メタボリックシンドロームとは、内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさることにより、心臓病や脳卒中などになりやすい病態を指します。 単に腹囲が大きいだけでは、メタボリックシンドロームにはあてはまりません。(引用先 Eヘルスネット 厚生労働省)
特定保健指導の動機づけ支援案内書はメタボリックシンドローム予備軍の対象者に送られる。対象者は腹囲とBMIで内臓脂肪蓄積のリスクで判定される。判定基準の詳細はこちらのPDF資料で説明されている。横浜市国民健康保険では、内臓脂肪の蓄積に起因する高血圧症、脂質異常症、糖尿病等の生活習慣病をみつけ、生活習慣の改善、病気の予防を目的とする「特定健康診査」を無料で実施している。私は毎年この無料サービスを利用して健康診断を受けている。
その健康診断で腹囲が基準値よりも85cm以上(86cmで1センチオーバー)と空腹時血糖100mg/dl以上(101mg/dlで1mg/dlオーバー)であったため、特定保健指導の動機づけ支援案内書が送られてきた。自分自身はメタボリックシンドロームの予備軍ではないと自覚しているため驚いた。確かに60歳を過ぎると体を積極的に動かす活動が減るために肥満になるシニアがいる。
でも、既に生活習慣病対策をしている人にとってこの案内は余計なお世話になる。この案内書が届いたからと言って義務的に受診しなければならないということはない。必要と思う人だけが利用すれば良いだけである。少なくとも私はその必要がないと思っている。
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この1年間週1回から2回程度の頻度でスポーツセンターや公園で懸垂をしている。懸垂の運動を始めた頃は必ず肩と腕の筋肉の筋に痛みを感じた。この痛みは1週間ほどで自然治癒する。若い頃は筋から来る痛みはほとんどなかった。むしろ、筋肉痛だった。懸垂から来る筋肉痛は脇下にある筋肉や腕。筋が痛いとは痛みの部位が違う。
1ヶ月前に喉風邪を引いて3週間ほど筋トレができなかった。その後すぐに九州旅行を予定していたので1ヶ月間スポーツジムに行って筋トレができなかった。1ヶ月間のブランクで体の筋肉と筋力が衰えた。こんな状態で筋トレを再開すると必ず筋肉痛が起きる。この筋肉痛も何回か筋トレをする回数を増やせば自然と発症しなくなる。体が筋トレの負荷に慣れてくるからだ。
筋トレを初めてやるシニアは3つの障害を受けるかもしれない。
- 筋肉痛
- 関節痛
- 筋の痛み
体の筋肉が筋トレによる負荷に慣れていないために起きる。若者は筋肉痛だけである。シニアはそれに2つ加わる。老化は日頃使っていない筋肉にも現れる。
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何歳になっても若い女性に良い印象を与えたいと思っているシニア男性は多いはず。出来るだけ若く見せたい。そんな思いでファッションを考えたり、カツラを購入したり、ダイエットをしたりしている高齢者が多い。若い女性に格好良く見せたいのであるならば、筋肉の鎧を身につける事だ。
60歳から70歳以上のシニア男性の体は上半身が貧弱に見える。胸筋が減少して胸板が薄くなる。そのうえ、姿勢が悪くなり背中が丸くなりやすい。見た目は悪い。体が瘦せなくても贅肉が体全体に付く。贅肉で太ると困ることが多くなる。生活習慣病になりやすい。筋肉量が減り、贅肉が増えると体を動かすのが辛くなる。遠出が自分の足で出来なくなる。
贅肉で太った体はカッコ良くない!洋ナシの姿は肥満の人の体形である。若さは体格に出る。逆三角形の体になれば若者と同じレベルになる。シニア男性でも筋トレを続ければ、確実に逆三角形の上半身を手に入れられる。60歳代、70歳代のシニア男性の姿は痩せた上半身と贅肉で太った下半身である。
上半身が逆三角形の体格になれば、若返ったシニア男性に成れる。筋トレをしないで年老いて行くシニア男性の体は決して逆三角形の体形ではない。街中を歩いている60歳、70歳代のシニア男性の体を見ればそれが分かる。こんな英語の表現がある。
Get in shape(筋トレで体格を良くする)
Keep in shape(良くなった体格を維持する)
Change your body and change your life(体が変わると人生も変わる)
筋トレを続けて自分の人生を良い人生に変えた若者やシニアが大勢いる。その最大の恩恵は健康である。シニア男性ならば、健康と若返りである。健康と若返りはお金では買えない。筋トレはこの2つを叶える。
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60歳、70歳過ぎになると体の動きが鈍くなり体力不足を感じるようになる。駅の階段を上がり上がった後の息切れなどは典型的だ。階段も上がれる階数が少なくなり、エレベーターやエスカレーターに直ぐに乗ってしまう。そんな体力低下を自覚するのが60歳を過ぎた頃からだ。人によっては、40歳、50歳頃の人もいるが多くは60歳以降である。体は確実に老化に向かっている。
最近、「筋肉貯金」と言う言葉がテレビなどで使われる。「筋肉貯金」とは、筋肉を鍛え続けると老化で筋肉が失われるスピードを遅く出来る貯金である。筋肉は年齢に関係なく鍛え続けると成長する。60歳以降の筋肉を失っていく老人でも筋肉を鍛えれば、失った筋肉を取り戻し成長させる事が出来る。

