お金に頼らないで出来る範囲で自給自足の生活をするには?

less money

歳を取ってくると自分の命が短くなっていることを何となく感じる。お金に執着して大金持ちになりたいという気持ちもなくなる。食べて行ければそれで良いという気分になる。他界するまでに満足がいく生き方をしたいという気持ちが高まる。物欲で生活するよりも精神的に満たされる時間と生活に気が行く。 

還暦を迎えると断捨離を考え始める。自宅の中を見渡せば、使っていない物で溢れている。巣立った子供たちの物などは二度と使う事は無い。60歳から70歳の10年間の内に老後の生活で使う物だけにする。衣食住に満たされているシニアであるならば、生活で使わない物を処分して行く。出来るだけ身の回りの物を少なくして他界した時に子供たちに面倒な処理をさせないようにすると考える。

年金と貯蓄だけで最終的に生活をすることになる。贅沢な生活が出来ないのが一般のシニアである。多くは年収300万円以下の生活になる。生活面で困らない生活をするには、お金が極力出て行かない生活をするしかない。自給自足の生活がどれだけできるかでお金に頼らない生活を送れる。

シニアの脚力をテストしながら足腰を鍛える方法

体力は知らないうちに衰えていくのが高齢者である。普通の動きではそれに気が付きにくい。ちょっとした力仕事や歩きでいつもと違う疲れを感じたら、一度体力テストを自分でやってみると良い。

60歳代、70歳代、80歳代で確実に体力、筋力の違いを自覚するはず。筋トレを始めるシニアが増えているが、まずは、現在の筋力の状態を知る必要がある。一つの方法として「椅子立ち上がりテスト」がある。このテストは足腰の筋肉の状態を回数で評価してくれる。自分が普通以上の体力があるか誰もが知りたいはず。

私は69歳なので30秒間に21回以上椅子立ち上がりができれば、普通以上の筋力があると評価される。下記の評価表を見てほしい。

老後の生活を海外で過ごすのはこんなリスクが有る

海外に移住して老後を楽しもうというシニアがいる。2017年の移住先ランキングで1位がマレーシア、2位タイ、3位ハワイとなっている。共通の魅力は、治安が良いこと、ビザ取得が得やすいこと、親日国家であることだ。マレーシアは、11年間連続して1位を維持している。それぞれの国での生活で求めるニーズによってメリットとディメリットが見えてくる。

でも、シニアの海外移住先は世界情勢で大きく変化する。最終的に日本で生活するのが一番となる。

老後の移住を斡旋するサービス会社は、良い点だけを強調する。悪い点はあまり開示しない。どの国にも生活の上でリスクが有る。リスクを調べ上げてから、試験的に1ヶ月ぐらい生活をしてみる。現地で実際に移住した老人たちと交流して実際の生活を知ることが一番重要だ。

こんなリスクを考慮して移住先を検討する

60歳、65歳、70歳で生活パターンが変わる

シニアのライフスタイルは、60歳、65歳、70歳以上で変わって行く。そのことを事前に理解していると余生の過ごし方で戸惑うことが少ない。若者たちにこんな事を話してもピンと来ない。60歳以上の人の生活が見えていないからだ。同じことが現在50歳代の人にも言える。

60歳定年退職後の自分の生活が見通せない。65歳まで働けるから別に気にしないと思っている人は65歳になってから戸惑うはずだ!

60歳から70歳までは5年毎に大きな節目がある

私が諦めた老化現象とは(追記)

老人になると体の変化で自然に任せるしかない老化現象が出る。朝起きて洗面所で自分の顔を見る。頭の毛が薄くなっている。毛の色がグレーから白髪になっている。目と耳の間辺りに目立つシミが出てくる。頬辺りにシワが現れて皮膚に張りがない。顔は老人の顔に向かっている。

最近気がついた変化は朝起きる時に身体が硬い。少し体の柔軟体操をしないと元気に起きられないこと。両手の指がこわばるように指の曲げ伸ばし運動をしないと自然な感覚を得られなくなる。老化は体の細かな機能にまで及んでくる。

老化現象を自分で予防できるのは限られている。今まで予防できたことは以下の通り。

  1. 週2回の定期的な筋トレで筋肉量の維持と強化
  2. 姿勢(懸垂を習慣化すると自然に良い姿勢になる)
  3. 筋トレでテストステロン分泌を強化(オナニーで射精が出来るようになる;前立腺がん予防)
  4. 筋トレで逆三角形の体格を維持し理想的な体重にする

老化は防ぎ切れない。知らないうちに皮膚にシミやシワが生まれてくる。数えたら数えくれないことが分かった。私はいくつかの老化現象を自然に任せることにした。

老化現象は隠せないし防げないが抵抗は出来る!