シニアの幸せは好きなことをやって生活をすることだ!

会社から離れた元会社員は、何をしたら良いか分からないでまた会社にぶら下がろうとする。会社に依存して生きて行こうとする。年齢が60歳を過ぎると会社側はシニアよりも若手を優先する。自分の居場所が社会から無くなって来ていることに気が付く。

誰かにぶら下がった生活から自分の足で人生を切り開く生活にシフトしなければと頭を切り替える必要がある。

残りの人生を自分の足で歩き始める

シニアになり年金を受給し始めると一日の大部分を仕事で費やすという事がなくなる。自営業をしているシニアや経営者は別だが。フルタイムで仕事を続けている人は少なくなる。65歳を過ぎれば、ほとんどのシニアは時間を持て余すようになる。

お金稼ぎも重要だが、それ以上に自分が満足する生活を探し求める。問題は、自分は何を望んでいるのかが分からないことだ。

仕事中心で生活をしてきた人は仕事をしていない時に自宅でゴロゴロとしていた人が多い。何かに没頭する趣味や副業を持っていない人たちだ。老後の時間は、自分が好きでたまらない事をやって過ごすのが精神衛生上一番良い。そんなことは分かっている!!そう、言う人が多い。

私が還暦を迎えた時、10年先の自分の老後生活を想像してみた。70歳になった自分の生活はどんな生活なのだろうかと。年金がフルでもらえるのは、65歳になった時だ。65歳まで生活費を稼がねばならない。65歳以降でも余裕ある老後生活をするには、続けて働く必要がある。

つまり、70歳になっても私は何らかの仕事をしているという老後の生活になる。51歳の時に独立したので今の仕事を継続できていれば、それが仕事になる。61歳になった今も同じ仕事をしている。

だが、

時代が変わっていくと同じビジネスモデルではビジネスが継続できない。現在のB2Bビジネスモデルは、この数年のうちに縮小して最終的にはストックビジネスに移行しようとビジネス転換をしている。あと数年はかかる予定だ。

一人でビジネスをインターネットでやっている。B2Bビジネスは、お客さんが法人である。私が万が一他界したらお客さんに迷惑が行く。年齢を取れば取るほど他界する確率は高まる。そのリスクを少なくするためにB2Bビジネスから足を洗うしかない。

今準備しているビジネスは、インターネットのストックビジネスで、ある程度のビジネス基盤を構築できればあまり働かなくてもお金が降ってくるような仕組みだ。新しいお客さんの営業も打ち合わせもいらない。完全に自分の時間が自由になり、自分の都合だけで仕事が出来るようになる。

男は、やはり、自宅で遊んでいてはいけない。外に出て自分の存在を示す努力をする必要がある。どうせ、自分の時間と労力を費やすならば、好きな事をやって自分の存在をアピールしたほうが良い。言う事は簡単なのだが、自分の好きな事が何であるかが分かっていないとだめだ。

ここまで来るともう個人の問題になる。

私から今の仕事を取ったら何が残るだろうか。何かを探さないといけないと思い始める。そのためには、関心がある事を勉強したり、イベントやセミナーに顔を出して探す努力をする。自分の足で動き出さないと何も見つからない。会社員の時は、上から仕事が降ってきたので待っていればよかった。情報も社内から降ってくる。

一人になった今情報は自分で求めなければ得られない。時代の流れを知るには、テレビだけを見ていれば良いのではなく、自分で事を起こすことだ。

子供の頃、夢見た事があればそれを目標にして動いてみる。