ヘルストラッカーとは、健康管理やダイエットの記録に役立つ、身体活動量を計測する機器である。歩数や消費カロリー、睡眠時間、心拍数、歩行距離などを測定し、自動的に記録してくれる。
私は健康志向のシニアである。義両親の介護を経験して体力の落ちた老人の現実を見た。体の筋肉量が落ちてきて歩くことが不自由になった義父は体を鍛えろと会うたびに助言してくれた。
私は10年ほど前から本格的に筋トレをやり始めた。以前は週1回スポーツジムに行くか行かないか程度であった。今では筋トレが趣味になっている。筋トレが好きになると自然と健康志向が強くなる。摂取カロリー量や食べるものに注意し始める。理想体重に向けてダイエットをやり始める。75キロあった体重が71キロ前後まで落ちた。私の理想体重が70キロから71キロであるのでダイエットは成功している。
週2回の筋トレと摂取カロリーの調整、栄養バランスの取れた食事で理想的な体重に向かっている。筋トレをやり始めるとヘルストラッカーという健康管理端末が欲しくなる。体に異常が起きるとヘルストラッカーが記録している数値で異常を教えてくれる。体重計だけでは分からない身体の状態をリアルタイム数値で教えてくれる。
自分の健康は感覚だけで判断するのではなく、定期的なヘルス・バイタル項目をモニターして異常を見つけることである。
ヘルストラッカーは健康志向のシニア向けアイテム
私のヘルストラッカーはシャオミ(Xiaomi) スマートウォッチBand 9を5480円税込みで購入して使っている。以前はFitbitを使っていたが、壊れて充電が出来なくなった。アップルウォッチと比較すると格段に安いのでこれにした。Fitbitと比較して機能は数段上。1回の充電で2週間は持つ点が良い。Fitbitは3日間しか持たなかった。
あまりにも高機能でコスト安であったので妻にも買ってあげた。家内は自宅で過ごす時間が長いので1日の歩数や消費カロリー数をチェックするのに役に立っている。いつも、朝起きた時に私のいびきで寝れなかったとクレームしていたのだがこのスマートウォッチ9では睡眠が十分とれていたことが数値として出ていた。
座っている時間が長いと立ち上がって歩きなさいと号令する
私は仕事柄パソコンを持ってカフェで座っている時間が長い。長時間、座っているのは健康に悪いと言う。これは会社員も同じ。体重を減らしたい人も座る時間よりも立って動いている時間を増やしたほうが減量に効果がある。ただ、座って仕事をしていると何か用事がない限り意識して立ちがることは少ない。
スマートウォッチBand 9は1時間に一度立ち上がって動いているかをモニターする機能がある。もし、1時間に一度も立ち上がって動いていなかったらスマートウォッチが振動して画面に警告メッセージを表示する。健康意識が高い人は椅子から立ち上がってトイレに行ったり、コーヒーを買いに外に出たりする。私は一時的にカフェから出て外の空気を吸う。
立ち上がって少し歩くだけでカロリーを消費する。肥満の方は座っている時間を減らす生活習慣を身につけるだけでダイエットに貢献する。
シニアが気にする消費カロリー数でダイエットチェック
スマートウォッチBand 9では安静時カロリーと活動カロリーの合計を見て1日の消費カロリーを判断している。
- 安静時カロリーとは体が完全に安静にしている時に消費されるカロリーのこと
- 活動カロリーとは身体活動によって消費されるエネルギーのこと。これは運動活動や日常的な動作で消費されるカロリーである
自分の身長や体重をアプリに登録すると目標になる1日の消費カロリーを出してくれる。この目標消費カロリー数に向けて自分の日別消費カロリーを記録する。私の場合、1日の消費カロリーは400カロリーである。午後3時40分時点で260カロリーを消費にしていると教えてくれる。
ダイエットは1日の摂取カロリー<消費カロリーの状態になると体重が減っていく。私の場合、1日400カロリー以上の消費があれば、摂取カロリー<消費カロリーの状態になる。こんな日が続けば、確実に体重は減っていく。
体を活発に動かしている?をチェック
スマートウォッチBand 9では中高強度の運動をしていた時間をモニターしている。
中高強度の運動はケイデンスが1分あたり100歩を超えるか、心拍数が最大心拍数の64%を超える運動と定義されている。これをどのくらいの時間行えば良いかの目標値に対し今の状態を教えてくれる。私の場合は1日中高強度の運動を30分以上することになる。今日は既に38分を記録している。
1日に体を活発に動かしているかどうかを教えてくれる機能になる。シニアの体は動かさないとサビが酷くなり、関節が固くなり動きづらくなる。筋肉も使わないと失われていく。毎日、体を一定時間以上動かしているかをチェックする上で役に立つ。
自分の健康を感覚で判断するのではなく、データを取って時系列で見ていくと正常値と異常値が見えてくる。体の調子が悪い時、医者にかかる。その時にヘルストラッカーの数値を提供することで医者に情報を提供できる。感覚的な言葉では医者も判断できない。
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結論
自分の体の調子をモニターできる健康端末が身近になっている。心拍数、歩数、消費カロリー数、血中酸素レベル、睡眠状態、運動時間などを知らないうちに記録してくれる。時系列データを記録することで体に異常を感じた時にどのような数値であったかがわかる。体調不良で医者にかかる時に感覚的な言葉よりも時系列データの方が役に立つ。
自分のヘルストラッカー端末を身に付けることで健康状態をリアルタイムでモニターが出来るようになる。
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