60歳過ぎて定期的な筋トレをやらないと確実に知らないうちに下半身、上半身の大きい筋肉が失われて行く。その現象に気が付く年齢が、70歳代に入ってからだ。その時に慌てて筋トレをやり始めるシニアが多い。そんなシニアのために「筋肉貯金」の貯め方で注意する事を3つ教えたい。
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ヒートショックの怖さは気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こること。 この血圧の乱高下で脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの病気が起こりやすい。お風呂に入るときは体温をお風呂の温度とひどく違わないように対策を取る必要がある。
ヒートショックは冬場に暖房の効いたリビングから脱衣所に移動し、浴槽に入るときなどに起こる。高血圧や糖尿病などの動脈硬化の基盤がある人、肥満や睡眠時無呼吸症候群、不整脈の人が影響を受けやすい。
チェックリスト:
・65歳以上である
・高血圧、糖尿病、動脈硬化がある
・肥満、睡眠時無呼吸症候群、不整脈がある
・浴室に暖房設備がない
・一番風呂が好き
・熱い風呂が好き
・飲酒後にお風呂に入ることがある
・30分以上お湯に浸かっている
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平日の通勤で駅の階段を上がり下りしている。駅の改札口に行くためには階段を上がる必要がある。改札口から乗車プラットホームに行くには階段を降りなければならない。この階段を昇り降りする一連の動作でいつも感じることがある。階段の昇り降りをした後に息が次第に切れ始めるのだ。足の筋肉にある酸素が切れて肺に酸素を送れと足の筋肉がSOSを出しているのだと思う。
週二回近くのスポーツセンターで筋トレをしている。スクワット運動は、70キロ 6回x3セットできる。筋トレの運動は、無酸素運動であるので息が切れる事が多い。そんな運動習慣を身に着けていても駅の階段の上がり下りで息が切れる。通常の歩行では早足でも息切れはしない。ウォーキングも10キロ歩いてもちょっと疲れを感じる程度である。その意味で特別な心肺疾患があるとは思っていない。
駅の階段の昇り降りで体験する息切れは老化現象なのだろうか?20歳代の若者と60歳代のシニアでは身体的に違いがあるのは確かである。
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義父の家の向かいに住む隣人に初めて会った。いつも、義父の家の周りを掃除してくれているご婦人だ。第一印象は70歳代前半のご婦人という感じがした。話をしているうちに年齢が83歳とわかった。とても83歳のご婦人に見えなかった。動きが機敏で表情が豊かな方だ。典型的な老人という感じを与えていない。特別に運動もしていないようだ。
彼女が言うには親からの贈り物が「健康で頑丈な体」だそうだ。本当に若さは人それぞれだ。生まれ持った生命力、体を鍛えて若返りしたシニア、枯れていく老人、病気で病院通いしている老人、本当に色々な老人がいる。
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自分の体は自動車と似ている。新車が30年、60年も動いているならば、何らかのメンテがなされていないと動き続けない。私達の体も同じなのだが、幸運にも生物には自然治癒力、自己再生力、免疫力があるため自動車のように部品を取り替えるようなことはない。自分の体を丁寧に使う生活習慣が有れば、長生きができる。

70歳過ぎから筋トレをしても筋肉は増えないと信じ込んでいるシニアがいるが、それは嘘である。高齢者の体に筋肉の鎧をつけさせるには3つの要素が必須になる。
- タンパク質の多い食事と栄養バランスの良い食事
- 定期的(週2回)な筋トレ、特に足腰の筋肉を中心に
- 十分な睡眠で疲れを取り、水分を多く取り血液の流れを良くする
上記の写真のように70歳のシニア男性でも生活習慣を変えることで若々しい体を手に入れられる。
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米国に旅行した時、下着を買った。サイズ感覚を間違えてしまったのか分からないが、パンツのゴムによる締め付けがきつい。夜寝ている時に締め付け感があり寝ているうちに脱いでしまった。それ以来、米国で買ったパンツを履かなくなった。同時に夜寝る時はパンツを履かないで寝るようになった。
パンツのゴムによる締め付けは、健康に悪いと思っている。この傾向は、女性のショーツの締め付けでもあるようだ。女性のショーツは、デザイン性を優先しいるためかショーツのゴムの締め付け感を改善されていない下着が多い。下着メーカーのトリンプの売り上げと市場占有率が年々低下し、ユニクロの下着販売占有率が上がってきている。
ユニクロの下着は、全般的にデザインや色が悪いのだが着心地を追求した製品を増やしている。特に女性用のショーツは、女性が悩むショーツゴムによる締め付け感を改善している。ウルトラシームレスショーツなどは代表的なショーツになる。ショーツのゴムが使われていない。
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