老人になると自然に体が痩せてくるのだろうか?
素朴な疑問である。私自身、65歳のシニアだが10年後、20年後には痩せ細ってしまうのだろうか。私は週2回から3回スポーツジムで筋トレをやっている。お腹の周りに皮下と内臓脂肪があるためかスッキリした感じがない。おへその周辺が贅肉でちょっと膨らんでいる。
60歳、70歳でダイエットをしたいと思っている老人たちも多い。私の知人で75歳ぐらいの男性は誰が見ても超肥満体である。自分の体が重くて歩いては一休みである。体全体が痩せていく傾向はないが、体の中の筋肉が確実に痩せていっているのが分かる。
老人で痩せている人も太っている人も共通している老化現象は「体の筋肉が失われていっている!」ということである。
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介護ベッド生活を送っている老人は、自分で身動きができない。食事をするにも排泄をするにも誰かの介添が必須だ。年齢が80歳を越えると自分の体が老化現象で自由に出来なくなるという現実に不安と恐怖を抱く。私の義母は85歳。圧迫骨折で介護ベッド生活を送っている。骨折は順調に回復してきて、背中の痛みはなくなってきた。
問題は、足の筋力低下だ。この問題は、健常者の老人にも当てはまる問題である。
介護ベッド生活の期間が長ければ長いほど足の筋力と体の筋力が衰えていく。体を動かすことが少ない介護ベッド生活は、老後の生活の生死の境目である。
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60歳、還暦を迎えたらシニアというラベルが社会から張られる。気分はまだ青年であるかもしれないが、若者から見るとおじいちゃんに見える。還暦から老化が肉体的に急速に進む。体に見える部分と見えない部分がある。精神的にも感じ方、考え方で変化がある。
シニア、高齢者、老人と言うラベルが年齢とともに張り替えられる。シニアは60歳代、高齢者は70歳代、老人は80歳代以上である。
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60歳代で働いていない生活を始めると自宅以外に自分の居場所を見つけなくてはならない。シニアの居場所探しは、定年退職後に直面する問題である。65歳を過ぎると年金だけで生活をするシニアが大半になる。毎日が日曜日の生活が続くが、あまり余る時間を使う場所が見つからない高齢者が多い。
ブラブラしている老人たちを羨ましがる会社員がいると思うが、老人たちは決して幸せではない。好きで街中をブラブラしているのではないからだ。やることがない、見つからない老人だからである。人によっては自分の時間を社会に恩返しする意味合いでボランティア活動をしている。そのような思考や意欲がないシニアは人生という川の流れに任せて暇を潰している。
毎日が日曜日の老人は自宅にいられない。妻が嫌がる。外に居場所を見つけなければならない。
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