69歳シニアの健康管理で役に立つ道具:ヘルストラッカー

ヘルストラッカーとは、健康管理やダイエットの記録に役立つ、身体活動量を計測する機器である。歩数や消費カロリー、睡眠時間、心拍数、歩行距離などを測定し、自動的に記録してくれる。

health tracker
Xiaomi Smart Band 9 スマートウォッチ

私は健康志向のシニアである。義両親の介護を経験して体力の落ちた老人の現実を見た。体の筋肉量が落ちてきて歩くことが不自由になった義父は体を鍛えろと会うたびに助言してくれた。

私は10年ほど前から本格的に筋トレをやり始めた。以前は週1回スポーツジムに行くか行かないか程度であった。今では筋トレが趣味になっている。筋トレが好きになると自然と健康志向が強くなる。摂取カロリー量や食べるものに注意し始める。理想体重に向けてダイエットをやり始める。75キロあった体重が71キロ前後まで落ちた。私の理想体重が70キロから71キロであるのでダイエットは成功している。

週2回の筋トレと摂取カロリーの調整、栄養バランスの取れた食事で理想的な体重に向かっている。筋トレをやり始めるとヘルストラッカーという健康管理端末が欲しくなる。体に異常が起きるとヘルストラッカーが記録している数値で異常を教えてくれる。体重計だけでは分からない身体の状態をリアルタイム数値で教えてくれる。

自分の健康は感覚だけで判断するのではなく、定期的なヘルス・バイタル項目をモニターして異常を見つけることである。

痩せて行く高齢者の体、減って行く体重を回復させる方法

私の義母は86歳の時に老健施設でリハビリ生活を送っていた。老健施設に入居した理由は自宅で介護する事が無理であったからだ。日増しに枯れて行く状況を目にしていた。老健施設に入居した時の健康診断で体重が32キロしかなかった。健康時の彼女の体重は45キロ前後である。血液検査で低栄養状態にあるという結果が出た。

栄養バランスをチェックした食生活を続けると体力と体重が回復する

老健施設に入居して1年が経過した。体重は42キロ前後まで回復した。後は足腰の筋肉を強化するだけの状態になっていた。年齢相応の軽い認知症はあるが、老健施設では普通のおばあちゃんとして生活が送れていた。手がかからないという体になった。

なぜ、老健施設に入居したら低栄養状態から健康な体になったのか? 食事の栄養バランスが決め手になった。

70歳、80歳代の老人を見ると痩せている人が多いが、体重を増やすには何が必要か?

70歳はまだ若いと感じる6つの理由

若い頃、70歳という年齢を聞くと老人というイメージがあった。70歳が若いとは思わなかった。今は高齢社会になり始めたためか周辺に80歳以上の老人が増えている。横浜の街中を歩いて目にする老人たちは80歳以上が多い。60歳代、70歳代の方はまだ働いている感じがする。

表の社会で見える老人はまだ健康で普通の生活が出来ている。裏の社会では外出が不自由になり行動範囲が狭くなったシニア達がいる。老いて来ると年齢に関係なく健康の個人差が際立ってくる。普通の生活が出来るのが当たり前の社会で生活をしている人たちは普通の生活が出来ない人達を見かけなくなる。

生活をするうえで不自由を感じる高齢者は次第に社会から見えなくなっていく。活動できる場所が限られてくるからだ。こうなると老化現象が顕著になり若さを失い始める。表の社会で普通の生活が出来るシニアは若い。70歳を迎える今そう感じる。

普通の生活が出来る、出来ないを今まで意識したことがなかった。老いて来てその重要さを認識した。健康な体で不自由なく動き回れるシニアは若い。普通の生活が出来ることが当たり前に感じている。シニアが転倒して骨折すると普通の生活が出来なくなる。その時、初めて普通の生活が出来ることの有り難みを感じる。

70歳になっても不自由なく普通の生活が送れるシニアはまだ若いのである。

70歳はまだ若い

免疫力と体力を高めたい70歳代シニアがやるべき事は

76歳になった兄がしきりに言うことは体力が落ちて疲れやすくなったと。60歳代後半には夕方夫婦で必ず数キロの散歩をしていた。自宅にいるよりも外で何かをしていた。それが70歳を過ぎると体を活発に動かさなくなり、自宅で暇をつぶす時間が増えた。

