老人の姿は本当に個人差があり過ぎる。一目で分かるのは洋服のファッション。地味すぎる。次に目立つのは体付き。多くの老人はやせ細っている。風が吹けばすぐに飛ばされるような感じがする。体付きに弱弱しさを感じる。姿勢や歩き方でも老人特有の姿が見える。背中が丸くなっている。足がふらついている。
弱弱しさを感じる老人がいる一方で若々しく元気な印象を与える老人もいる。私は元気な印象を与える老人を目指している。老人と言った時の年齢は80歳以上。本来ならば、後期高齢者75歳以上となるのだが若く見える75歳以上のシニアが増えているから80歳以上にしている。
最近のブームにシニアの筋トレがある。筋トレをやり続けているシニアは80歳以上でも動きが若々しい。歩行の面でも普通の方と何も変わらない。姿勢を見れば枯れている80歳老人ではない。今日の午前中にスポーツジムで筋トレをした。80歳以上に見えるシニア男性と出会った。筋トレを長年やり続けている筋トレファッションと鍛えられた筋肉が見えた。
同じ80歳のシニア男性でも体格や姿勢を見ればその違いがすぐに分かってしまう。若々しく見えるシニアは魅力を増す。普通の80歳が出来ないことができる姿は印象的である。彼は懸垂が5回以上できていた。40歳でも50歳でも懸垂が一回も出来ない男性が多い。
魅力的なシニアになるならば、他のシニアと比較してすぐに違いが出る物を身につけるべきである。
70歳代から80歳代以上の老人で風貌の個人差が激しい!
私の家内がこんな事を話してくれた。
「若々しい服装を意識している奥さんがいると旦那さんも若々しい服装になる!」
奥さんの服装チェックが厳しいと旦那さんのファッション性も高まるという事。家着と外出着の区別がはっきりしている老人ほど自分の風貌に気を使っている。
外出時の服装を魅力的に!
私の家内はセンスが良い。自分の姿が良く見えるファッションを心得ている。洋服の値段に関係なく、ファッションコーディネートだけで自分を魅力的に表現出来ている。センスが良い感覚を持っている家内がいるとセンスの悪い旦那も良い影響を受ける。私が外出するときは、私が気が付かないうちに服装チェックが入いる。
自分好みの服装で外出しようとすると玄関でストップがかかる。
家内曰く、私はカジュアルな服装よりもスーツ姿、ジャケット姿が一番魅力的に見えるという。だから、外出時はジャケット姿にさせられる。シャツも襟があるシャツが良く、丸首のトレーナーやTシャツなどはダメ出しになる。
自分自身にファッション性があるシニアならば、他人の見る目を気にしながら外出着を考えるのだがそのセンスがない老人は、普段着のまま外出してしまう。老女がお化粧に気を使わなくなった時の姿と同じである。女性は口紅をつけるだけで印象が変わる。ヘアースタイルを変えるだけで別人のような印象を与える。ちょっとした気の使い方で風貌が変えられる。
老人は見られている
外出時の服装は気を使うべきである。若々しい服装にするには色彩を若々しくすること。老人だから地味にするという昔ながらの意識は捨てるべきである。老人だから派手にするという意識に変えれば、姿から意識が変わってくる。自分を魅力的にする第一歩はファッションである。
明るい色彩で自分に似合った服装で外出する。運動靴ではなく革靴にする。歩く上で問題がなければの話だが。外見は服装で何とかカムフラージュできる。後は姿勢と体付き。これは直ぐには変えられない。筋肉が衰えてくると自然に姿勢が悪くなる。上半身と体幹(インナーマッスル)の筋肉を鍛える必要がある。上半身と体幹を鍛えると姿勢が良くなる。
シニアが体幹を鍛えるには椅子に座った姿勢のままで片足ずつ足を5秒ぐらい上げるトレーニングをする。何秒、足を上げていられるかを調べて、上げられ続ける秒数を目標にしてトレーニングをする。詳しいやり方は、こちらのページを参照。
上半身の筋肉を鍛えるには懸垂が効果的であるが、最初から懸垂は出来ないので鉄棒にぶら下がりや腕立て伏せなどで基礎体力をつけるしか無い。できれば、スポーツジムに通ってトレーナーの指導を受けたほうが間違いがない。体格を変える運動は時間がかかるが、続けると副産物をもらえる。健康になることである。人間ドックでの結果が必ず良くなる。食欲が出て夜は熟睡できる。筋トレを続ければ続けるほど基礎体力が向上して体力がついてくるのを感じ始める。
清潔感がない風貌はマイナス
男性も女性も整髪がされていないと汚いという印象を周りの人に与える。髪の毛がない男性ならば、キレイに剃っておけば良い。その上にお気に入りの帽子を被る。それだけでも印象がだいぶ変わる。
靴もよく見られる。無難な靴は革靴。スニーカーならば汚れていないシューズ。運動靴ならば派手な色が良い。蛍光塗料の黄色や赤などは目を見張る。それだけでも若さを演じることができる。当然、スニーカーや運動靴を履く時はそれにあったカジュアルな服装にする。出来るだけカラフルな印象を与える服装が良い。
横浜駅周辺で60歳代のシニア男性が赤の蛍光塗料色の運動靴を履いていた。目立っていた。私の蛍光色の運動靴がほしいのだがなかなか見つからない。価格的に1万円から2万円ぐらいすると思う。運動靴としては高価であるが若さがある目立ちがある。
時々、タリーズコーヒー店でシニア夫婦がカフェランチを取っている姿を見かける。服装は二人共上手く揃っていた。見ていて微笑ましい印象を与えていた。外出着の服装であることが分かる。オーケストラ演奏を聞きに行くような感じの良い服装であった。
結論
私にいつも家内に服装のことで言われることがある。普段着と外出着は自覚して選んで着て下さいと。老人は身なりでみすぼらしくなるから。見られて汚いという印象を与えない服装がシニアにとって重要。シニアは顔も体も皮膚も老化現象で汚くなっている。