お風呂で体を洗う時に注意すべき3つの事

10年ほど前からお風呂で体を洗う時はボディーソープか、石鹸を使って手で体を洗っているなぜ、そうなったのか?

昔は小さいタオルなどを使って石鹸と一緒に泡立てて体を洗っていた。確かに体の皮膚は滑らかになるのだが使用したタオルが後で不衛生になる。そのため、使い捨て状態になる。

それが面倒なために石鹸やボディーソープを体にこすりつけて手で体を洗い始めた。手で体を洗うと古い皮膚(垢)などはしっかり取り除かれない。1〜2周間に一度、ボディータオルで垢を取ることにしている。

体を洗うという点に限れば、手で体を洗うのは有効である。垢を取るために毎日タオルでゴシゴシ垢が溜まる部位をこするのはあまり良くないようだ。人間の皮膚には体をバイキンから守る菌が生息していて皮膚を洗い過ぎるとこの菌まで体から取り除いてしまう。さらに強く皮膚のこすることで小さな傷が皮膚にできてそこからバイキンが入りやすくなるという。

正しい体の洗い方を学校や親から学んだことがない。体を石鹸で洗えばそれで良いという思考が今まで続いていた。

意外と知らない体の洗い方

私が子供の頃はスポンジに石鹸をつけて体を洗っていた。社会人になってからは合成繊維のタオルに石鹸をつけて体を洗っていた。シニアになった今は基本的にボディーソープを手につけて体を洗っている。体に残っている垢は週に1度だけボティータオル(綿)にボディーソープをつけて取っている。

新陳代謝が衰えてくる老人の体は頻繁に垢取りをする必要がない。むしろ、お湯やボディーソープだけで洗い流すだけで十分である。皮膚を鍛えるために体をボディータオルでゴシゴシする人がいるが、どうなんだろうか。

ボディータオル

バスタブから出て体を洗う時、ボディーソープをボディータオルに泡立てて使っている人が多い。その後、ボディータオルを湯船のお湯で洗って浴室の中に干す人がほとんどではないか。実はそのやり方ではボディータオルにバイキンが繁殖してしまう。

ボディータオルに残っている汚れやソープに雑菌が繁殖する。浴室内に干すと湿度が高いので雑菌が増えるのに好都合になる。この状況を解決するには通常のタオルなどの洗濯頻度と同じようにボディータオルもいっしょに洗濯機で洗うことである。

もし、これが面倒ならばボディータオルを使わないで「体を手で洗う」方法を取る。手洗いでは「汚れが落としきれないのでは?」と思う方が多いかもしれないが、お湯だけでも皮脂や汚れの80%は落ちているのでボディーソープで更に汚れは落ちやすくなる。

 

正しい体の洗い方手順

  1. 角質を柔らかくするために40℃前後のお湯に10分程度浸かる。
  2. 浴槽から出て、シャワーで体全体を軽く流す
  3. ボディソープを使って、手でなでるように洗う
  4. しっかりとお湯やシャワーで洗い流す
  5. 湯船に入ってリラックスタイムを楽しむ

今までの私の洗い方はこんな感じであった。

  1. 浴槽に入る前にかけ湯を浴びる
  2. ボディーソープで体を手で洗う
  3. シャンプーで頭を洗う
  4. かけ湯をして浴槽に入る(5分から10分ぐらい浴槽でゆっくりする)

体を清潔にし、綺麗にするという目的は達せられているが古い角質を取り除けていないかもしれない。

しっかり洗うべき部位(皮脂が出やすいエリア)

私は加齢臭が強いと妻に言われているので汗が出やすい部位や古い皮脂が溜まる部位を念入りに洗う。耳の後ろ、手が届かない背中から腰、脇、首から胸元あたり。局部・デリケートゾーンとお尻あたりは汚れやすいので気をつけている。

  1. 足の指の間
  2. 頭と顔
  3. 首から胸元
  4. 背中
  5. 耳の後ろ
  6. デリケートゾーン

お風呂好きのシニアであれば皮膚はいつも健康である。石鹸やボディーソープを手につけて軽く体を洗えばそれで十分。手で体を洗う時に泡立ちが良いボディーソープを使えば、体の隅々まで手でカバーできるようになる。

結論 

お風呂で体を洗う時に注意すべき3つの事は

  1. ボディータオルは不衛生になりやすいので洗濯機で洗うか、体を手洗いにする習慣を身につける事
  2. 正しい体の洗い方を学んでいないのでそれを学ぶこと
  3. しっかり洗うべき部位を意識して手洗いする