経済的に余裕があるシニアは老後の生活でモノに不自由することはあまりない。衣食住で絶えずお金を使うのは食事や食料である。自宅があるシニアは修繕にお金を使う以外大きなお金は出ていかない。衣料品も個人差はあるが、衣類は長持ちするのでたくさん持っているはず。あとはその人の性格で決まる。
私の自宅には処分すべき衣類がたくさんある。長年はいたジーンズ、会社員時代のスーツやジャケット、革靴用の紳士用靴下、セーターも捨てないで生きている。衣類は思い切って捨てることをしないとどんどん増えてしまう。衣類で消耗品なのはシャツ、下着、運動シューズ用靴下。使う機会が多い衣類である。白いワイシャツなどは使わないと襟が黄色くなる。
自動車は70歳を過ぎれば自然と免許返納になり乗らなくなる。大集合住宅では住民のための駐車場がたくさんあるのだが、老人家庭が増えるに従って駐車場の空きが目立ち始めている。
シニアのニーズが物に向かっていない理由は体の衰えで外出や活動が減少するからではないか。自宅にいる時間が増えれば、物を買う行動はない。オンラインで買うとしても高価なものは少なくなる。やはり、食べ物にお金は使われる。
私は仕事で横浜駅周辺のカフェに行く。コーヒー代とランチ代は必ず発生するが、間食をしないので1日高くても1500円ぐらいで済む。物価高でコーヒーもランチも以前より価格が高くなっている。ランチは贅沢をしていない。1000円以内で済ませているが、コーヒーは時々500円以上のドリンクを飲んだりする。カフェでいる時間が長いので味が良いコーヒーを探す旅になってしまう。
食べ物以外にお金を使うのは自分の趣味趣向で決まるのではないか。

