60歳を過ぎた頃からランチを食べた後に睡魔が襲ってくる回数が増えてきた。会社員の頃も午後1時頃から2時頃に眠くなったがこれほどではなかった。一般的に昼寝は体に良いと言われる。15分から20分ぐらいの昼寝だ。私も睡魔が襲ってきたら仮眠ができる場所を探して起きる時間を決めて目を閉じる。
肉体的な疲れから眠くなる感じではなく、脳の疲労からくる疲れのように感じる。15分後に目覚めると何とも言えないすっきり感を味わうからだ。誰もこの現象をうまく説明することが出来ない。皆、このような理由ではないかという説明が多い。
シニアが外出する時は15分でも30分でも仮眠が可能な場所を見つけておく
この睡魔を解決する方法がネットにたくさん書かれているのだが、これだという解決方法はランチ後に15分から30分ぐらい仮眠をする方法である。
眠気を覚ます実験と結果
- ランチを食べる時に野菜から食べてご飯を後にしたり、糖分が多いごはん類の量を少なくして、血糖値の急上昇を抑える>これを実行しても何も変化がなかった。睡魔は襲ってきた。
- 交感神経を刺激する事で眠気を跳ね返す・・・強い日光を浴びる、冷たい水を飲む、ストレッチ運動をする、コーヒーを飲んでカフェイン効果を狙う>これを実行しても何も変化がなかった。睡魔は襲ってきた。
- ガムを噛む>効果は有ったが、頭はすっきりしない。ガムを噛むことをやめると眠くなる。
- 眠気を感じたらスクワット運動を5分から10分ぐらい行う(糖質の取り過ぎによる一過性の過血糖を消費する運動)効果あり
自動車を運転している時に眠くなる。この時は、ガムを噛む事にしている。ガムを噛んでも眠気が収まらない場合は、コンビニに立ち寄って仮眠をとる。5分でも10分でも目を閉じているだけで眠気はある程度去っていく。
脳と肉体の疲れ
老人は昼寝が必要らしい。体が休息を求めるからだ。体が弱くなり、疲れやすくなると体力を回復させるために眠らせる。私も筋トレ後1時間前後が一番眠くなる。疲れた体を回復させるために眠くさせるようだ。この眠気とランチ後の眠気は違うように感じる。午前中、仕事をした後にランチを取るが、筋トレのように体は疲れていない。筋トレ後は、体が疲れているので肉体が休息を求める。
結果としては同じだが、眠気を誘導する原因が違うと思う。ランチ後の睡魔をなんとかしないといけないのだが、仮眠とスクワット運動以外に有効な方法がない今、仮眠できる場所を確保するのが選択肢として一番良いように思う。
いつもおしゃべりや赤子の泣き声でやかましいスタバを狙う。周りの雑音が大きければ、いびき音があっても気にしない。カフェがだめならば、デパートのトイレ近くにある休憩の場所だ。休憩するための椅子が用意されている。仮眠がしやすいとは言えないが、しばらく目を閉じて脳を休めることが出来る。
私のようにカフェを仕事場にしているノマドワーカーは、仮眠ができる場所を確保しないと仕事が続けられない。眠い状態では、仕事が集中してできない。1時から3時頃までどうしても効率が上がらない。こんな時は、思い切って15分ぐらい仮眠をする。
今日は、スタバの近くにあるソファーで仮眠をしていたら、知らない老人が仮眠している私を起こすのだ。3人用のソファーなのだが、私が座っている時は誰も居なかったのでリュックを隣スペースに置いておいた。彼は、私を起こして座らせてくれと声をかけてきたのだ。一瞬ビックリしたが、事情がわかったのでリュックを下に降ろしてスペースを作った。
周りを見たら、もう一つのソファーに空きスペースがあるのではないか。なぜ、私を起こす必要があったのだろうか。わからない。
結論
- ランチ後に睡魔が襲ってくるのは生理的な現象のようだ。60歳を過ぎてからその睡魔のパワーが増している。
- スタバを仕事場にして仕事をしているが、仮眠ができるスタバと出来ないスタバがある。いびきがひどい私であるのでいびきの音をもみ消してくれる雑音が多いスタバでないとだめだ。
- 仮眠を15分でも取れる場所を外出先で確保している。いつもやかましいカフェとデパートの休憩場所だ。