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新しい生活のリズムを築き上げるのに試行錯誤の時間が必要である。老後にやりたい事があるシニアは、新しい生活のリズムを作りやすい。何をやったらいいのか、どんな老後の生活を求めているのか、自分でもはっきりわからない高齢者はどうしても試行錯誤の時間が発生する。老後の時間の使い方は、老いていく過程で変化する。体の老化現象で今まで出来ていたことが出来なくなり、やれることに制限が生まれるからだ。

老後の生活リズムが出来上がっている老人ならば、そのリズムが崩れないように対策を取る必要がある。

生活のリズムが崩れる時とその対策

誰もが老人になる。体の老化現象は受け入れるしかない。60歳過ぎの女性が20歳の女性と肉体美を競争しても意味が無い。60歳、70歳、80歳、90歳、100歳になる過程で自分の老後生活が変わって行く。現状維持は出来ない場合がほとんどだ。平均寿命と健康寿命のギャップが10年間ほどある。この10年間は、家族や老人ホームなどの施設で支えられながら不自由な生活をすることになる。

自分の老後がどのような生活になるかの予備知識を持つことは必須! 

私の老後の開き直り・・・自分の体に起きる老化に驚かない!

90歳まで生きたいと思うシニアは、90歳になった時の生活がどのような生活か知りたいのではないか。長生きの両親を持っているシニアは、肌でその生活を見ている。私もそうだ。91歳になる義父が一人で生活をしている。隔週ごとに義父の様子を見に自宅に一泊二日で宿泊している。彼は、年齢の割に若く見える。お酒が好きで毎食事にウイスキーを飲んでいる。

91歳の体は、足の衰えで外出があまり出来なくなっている。外出する範囲も限られる。一人で電車やバスに乗って遠出は出来ない。ちょっと歩いて途中で立ち止まり足を休める歩き方だ。歩行障害以外に老化による機能低下がある。幸運な事に脳はしっかりしている。認知症の気配が無い。良く本を読み、決断力と判断力が衰えていない。

90歳代の老人の生活は62歳の私から見ても制約された世界だ!

平均寿命は女性の方が長いので先に他界するのは夫である男性だろうと思っている人が多い。人の運命は、統計資料から判断できない。仮に妻が先に他界した時にどんなことが起きるのかを想像してみてほしい。

夫は、妻に依存して生活が維持されているのが分かる。妻は、女であり、母であり、パートナーでもある。夫の面倒を見てくれる。それが当たり前のように考え、未来永劫ずっと続くを思っている。他界するのは自分だと思っているからだ。

でも、

運命のいたずらは誰にでも起きる。

妻と死に別れて夫一人でのサバイバル生活・・・想像してみるだけでもゾッとする!

雇用される人と雇用する人では、働き続けるための自由度が違う。65歳を境に雇用される人は職を失い、探しづらくなる。雇用する側(経営者、起業家)は自分で働くのを辞める自由裁量権を持つのでビジネスさえ回転していれば外的環境に左右されない。

アルバイトやパートで働くにしても老化による体力低下には勝てない。雇用する側は、自分の仕事を誰かに任せるだけで仕事の量を減らせる。仕事をやめる時は、体が動かなくなったときだろう。

65歳を過ぎても働き続けたいシニアは、今から2つの事をすると良い。

雇用される側から雇用する側に立つのが一番なのだが・・・簡単ではないのが現実だ!

起業生活が長くなると組織の中の歯車になって働くのが精神的に出来なくなる。自分がボスで好きな事が出来る環境に住み始めるとその自由を制約する他人の組織で働くのが耐えられなくなる。上司から指示され、意に反する事をやらされてきた経験があるともう二度とそんな世界で働きたくないと心が言い始める。 

今は、自活が出来ているので他人にお世話に成る必要が無い。雇用されて生活し始めると弱い立場になる。もう、弱い立場で悩みたくないと心は言っている。自分で自分を雇う環境を作り出すと雇用する側と雇用される側の違いを歴然と分かる。

会社を卒業したシニアは、もう、雇用された弱い立場で仕事をしたくないと思っている。

何か出来る事は無いかと周りを見渡すが、えり好みがあるため自分が生きる仕事が無い!

60歳から64歳までの生活と65歳からの老後生活では何が違うのか。現在、62歳の私はまだ65歳からの老後生活を知らないし、分からない。60歳以降の人生は、人によって様々になるということは分かっている。こんな生活でないと困るという理由もない。全ては、「65歳になったらどのような老後を過ごしたいかを計画する」しかない。

65歳以降の生活プランがあると自分の人生の羅針盤が作れる。羅針盤がある生活とない生活では、生き甲斐と楽しみで相当の違いが出るのではないか。私はそう思う。

65歳からの羅針盤作り

世界中でフリーランスワーカーが増えて来ている。これもインターネットで仕事が得られるお陰だ。この傾向は、正規雇用から個人ワーカーへのシフトを示している。企業は、正規雇用者数を減らして個人ワーカーと契約して仕事を委託し始めている。米国の新しい企業、Uber(ウーバー)は2000人の従業員で16万人の契約ドライバーと契約してビジネスを展開している。

インターネットという通信技術を活用して企業と個人をつなぎ合わせている。

10年先の仕事場は、オフィスで無くなる。自宅か、カフェか、コーワーキングプレイスになるだろう。通勤電車にギュウギュウ詰めでオフィスまで通う時代は遠い昔になるかもしれない。少なくともインターネット経由で仕事が成り立つ場合は仕事をする場所の制約が無くなる。

典型的な事例が、カスタマーサポートサービスである。人件費が安い日本語が分かる海外の労働者にカスタマーサポート業務をさせている。

専門特化のシニア向け仕事が増えて来る!

私の家内の母を今年の7月中旬に近くの老健に入居させた。86歳の義母は、自宅で老衰で死んでいくような感じであった。食欲もなく、起きている時間も少なく、いつも介護ベッドの中で寝ていた。体を動かしていないため足のくるぶし辺りからむくみが目立ち始めていた。そんな状態でケアマネジャーのお勧めの老健に入居申請をした。

老健では、バランスの取れた栄養が取れる食事、出来るだけ普通の生活が送れるような生活リズムを取り戻すプログラム、リハビリ運動が行われた。老健は、基本的に3か月間しか入居できない。そのため、私たちは別の老健に移る手続きを取った。

3か月間の老健での生活は義母を生き返らせたようだ!

老人の歩き方には特徴がある。前を見ないで下を向いて前方2メートルぐらい先しか見ていない。加齢から来る筋力の低下で背中が丸くかがむような姿勢になって歩いている。頭を上げるのが難しくなっている。私も何か考え事をして歩いている時は、なぜか、前を見て歩かない。どうしても下を向いて歩いてしまう。このような歩き方は常に危険性を伴う。前方不注意で思わぬ事故につながる。

老人であればあるほど、前方と上を向いて歩く習慣が求められる。

老人が下を向いて歩く危険性

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