感動を"Touching"と英語で言う。感激を"Deep emotion"と言う。喜びは、"Joy"だ。 61歳になってから感動、感激、喜びを味わう回数が増えていると自信を持って言えない。むしろ、減っているのではないかと感じている。人間が人間であることの証明は、感情があることだ。
リオのオリンピックを見て感動する人たちは幸せだ。私もそのおこぼれをもらった。
残りの人生を感動、感激、喜びで満たしたい!
きょうは8月15日。終戦記念日だ。まだお盆休暇の会社員が多い。外ではセミがやかましく泣いている。空は、曇りだが晴れ間が多い。外を歩いていると汗が額に浮かんでくる。典型的な夏だ。いつも通り、横浜に仕事で出かけた。いつものスタバでIce Coffeeを頼んだ。スタバの店内は、お盆のためか空いていた。冷房は相変わらず強すぎる。
ウエブページ作成の仕事案件を午前中に終えてランチに出た。地元の個人喫茶店でナポリタン500円というメニューがあったので試してみた。確かに500円の味だ。感動はなかった。
奥方は、実家に戻り両親のお世話に出かけた。2泊ほど実家でお世話をする。家に帰れば誰もいないので仕事を自宅ですることにした。その前にスーパーに立ち寄りいつも食べたいと思っていた桃(大玉)2つを買って帰宅した。一人で豪華な桃を楽しもうという計画だ。
奥方が自宅を留守にしている間は、今まで家内の目を気にしていてやれなかったことをする。一つは、自分が好きな食べ物を食べる事と失敗覚悟で料理をする事だ。
二つ目に、ビデオに録画してある番組を見る事だ。いつも、奥方にテレビを独占されてしまっている。奥方は、一度に2台のテレビを見て楽しめる特殊技能を持っている。そのため、2台のテレビが奥方の好みの番組になってしまうのだ。私は仕方なく見たい番組をビデオに録画予約する。
今日と明日は、テレビを独占できるという喜びがある。
三つ目は、自宅のマンションに住み着いたヤモリの姿を写真に写すことだ。このヤモリはなかなか顔を出してくれない。以前家内が写真を写したものがこれだ。
今度は是非とも私のスマホでこのヤモリの姿を映したい!見るからにして健康そうなメスのヤモリだ。人家内外の害虫を捕食することから家を守るとされ、漢字では「守宮」(あるいは「家守」)と書かれる。
このヤモリはどうも2代目のようだ。初代のヤモリは、干乾びて死んでいたのを見かけている。我が家を見守ってくれているヤモリであるので大切にしたいと思っている。とはいうものの日々の交流はない。顔を合わせないからだ。顔を合わせれば、おやつでもあげるのだが。
このヤモリに出会う事が出来れば、ちょっと感激する。ペットショップで買ってきたヤモリではない。自然のオリジナルのニホンヤモリだ。ベランダには、セミや昆虫がたくさんやってくる。ヤモリはそれを餌にしているのだろう。花壇の隅に隠れる場所がたくさんあるので天敵にやられない。
お盆は、ヤモリ君と一緒に録画されたテレビ番組を見て感動を味わうことにする。