その結果、体全体の筋肉の量が減って動き回ることが辛くなり始めている。生活不活発病が発症していると私は思っている。定期的に体を動かす生活のリズムがあれば、生活不活発病は発生しない。引退して仕事をしなくなったため、日々の生活で体を動かす活動がなくなった。

体はどんどん弱体化し始め、持病の糖尿病も悪化し始める。糖尿病の人はできるだけ定期的な運動をしないと余分な糖分を燃焼できなくなる。運動しない生活は体の免疫力をますます弱体化する。兄には定期的な運動をするよう助言をしているのだが、体は楽な生活を求めてしまう。筋トレを勧めるのだが、自分で進んでやろうとしない。

筋トレの良さは免疫力を高められることである。その効果は私自身も肌で感じている。病気を1度もしないし、人間ドックの診断でも血糖値で一度も問題を起こしていない。

もし、兄が筋トレを始めれば糖尿病を改善でき、筋力も付き、免疫力も強化されて健康的な体を作れる。それが分かっているのだが、兄がその気にならない限り強制できない。免疫力を高めたい、体力をつけたいというシニアならば、今すぐにでも筋トレを始めることである。

筋肉年齢で自分の若さを知る

70歳のシニア男性が若返りたいと願うならば、筋肉量を増やし筋力を強化することである。なぜならば、70歳の体は筋肉量が減り筋力も衰えてきている。それが体格に現れるのが70歳代である。筋肉量が減る代わりに脂肪が増える。見かけはあまり変わらないが体力や筋力の衰えが激しくなっているのに気づく。

多くのシニアは年齢とともに体力や筋力が落ちてきていることに気がついている。このままのペースで何も対策を取らないと歩けなくなるという危機感を覚える。問題は運動をしても続かないことである。諦めるシニアと筋トレに励むシニアに分かれる。

筋トレを数年続けたシニア男性の肉体と体力は何も運動をしていないシニアと比較して見た目が相当違う。体に若さを感じさせる。筋肉は年令に関係なく生活習慣の環境に適応する。筋トレで定期的な負荷をかけるとその負荷に耐えられる筋肉を作り出す。負荷を増やし続けると徐々に筋肉が体についてくる。シニアが筋トレをして数年経過すれば、体にその成果が出てくる。

下記の筋肉年齢比較表を参考にしてみれば、今の自分の筋肉年齢を推測できる。

なぜ、老人は汚くなり、臭くなるのか?夏のTシャツやポロシャツは汗臭い

60歳を迎えると自分が年寄りになったと意識し始める。ちょうど、定年退職という人生のイベントも起きる。日本の社会は、60歳を迎えたあなたを魅力的な労働者として見なくなる。自己意識、社会からの視点、そして、肉体の3つがあなたは老人に成って行くと伝えている。

加齢臭は、40歳代後半から出始める。自分でその匂いを感じる事が出来ないだけに気が付かない。電車の中で空いた席に座ると横に座っていた若い女性が立ち上がって離れて行く。または、別の空いている席に移動する。なぜ、そんな行動をするのか分からなかった。失礼だなあと思いながら理由が分からないまま50歳後半になった。

家内から加齢臭が強いよと言われた。そこで初めて電車の中で席を離れて行く若い女性の理由が分かった。私の体が出す「加齢臭」が原因だと。

夏になるとTシャツやポロシャツを着るのだが、加齢臭に加えて汗の匂いが強く着ているTシャツやポロシャツに移る。電車の中で隣りに座っている若い女性が席を立つ現象が起きやすい。私の汗臭さと加齢臭の合体臭が原因かも。老人になるに従って体が朽ちてくる。臭いが出やすい人は対策をする必要がある。今年の夏はこんな対策をした!効果があった。

筋肉を鍛える:61歳から8年後の筋トレ結果

体作りに努めている。今年になって週2回スポーツセンターに通っている。独自のトレーニングパターンで上半身と下半身の筋肉を鍛えている。61歳の体が70歳になった時に筋肉が増えている事を目標にしている。身長180センチ、体重76キロだが、体重を74キロに維持しながら筋肉量を増やすことが出来れば幸せだ。

上記の記述は8年前に書いた内容である。現在、69歳になり来年には70歳になる。週2回の筋トレは続けている。身長は177センチ、体重は72キロ。体脂肪率は21.4%。BMIは22.7から23の範囲。身体的には理想的な体型になっている。

