私の家内は、私の仕事姿を見て笑い話のネタにしている。私の仕事がインターネットの仕事であるため、パソコンに向かって指を動かしている姿しか見えていない。彼女にしてみれば、不思議な光景に映る。毎月の生活費がパソコンを触っているだけで入ってくるということが理解できないでいる。
現実の世界のビジネスとインターネットの世界のビジネスでは、仕事のやり方が違う。私のビジネスは、ウエブからお客さんがやってくる。メールによるお問い合わせや仕事の依頼だ。メディアサイトの運営に関しては、Googleが依頼主になる。Googleにメディアサイトのスペースを提供して広告を表示させてあげている。
ビジネスモデルは、アイデア次第でお金に替わっていく。誰もが簡単にできるビジネスではない。特別なスキルと知識がやっているうちに要求されてくる。私の年代のシニアは、インターネットビジネスでお金を稼いている人が少ない。インターネットビジネスに関わった経験があるシニアであれば、私と類似のビジネスを展開できるかもしれない。
普通のシニア(現実の世界で仕事をしてきた人たち)は、難しいだろう。
パソコンを使ってお金を作り出している(作業が伴う)
インターネットビジネスを行うためには、道具が必要だ。パソコンは、インターネットの世界を画面に見せてくれるツールである。画面を表示させるには、インターネットが使えるネット環境がないとダメだ。さらに、パソコンの画面に情報を表示するホームページがないと何も出来ない。
つまり、
インターネットで仕事をするには、最低でも次の3つが必要だ。
- パソコン
- インターネットアクセス環境
- ホームページ(&メールアドレス)
この3つの条件が満たせれれば、お金を稼げるかというと稼げない。これらの条件は、インターネットでビジネスをする上で必要なものでしか無い。本当に必要なものは、如何にしてお金をインターネットから作り出すかのビジネスモデルだ。20歳代、30歳代の若者たちが試行錯誤でインターネットビジネスを考えて挑戦している。
彼らの仕事姿を家内に見せれば、きっと、こういうだろう!
「パソコンを触っていればお金が入ってくるビジネスをやっている人たちね!」
仕事姿は確かにパソコンに触っているだけのように見えるが、仕事はパソコンの画面の奥でつながっているインターネットの世界で行われている。その仕組が彼女には分かっていない。
パソコンはあくまでも道具だ。この道具がないとインターネットの世界では仕事ができない。インターネットの世界には、色々な専門分野が広がっている。なんでも出来る人なんていない。何かの専門家でなければ生きていけない世界である。PC Depot(ピーシーデポ)にパソコンのサポートを頼むような人は、インターネットビジネスはやれない。
私の専門分野は、Joomla(ジュームラ)というオープンソースCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)でポータルサイトやメディアサイトを構築、保守、トラベルシュートなどを行うサービスである。これ以外にメールマーケティングやコンテンツマーケティングなどの分野にも精通している。
昨年からChromebook(GoogleのChrome OSが稼働するパソコン)に興味を持って色々と勉強をしている。できれば、Chromebook関連で何かビジネスの種を見つけられればと期待している。
専門分野であればあるほど、普通の人に説明するのが難しくなる。家内に私の仕事を説明してもイメージが出来ない。仕方なく、パソコンを触ってお金を稼いでいるのだよ!という結論になる。
この記事「パソコンを触っていればお金が入ってくる」のポイントは、
- パソコンを触っていればお金が入ってくるなんていうビジネスは無い!
- パソコンは道具。インターネットビジネスをする上で必須なツールだ。
- ネットビジネスは、ビジネスモデルが重要。先手必勝の世界だ。