健康寿命を延ばすための最低条件とは?

64歳の私。100歳まで生きるという目標でこれからの生活スタイルを考えたい。老化により、年齢で生活スタイルが変わって行くはずだ。変わって行く生活スタイルを今から予想して老いていく体と生活環境に備える。シニアが生きて行く上で何らかの人生目標が必要だ。

義父がもうすぐ93歳になる。義父の生活スタイルを見て、自分ならばどうしたいのか、どう準備するかを考えさせられる。

健康寿命は足の力から来る!

自分の体がどのような状態になったら、どうするかを決める。年齢はあまり考えないが、老いと年齢は相関関係がある。

健康寿命を延ばすための最低条件がある。

  1. 普通に椅子から立ち上がれること
  2. 普通に歩けること
  3. 意識して運動する習慣を身に付けていること
  4. タンパク質を意識して多く摂る食生活をすること
  5. 栄養のバランスをとること

足の筋力が維持できて自分の力で椅子から立ち上がり、自由に歩ける生活が出来なくなると老後のライフスタイルを変える必要が生まれる。自分で動ける力が衰えると自分で身の回りの世話が出来なくなるからだ。100歳まで生き抜くには、自分の身の回りのことが出来る脚力を維持するしかない。この大前提が崩れると私は100歳まで生きられても不自由な生活を送ることになる。

義父は、90歳になった頃から歩くのが遅くなり、外出が少なくなった。椅子から立ち上がるのに立ち上がる動作を2回、3回挑戦してやっと立ち上がれる。自宅での生活が多い。そのために足を動かす運動が少なくなり、自然と足の筋力が弱まっている。

私の老後生活を有意義なものにするためには、自分の脚力を鍛えて100歳になっても自分で移動が出来るようにしなければならない。不自由な生活を送る年齢が何歳になるのか?それを意識しながら今後の生活スタイルを考える。

64歳での状況はこうだ。

  1. 週2回スポーツセンターで筋力トレーニングを行っている(上半身と下半身を重点的に)
  2. 3食に一度以上はタンパク質が豊富な肉、魚、豆類を食べている
  3. 自営業であるので自分の都合に合わせたワーキングライフを送っている
  4. 義父、義母の介護支援をしながら介護される生活の実態を学んでいる
  5. 70歳まで、80歳まで、90歳までに何々をしたいという目標を見つけようとしている
  6. 欲しい物ややりたい事はできるだけ若いうちにやることにしている

自営業というワークライフを中心に自分の生活が今回っている。B2BとB2Cのインターネットビジネスをしているが、B2Bビジネスは70歳頃までに自然消滅させて70歳以降はB2Cビジネスだけでワークライフを固めたいと計画、実行している。

70歳になれば、フルの年金収入が65歳から得られる。それに事業収益が入るのでシニア夫婦二人の経済的な不便さはなくなる。使うお金で節約、節約で頭を悩ますことはないだろうと思っている。定期的に入ってくるお金(年金と事業収益)があれば、あとは、健康な体をどう維持するかに的が絞られる。

70歳までは、家内の両親の介護と自分の仕事、そして、筋力トレーニングの3つで生活で固められる。70歳以降は、仕事と筋力トレーニング、そして、夫婦二人でやりたいことをする生活に移りたい。

B2Cビジネスに移れて定期的な収益が確保できれば、日本で生活をする必要がなくなる。海外の住みたい場所に長期滞在して日本とは違った刺激がある老後の生活を送れる。安定した集計と健康な体を維持できる環境を整えれば、85歳ぐらいまでは普通の生活が送れると推測している。

普通の生活を送れているうちに介護生活になった時の資金を貯め続ける。自分の家族に負担が行く体になったら進んで介護施設での生活に移る。その時に後悔しない老後生活を送っておきたい。介護施設での生活は、死に飛び立つ一歩手前の生活になるからだ。それを忘れないで今から健康寿命を延ばす努力をする。