つまずいて怪我をする:シニアのつまずき対策

高齢者になると誰もが一度は経験するつまずき。つまずいて転倒し怪我をする。69歳の私はそれを経験した。つまずいて転んで怪我をするのは初めて。怪我をしたと言っても擦り傷だけど。いつもならば、つまずいても転ばないのだが、今回は10キロのリュックを背中上部に背負っていたためバランスを崩し体を支えきれなかった。

凸凹の道路脇を歩いていたときの出来事であった。擦り傷は側頭部、左足の膝、左手の甲、右肩にあった。ころんだときは一瞬何が起きたか分からないほどであった。近くにいた50歳代の男性が心配して声をかけてくれた。その時、側頭部から血が出ていることを教えられた。

歩き方が悪かった。つま先が下がっていたために凸凹の道路の何処かでつまずいたのである。今回の出来事で学んだことはリュックを背負うときは背中下部に重心をおいて背負うことにする。さらに、つま先を上げて歩くことにする。そのためにつま先を筋トレする。

朝方に足がつって、激痛で 飛び起きてしまった!老化は足に来る

今朝、激痛が足に走った。痛さで跳ね起きたのだが、動けない。動くともっと痛くなる感じであった。1分ぐらいその状態で痛さを我慢して足の痙攣が自然に治まって行くのを待った。還暦を過ぎた頃から足の痙攣を朝方経験することが多くなった。若い頃は年に1回あるかないかであった。69歳になった今は月に1回は必ず経験する。

3年ほど前、自宅近くにあるクリニック病院に行って診察を受けた。高齢者にはよく起きる足の痙攣であるのでツムラ68の漢方薬を処方してくれた。足がつる原因は色々あり、予防するための決定打はないようだ。事後対策としてツムラ68が一番良いようだ。 

処方されたツムラ68を1ヶ月分薬局で購入したら、思ったよりも安かった。2000円もしなかった。早速、ツムラ68を試す時が来た。足がつった後にこの漢方薬を飲んだら直ぐにその効果を感じた。ツムラ68は筋肉の緊張をほぐし、痛みを止める効果がある。

本来ならば、足の痙攣が起きないような対策をしなければいけないのだが、これをすれば足の痙攣は起きないという決定打がない。色々試してみた。

69歳の私が筋トレを継続する理由、筋トレに生きがいと若返りを見出す

シニアがスポーツジムで筋トレを始める時の動機は、こんな理由が多い。 

  1. 健康診断で筋トレを勧められる
  2. 痴ほう症予防で筋トレを始める
  3. 足と体幹を鍛えてロコモと姿勢対策をする
  4. 体重を減らす、または、増やす
  5. アンチエイジング対策で筋トレを始める

私が筋トレを始めたのは米国の大学で筋トレのクラスを履修した時である。米国人の体格は筋トレのお陰で良い。日本人の私の体は見栄えが良くなかった。肉体改造を狙って筋トレのクラスを履修した。このクラスで筋トレの基礎を学び、私の筋トレが始まった。私の筋トレの歴史は長いのだが、月に2回か3回ぐらいの頻度であった。

単純に自分の体格を良くしたいという動機であった。9年前に還暦を迎えて老化現象を意識し始めた。60歳を契機に筋肉を使わないと急激に筋肉量が減って行くという事を知った。

椅子に座って片足だけで立ち上がるテストをした。普通の筋力の持ち主ならば、片足で立ち上がれる。私は、9年前、片足で椅子から立ち上がれなかった。これがショックであった。定年退職後の生活で見過ごされるのが、定期的な運動をやらないこと。会社に通勤している時は自然と体の筋肉を使っていた。無職になったシニアは通勤で使う運動量がなくなる。特に脚力が失いやすい。

老後の生活はお金よりも体力と健康である。体力と健康が維持できれば、老人ホームに入る時期を遅らせる。その分、お金を貯める必要がない。医療費を抑えたければ、健康を維持する生活習慣を身につけること。筋トレはそれを助ける。69歳の今、週2回スポーツジムに通い毎回2時間ぐらい筋トレをしている。その効果は大きい。

私が得た筋トレメリット

  1. 見た目が変わるほど体格が逆三角形になる
  2. 10キロ歩いても大丈夫な脚力
  3. 栄養バランス(タンパク質の多い料理)を気にしながら食事をする習慣
  4. 風邪を引かない
  5. 男性ホルモン(テストステロン)の増加;勃起と射精ができる

一般的な69歳の男性と比較して一目で体格の違いが見て取れ、体格の良さから若さが現れる。