なぜ、高齢者にアイスクリーム?意外に栄養バランスが良い

70歳を過ぎると痩せ始める高齢者が多い。運動量が減り、食べる量も少なくなり、粗食になるからだ。どうしても栄養バランスが悪くなる。夏になるとタンパク質が多い肉や魚よりもそばやうどんなどさっぱりした食べ物を好む。体に必要なエネルギーが少なくなり、足りない分を体の筋肉と脂肪から取り出す。その結果、痩せ始める。

解決方法として、三度の食事に高カロリーとバランスが良い食べ物を間食として食べるという方法がある。その候補として、アイスクリームが上げられる。

アイスクリームは出来るだけタンパク質が多い食品を選ぶと良い。例えば、こんなアイスクリームが良いのではないか。

  1. ハーゲンダッツバニラ(120ml): 5グラム
  2. 明治乳業のエッセルスーパーカップ(200ml): 5.3グラム
  3. 森永乳業のMOW(モウ)ミルクバニラ(150ml): 4.1グラム

シニアの常識は非常識?

横浜界隈で見かける若い人たちとの接点は姿を見かけるだけ。交流する接点が無い68歳のシニア男性である。唯一の接点はカフェでコーヒーを注文するときにちょっと会話するぐらいである。若い人たちとの会話がないと彼らの常識がなんであるかが十分理解できない時がある。

ただ、世の中は知らないうちに私の常識を書き換えている。昭和の時代に身に付いた常識が令和の時代では非常識になっている。身の回りの現象や変化に目を向けるだけでそれが分かる。老いて来ると自分の常識が通じない世界に入って行く。常識の違いに驚く。

社会とのつながりが薄れる生活に入るシニアは社会の常識がアップデートされないままこの世界に留まる。

シニアの週末は平日と同じ、自由に使える時間で溢れている

組織の中で働く人たちには働く日と休む日がある。定年退職をしたシニアにはその区別がない。自分で日々の区別を作らねばならない。自由に自分の時間を使えるのは良いのだが、与えられた自由な時間が多過ぎると思っているシニアがほとんど。自分でビジネスをしていれば、世の中の動きに歩調を合わせる生活になるが毎日が日曜日のシニアにとっては世の中の動きに左右されない。

若者たちや働かざるを得ない人たちにとってみれば「毎日が日曜日」のシニアを羨ましがる。現実は羨ましがるような生活ではない。暇に殺される生活である。自由な時間を喜んでいるシニアは時間を使う目的がある生活をしている。そんなシニアは多くない。公共の図書館に昼間行って見ればそれが分かる。暇そうに新聞や雑誌を読みながら時間を潰している高齢者がなんと多い事か。

毎日が日曜日

自分の時間を自由に使える環境には週末と平日の区別がない。会社で働いていたり、学校に行っている人には週末と平日の区別が当たり前。働いていないシニアにとっては週末と平日の違いはテレビ番組の違いでしかない。

学校に行く必要がなくなる人、働く必要がない人は毎日が日曜日になる。時間は好きなように使える立場になる。65歳を過ぎて会社を卒業したシニアは週末と平日の区別を見失う。自分で時間の使い方を決めておかないと暇に殺される運命になる。

親孝行が出来るうちに時間とお金を使う意味

自分のためにお金を使う時と家族のために使う時に自分の価値観が見えてくる。若い時に使うお金と高齢者になった時に使うお金でも価値が違う。高齢者はお金を使える時間が若者と比較して短い。お金を使って満足を感じられる上限が年齢にある。普通の生活が出来ている高齢者ならば、お金は使っただけの対価が生まれる。

健康を害したら、満足が行くお金の使い方に制限が加わる。老化や病気はお金だけで治せない。お金を使って楽しめる体があるうちにお金を使う。そのタイミングを逃さないでお金を使うのが老後の生活で求められる。

kenko

注意して見ていないと危ない高齢者

高齢者は時々理解できない行動を取る。突然、エスカレーターの入り口で立ち止まり、乗るのか乗らないのかを迷っている。道路の歩道を歩かないで車道を気にしないで歩いている。横断歩道が目先にあるのにそこから渡らない。いつもハラハラしながら高齢者の行動を目撃している。 

電車から降りてからすぐに立ち止まる高齢者がいる。どちらに向かえば良いか分からないために立ち止まってしまう。後から降りる乗客が皆その高齢者を避けながら出口に向かう。前をよく見ていないとその老人にぶつかってしまう。老人が倒れると怪我をするので危ない。老人の体はガラスのように割れやすい。老人の後ろを歩くのはリスクがある。

幼児と老人は気をつける必要がある。常識では考えられない行動を突然する。自己中心の行動が幼児と老人に起きやすい。幼児は突然走り出す。老人は突然止まる。自動車運転で車間を開ける安全運転が奨励されている。同じことが幼児と老人にも適用できる。幼児と老人が前を歩いていたら距離をおいて歩く。それでぶつかるリスクを回避できる。

70歳を過ぎても自動車を運転すべきか?

