シニアがパソコンを使ってやることは全てスマホで出来る時代になった。パソコンは、すでにスマホに市場を専有され始めている。パソコンの使い方を知らない若者が増えている。パソコンよりもスマホを先に使い始めているからだ。小学生がパソコンに触る前にスマホを使っている。
昔、ワープロがパソコンに食べられたようにパソコンが今スマホに食べられ始めた。
シニアがパソコンを使う用途はスマホで代用できる!
会社を退職したシニアは、仕事で使っていたExcel、Word、PowerPointのようなアプリを使うことはない。多くは、メールとブラウザーでウエブ閲覧する事ぐらいだ。それぐらいは、スマホで十分ニーズを満たせる。パソコン教室に通うシニアがいるが、今はスマホの操作を学ぶ教室に通ったほうが良い。スマホの使い方は、教室で学ぶよりも家族に教えてもらったほうが早いかもしれない。
スマホは画面が小さいが、5.5インチ以上のスマホがある。5.5インチ以上のスマホであれば、画面で表示する文字サイズをシニアの視力に合わせることが簡単に出来る。通信設定も通信キャリアー(販売代理店など)がすべて設定してすぐに使える状態で渡してくれる。まずは、スマホで遊んでみることだ。
家族(子供や孫)がスマホについて詳しいならば、最初は家族に基礎的な使い方を教えてもらうことから始まる。孫にお駄賃を与えて教えてもらうのが一番楽しいかもしれない。おじいちゃんと孫のコミュニケーションがスマホを通して出来るようになる。
色々なスマホがあるので予算とニーズに合わせて選んだら良い。
一度、電車の中の様子を観察して見ると良い。80%以上の乗客がスマホを触っているはずだ。もう、人間の数よりもスマホの台数のほうが多い。若い女性は2台以上スマホを持っている。会社員もそうだ。仕事専用のスマホ、プライベートのスマホという感じだ。
シニアがパソコンを使う場合は、キーボードで入力することになるが、スマホは特別な画面でひらがな変換になる。それさえ慣れてしまえばメールも直ぐに発信できるようになる。
多分、スマホは新しい情報の入手で頻繁に使われる。スマホがあれば、新聞の主要記事の殆どが無料で読めるようになる。若者は、新聞購読をしていない。スマホでニュースを無料で得られることを知っているからだ。孫がいるならば、スマホをどのように活用しているか聞いてみると良い。面白い使い方をしているのを発見するだろう。
スマホの価格もパソコンの価格になり始めているが、高機能のスマホは10万円前後だ。安いものは、2万円以下でも手に入るがシニアにはオススメしない。快適に使えて2〜3年は買い替えをする必要がない性能を持つスマホをお勧めする。価格として5万円前後のスマホだ。
地図アプリは一番シニアにとって役に立つ。道順を画面を見ながら教えてくれる。自分がいる場所を教えてくれて、目的地までの距離と時間もわかる。
まずは、メール、ウエブ閲覧、地図アプリでスマホ探検をすると面白い。