不純な動機でシニアが運動習慣を身に付ける方法

65歳を過ぎて働く必要が無くなり、暇な時間が増えて自宅を離れて動き回ることが無くなったシニアが大勢いる。そんなシニアは、認知症や成人病の予備軍になる。世間では、これからの年寄りは健康を意識した生活を送らないと長生きが出来ないと言われている。その影響がスポーツクラブに出て来ている。スポーツクラブの平日午前中は、シニアと中高年の奥さんが独占している。

健康を意識している高齢者は、自分で運動習慣を身に付けている人とそうでない人がいる。そうでない人は、快適な場所を求めてスポーツクラブに通う場合が多い。私の知人は、不純な動機でスポーツクラブに通っている。

スポーツクラブ、例えば、メガロス・スポーツクラブには可愛い女性のトレーナーが多い。若い女性の顔を見に定期的にスポーツクラブに通っている。動機は不純であるが、その動機のお陰で定期的に(ほぼ毎日)スポーツクラブに通って可愛い女性トレーナーの指導を受けている。若い女性との接点がスポーツクラブになっているからだ。シニア女性も同様な動機付けがある。イケメンの若い男性トレーナーとおしゃべりが出来るだけで若返るという。

運動習慣を身に付けないと効果が体感できない!

運動習慣が身に付いていないシニアが健康のために運動を始めても三日坊主になる。シニア男性でも女性でも毎日定期的に運動をする動機付けが強くないと続かない。

スポーツクラブで若い女性・男性トレーナーと仲良くなりたい!

私の知人男性は、スポーツクラブで若い女性トレーナーと仲良くなるために毎日通っている。動機は不純であるが、シニアにとっては行動を直ぐに起こしやすい強い魅力がある。毎日が日曜日のシニア男性には若い女性との接点が日常的にない。スポーツクラブで若い女性のトレーニングを受ける事で若い異性からの強い動機付けを頂ける。同様なことがシニア女性にも言える。イケメンの若い男性トレーナーと一生懸命におしゃべりをしている。

効果が実感できる運動(ベンチプレス)

健康面・身体面での効果が実感できる運動は、筋トレならばベンチプレスをやる事である。フリーバーベルでベンチプレスを一度も経験していないシニアならば、最初は機械で行うベンチプレスを試してみる。1セット6回出来る重量を見つけるためにトレーナーの指導に従うのが一番良い。

ベンチプレスは、胸筋と上腕二頭筋、そして、腹筋を鍛える。週2回ベンチプレスだけをやり続けて見る。それを3か月、6か月続けて見れば健康面・身体面での効果が実感できるようになる。但し、筋トレ後は必ずたんぱく質の多い食事をすることが条件になる。効果は、胸筋に出てくる。胸筋が大きくなってくるのを実感できるようになる。上腕二頭筋も太くなる。

身体で大きな筋肉がある部位は、胸筋と太ももの筋肉だ。大きな筋肉がある部位を集中的に、継続的に鍛えて行くと筋肉が大きくなる。それが実感できる。

良く言われるのは、足腰を鍛えるためにスクワット運動を勧めるが胸筋ほど身体的に効果を目で確認できない。スクワット運動で足の筋肉を太らせるには、スクワット運動の回数を増やすのではなく、1回のスクワット運動を3秒で踵までお尻を下げ、3秒で元の姿勢になるまでゆっくりと上げる動作を10回から20回行う事である。これは、足の筋肉に負担をかける。その負担が大きければ大きいほど太ももの筋肉が成長する。

ベンチプレスの運動は、スポーツクラブのジムでしかやれない。不純な動機でスポーツクラブに行く事で運動効果を身に付けられる。スクワット運動は、自宅でもどこでも出来る。自分の意志だけでスクワット運動を続けるのはシニアにとって難しい場合が多い。スクワット運動をする時は、誰かがそばで見ている方が緊張感があり、習慣化しやすい。

シニアはパーソナルトレーニングを受けると良い

私のお勧めは、月額1万円ぐらいでスポーツクラブに入り、若い女性・男性のパーソナルトレーニングを受ける事である。パーソナルトレーニングの目的は、運動習慣を身に付ける事と体力増強の筋トレのやり方を学ぶ事パーソナルトレーニングの期間は、6か月を目途にする。6か月続けて自分一人でも同じ事が出来る運動習慣が身に付いたら、パーソナルトレーニングの契約を辞めれば良い。

お金は多少かかるが、投資しただけの健康と運動習慣は手に入る。一人ではできない人のやり方である。若い可愛い女性やイケメン男性トレーナーに会って話が出来るという不純な動機で運動を始めれば良い。結果として、自分で運動習慣を身に付けられるようになれば見返りは十分ある。

結論

  • 65歳を過ぎて働く必要が無くなり、暇な時間が増えて自宅を離れて動き回ることが無くなったシニアが大勢いる。そんなシニアは、認知症や成人病の予備軍になる。
  • 私の知人男性は、若い可愛い女性トレーナーに会って話を楽しむためにパーソナルトレーニングの指導を受けている。動機は不純であるが、結果的に運動習慣を身に付けられる。