今年、68歳で自動車免許の更新を終えた。次回は72歳の時になる。多分、72歳の更新時に緑内障の悪化で視力検査をパスできないかもしれない。仮にパスしても免許は75歳まで。75歳でまた更新する必要がある。高齢者専用の試験にパスしなければ免許の更新はできない。

夫婦で自動車を運転しているのだが、家内は私に自動車運転をしてもらいたいと言っている。72歳、75歳時の免許更新の試験は受けるだけ受けて駄目ならば仕方ないという理解でいる。ただ、私の心は72歳の更新はできないのではと感じている。視野欠損は自動車の運転で事故を起こすリスクが高い。信号の見落としで事故を起こすかもしれない。そんな不安がある。

こんな調査があった。「ズバット」を中心とした比較サイトを展開する株式会社ウェブクルー(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:藤島義琢)は、2022年4月に「ズバット 車買取比較」「ズバット 引越し比較」「保険スクエアbang! 自動車保険」利用者において『運転免許証の返納に関する調査』を実施。(引用先 PRTIMESプレスリリース2022年

この調査の中で私の目に留まったアンケート結果がある。

driving age limit research

70歳、80歳代で87.6%の方が自動車免許証を返納している。70歳代は45%と一番多い。70歳代は健康に生きられるかどうかの節目の年齢である。それを体で感じているからではないか。自動車事故で余生を台無しにしたシニアは多い。そうならないためにどうすれば良いかを考える必要がある。

シニアの婚活は婚期を逃す独身女性と似ている

私には娘がいないのだが、親戚には娘で結婚していない独身女性が多い。既に結婚適齢期を過ぎている。親戚の親は、息子よりも娘の結婚を心配している。私の世代、60歳代、は20歳から28歳までに多くが結婚していた。私は28歳、家内は24歳で夫婦になった。

今、女性は30歳過ぎでも結婚をしていない女性が増えている。娘を持つ親は気がきではない。女性には結婚適齢期(20歳代)を過ぎると結婚する男性を見つけ難くなる。子供を生むときも年齢が関係する。体力があるうちに子供を生んでおいたほうが楽だと言われている。

女性も40歳を過ぎると結婚を諦めがちになる。結婚相談所には30歳後半の女性が押しかけている。男性の目は20歳代の若い女性に行っている現実があるからだ。

シニアの婚活も婚期を逃す独身女性と似ている。相手に何を求めるかで感情よりも理性が先に出てしまう。自分の都合や経済面を優先して恋愛という重要な要素が抜け落ちる。お互いに計算高いとミスマッチが多くなる。

好奇心を失い始めるシニア、解決策は?

私の妻は好奇心旺盛である。私も20歳代の頃は好奇心旺盛であった。67歳になる今、私の好奇心はしぼんでいる。何故かわらかないが、何でも面倒に感じ始める。何をやるにしても面倒は付き物であるが、歳を取ってくると直ぐに諦めてしまいがちになる。

昨年はWindows OS 11でないGoogleのChrome OSが搭載されているASUS Chromebook PCに興味を持って米国アマゾンから個人輸入した。IT関連のガジェットは、何故か、興味があるからだ。自宅には、Google HomeやGoogle Wi-Fiの機器がある。最先端のインターネット関連の機器には好奇心が生まれる。

今年は健康管理支援のFitBitを買おうと思っている。シニアは年齢とともに健康意識が高る。腕時計のように手首につけて自動的に体の健康指標をチエックしてくれる。スマホアプリと連動してより詳細なデータをトラッキングできる。好奇心はこんな所に現れる。

fitbit

アマゾンで1万7000円で販売されている(2022年9月5日現在)。FitBit Charge 5については下記の動画を見てください。健康に気を使うシニアならば、一度試してみてはどうか。

シニアは格安航空LCCを使うべきではない

LCC airline

時代の流れは格安に海外旅行が出来る方向に向かっている。LCC格安航空券を利用して東南アジア(マレーシア、シンガポール、タイ、インドネシア、フィリピン、台湾、韓国)に気軽に行ける。LCCを使った旅行パッケージも沢山出来ている。

LCCとは「Low Cost Carrier(ローコストキャリア)」の頭文字をとったもので、格安航空会社として知られている。ANAやJALなどの既存の航空会社「Full Service Carrier(フルサービスキャリア)」と呼ぶ。LCCエアラインは航空券料金を低額に抑えるために既存の航空会社の無料サービスを有料オプションにしている。さらに快適性と利便性を犠牲にしている。

体力に自信がある方、予算が少ない方、快適性と利便性を気にしないシニアならばLCCエアラインの対象者になる。

なぜ、70歳を過ぎたら体温調節機能をチェックすべきか?

統計資料が見つからないので客観的に答えを見つける事が出来ないが、私の周りにいる高齢者(70歳代)の服装を見ていると体温調節が上手く出来ていないのではという印象を受ける。

私はポロシャツで肌着なしで汗をかきながら歩いてある団体の定例会に参加した。定例会メンバーの平均年齢は70歳を越えていた。10人のメンバーのうち私のようにシャツ1枚の人は誰もいなかった。皆さん、夏用のジャケットとワイシャツを着ていた。

暑い日にジャケットとワイシャツ、それに下着では熱中症になっても可笑しくない。体温の感覚が確かに狂っているという印象である。