スポーツセンターにやってくる高齢者や横浜の街中を歩いている老人の顔を見ると大体の年齢を想像できる。60歳代前半、後半、70歳代前半、後半、80歳代前半、後半、90歳以上など。
60歳代のシニアは、まだ、体がしっかりしている。顔も初老の顔をして張りが残っている。80歳代から90歳代になると顔は老人の顔だ。体付きも老人だ。誰が見ても老人と判断する風貌がある。
老人の顔をして体格が若いシニアを見かける!
保土谷スポーツセンターでシニアバスケット全国大会が開催されていた。団塊世代の高齢者が大勢集まっていた。シニアのバスケットボール選手は、身長が高い。姿勢も良く、肉付きも良い。筋肉を鍛えているから体が見掛け以上に若い。私の身長が180センチあるが、私よりも身長があるシニアバスケット選手たちであった。
長年バスケットをやっている人たちは、知らないうちに若々しい体格を維持してきている。好きなスポーツをやり続けている高齢者は、皆、体の若さを維持している。顔は高齢者の顔であるのだが、顔や頭以外の風貌は、40歳代か、50歳代の体付きをしている。
何らかの運動をやり続けている高齢者と普通の生活をしている高齢者では、体格面で相当の差が生まれている。私が街中で見かける老人たちは、年齢なりの風貌をしている。スポーツセンターのジムに来ているシニアは、2グループに分かれる。第一グループのシニアは、これから体を鍛えようと始めた老人たち。健康増進の目的でやってくる高齢者だ。第二グループは、筋トレを長年やり続けているシニアたちだ。私はこのグループに属する。
筋トレを長年やり続けると上半身の体形が一目で違う事が分かる。筋トレをやっていない普通の64歳男性の体と私とでは、胸囲と肩幅、そして、腕の周りの太さが違う。二人が歩いている姿を正面から眺めれば、体格の違いに気が付く。私の顔は、年齢なりの顔をしているが上半身の肉付きは20歳代、30歳代の若者よりも良い。左と右の胸筋を自分の意志で上下に動かす事が出来る。
顔と頭だけならばその人の年齢を外れずに当てる事が出来るが、体格だけを見て年齢を判断するのは難しい。
今、60歳、70歳代のシニアならば、体格を若返らせる事が出来る。筋肉は年齢に関係なく鍛えれば鍛えるほど要望に応えてくれるからだ。顔や頭の毛は、老化に勝てない。特に皮膚はシミなどで汚くなる。体は、筋肉を増やすことで若者に負けない体格を作れるようになる。
80歳を過ぎても若々しい体を維持したければ、今からでも良いから筋トレを始める事だ。