老人が頭で稼ぐ不労所得の仕事

老人と呼ばれる人たちが働く機会はその老人の人生経験や知識に依存する。どの老人も平等に社会で働ける分野は、今後、生まれてくるかもしれないが体力の低下、記憶能力の低下など身体的に問題を生み出す老人には現代は難しい。唯一、可能性が高いのは、介護施設での老人同士の話し相手かもしれない。

それ以外でお金を稼げる機会は、専門分野の知識と経験、技術力、知恵、新しい事を学び実践する意欲と情熱で生まれてくる

専門分野の情報を集め、吸収し、わかりやすくウエブで情報発信する事が出来れば・・・

私の知人で環境問題を長年追及して研究している方がいる。もう、70歳を過ぎている方だ。多分、生き甲斐なのだろう。インターネットビジネスを営んでいると専門分野の知識を持っている人が羨ましくなる。情報は、「宝物」であるからだ。自分が学んだことを分かりやすく説明する能力があれば、その情報を求める人たちがやってくる。

インターネットビジネスは、集客サイトを育成できるか、出来ないかで成功、失敗が決まってしまうからだ。読者は、自分が探している情報をインターネットで検索する。専門分野であればあるほど特定の読者層を集められる。集まった読者層を広げるには、絶えず新しい情報をウエブで発信し続ける必要性がある。それが出来る人は、その分野を追求し研究している人だ。

昔と違い、今はインターネットで直ぐに情報を発信できてしまう。本で出版しようとすると最新情報が半年以上の古い情報になってしまう。最新情報を求めている読者は、ホームページで検索して情報を探す。本を買わない。

検索で見つかったホームページでのコンテンツが専門的で絶えず更新されているサイトならば、訪問客はリピーターになる。サイトの固定読者となり集客サイトの基盤を作る。固定読者が増えていくとその読者によって口コミが始まる。「あのサイトに行けば最新情報が手に入る!」という口コミだ。この流れが生まれると集客サイトがその専門分野のメディアサイトに成長する

一度、集客サイトやメディアサイトを育成できると広告収益が生まれる。専門分野でビジネスを展開している会社がそのサイトに集まってくる読者をお客にするために広告を掲載してくれと依頼してくる。インターネット広告ビジネスは、こんな感じで成り立つ。

ポイントは、特定専門分野の情報を追求して常に最新情報を分かりやすく情報発信していける人材だ。専門分野の経験がある老人であれば、時間と専門分野の理解力がある。専門分野の知識はその分野に興味を抱き続ける事で蓄積されるので誰もがすぐに情報発信が出来ない。

専門分野の知識を持っている老人であれば、手持ちの時間を情報発信に投資できる。自分の専門分野の知識をベースに新しい情報を吸収し、分かりやすい内容で発信すれば良いだけだ。

ウエブで情報発信をするには、幾つかの前提条件がある。これらを先に解決できれば、あとはウエブで情報発信し続けるだけで良い。 

前提条件 

  • 特定専門分野を持って、常に新しい情報を吸収している事
  • 書くことで苦労しない(書き慣れていいる事)
  • ブログホームページで情報発信が出来る事(これが一番の壁になるだろう、老人にとって!)
  • インターネットで広告収益を得るためのインターネットビジネスの基礎知識がある事

経験や知識をお金にするには、お金になるような形に経験や知識を作り変える必要がある。情報そのものを売る出版ビジネスもよいが、その情報を求めて集まってくる人の市場形成で儲けるほうが長続きがするし、売り上げも大きくなる。このビジネスは、やった者勝ちのビジネスである。

特定専門分野の経験と知識がある人に限定されるので競争相手は少ない。先に集客サイトにブログサイトを育成できれば独り勝ちになる。その代わり、地道な情報発信を常にする事と根気を求められる。時間がかかるビジネスであるからだ。 

ただ、

体力を消耗する仕事ではない。頭を使う仕事である。インターネットにつながったパソコンでブログサイトに情報を記事化して行く事を長期にわたって続ける仕事である。短期間でお金を稼げるビジネスではない。長期間を要するが、一度、集客サイトになれば不労所得が空から落ちてくる仕組みが出来上がる。