テレビ番組(東京テレビ:主治医が見つかる診療所)や週刊雑誌(週刊文春)で騒がれているMyo-kine(マイオカイン)という分泌物質がある。運動をした時に分泌される物質で成長ホルモンとして働く。一般的に成長ホルモンは、免疫力を高めるアンチエイジング効果を持つ。
マイオカインは、足の筋肉を鍛えて筋肉痛を体験すると骨格筋から分泌されると言われるが、体が新しい筋肉を生成する時に分泌される。特に足の筋肉からの分泌が顕著であると知られている。足の筋肉は体の中で最も大きい筋肉であるからだ。
若者だけでなくシニアも筋トレブームでスポーツジムに通い始めている。その理由として筋肉強化とアンチエイジング効果がある。運動による健康効果は実証されている。老化で衰えてきている免疫力を改善することも知られている。免疫力が強化されると病原菌や病気を防げる。
老後の健康は病院通いではなく、免疫力強化の運動で行うべきである。