老人が賃貸住宅に引っ越すならば、こんな場所がベスト!

私の義両親は、誰もが羨ましく思う最も利便性の高い場所に住居を構えている。老人にとって日常生活で必要なものがすぐに手に入る場所だ。都会で生活する上で利便性が良い場所は土地単価が高い。マンションを探す時に駅から5分以内とか、10分以内とかで探す人が多いのが分かる。老人は足が弱くなる。長距離を歩くことを嫌がる。住む上での利便性を老人になってから痛感するのは私だけではないだろう。

老人の日常生活でいちばん重要なものが手に入りやすい場所

私の義両親の住居は、こんな場所にある。

  1. 最寄りの駅から3分以内
  2. 最寄りのコンビニから2分以内
  3. 最寄りの個人病院(内科、耳鼻科、眼科、外科など)3分以内
  4. 最寄りの大手銀行のATMや信用金庫支店から2分以内
  5. 最寄りの郵便局から3分以内
  6. 最寄りのスーパーマーケットから3分以内
  7. 最寄りの公園から5分以内
  8. 最寄りの美味しいケーキ屋さんから1分以内
  9. 最寄りのオリジン弁当店から3分以内
  10. 最寄りの散髪屋さんから3分以内
  11. 最寄りの介護サービス拠点から5分以内

誰が見ても便利な場所で生活をしている。これを満たすような便利な賃貸住宅を見つけるのは難しいが、どれか一つだけでも満たせれば老後の生活が一つ楽になる。それは確かだ。

都会で賃貸住宅を探している老人ならば、近くにコンビニ店がある賃貸住宅を優先的に探すと良い。コンビニは、私達の日常生活で必要なものを販売している。これが最優先要素だ。

次は、持病(老人の多くは何らかの持病を持っているので)の治療をしてくれる個人病院が歩いてすぐに行ける距離にある賃貸住宅だ。健康問題ですぐに助けを得られる場所た良い。

この2つの条件をまず満たす賃貸住宅を見つけると老後の生活は楽になる。

問題は、高齢者に賃貸住居を貸してくれる大家さんがあるか、ないかだろう。一般的に多くの老人が都会での賃貸住宅を探す時に年齢から門前払いを食らう場合が多い。お金があれば、利便性が良い場所の新築・中古マンションを購入すれば済むのだが誰もがお金持ちではない。先が短い老人にとって資産が残るマンション購入は荷が重いかもしれない。

自分の老後生活を今から考えると先手が打てる。

自分の老後生活で一番重要な要素を決めてまだ60歳代のうちに新しい居場所に引っ越すことだ。賃貸住宅でも良いし、新築・中古マンションでも良い。60歳代ならば、年齢で門前払いはまだない。60歳代はまだ若いという認識が社会にあるからだ。70歳代の声を聞くと大家さんは気難しくなる。

今からでも良いから自分の老後の生活を描いて下準備をすると後の生活をすごく助けることになる。