今年の4月に白内障と緑内障の手術を終えた。6月現在、白内障は完全に治った。緑内障は眼圧を下げるステント手術で眼圧を下げる点眼液を無くすために行った。その効果がどうなったかを7月に再検査する。
白内障手術で視力がはっきりと改善されている。そのおかげで右目の視野欠損が悪くなっているのが分かった。薄い雲がかかっているように視野を悪くしているのが分かる。左目はその状況になっていなく、問題なく見えている。
ただ、右目の上半分以上、焦点から上の部分が曇りがかって見えていない。左目も上3分の1以上が曇りがかって見えていない。両目で見える景色は左目中心になっている。今71歳。75歳になる頃は両目ともに目上半分が曇りがかって見えなくなると思っている。
緑内障の治療は視野欠損の進度を遅らせるしか治療がない。目が見えなくなるのが先か、他界するのが先かの競争である。緑内障は遺伝している。父親も緑内障になっていた。彼の場合は緑内障で目が見えなくなる前に別の病気で他界してしまった。
私の息子たちには緑内障の予防と眼底検査を何度も伝えている。遺伝的に影響すると。
目次
一番の不安は緑内障で視野を失うこと
75歳になった時に視野を半分失うと色々と活動面で支障が出てくる。視野半分だけで物を見ることになる。駅の階段や遠近の認知を要する場所は注意が必要になる。足の筋肉はジムでの筋肉トレーニングで大丈夫だろう。視力が衰えることで動きが鈍くなる。これは、確実だ。
視野を半分失ったら、自動車の運転はもうできないかもしれない。信号機を素早く認識できなくなる。意識して上を見なければならない。段差がある階段や道は視力が衰えてきている老人にはリスクになる。
視力にできるだけ頼らないで体全体の感覚で物を見るトレーニングが80歳近くになったら必要になるかもしれない。視力や聴力を改善するトレーニングがあれば、ぜひやってみたいが神経をやられているのでほぼできない。私の右耳は幼い頃におたふく風邪で特定音領域の神経に障害が起きて聞こえにくい。ちょうど、人間の音声領域である。
80歳以上の知人がいる。見かけは普通の人のように見える。歩く時に時々ふらつくのが分かる。食事も入れ歯で硬いものが噛めないため遅くなる。ただ、驚くのは頭の回転とキレだ!
話している内容が時代に追いついている。現代人の道具であるスマホもタブレットもインターネットもうまく使えている。海外旅行も年に何回かでかけている。80歳にしては体力がある。声は大きい。これは、多くのシニアも同様だろう。耳が悪くなると声が大きくなる。
老人になると白内障と緑内障になる可能性が高くなる。白内障は、目のレンズを取り替えれば失明しないが、緑内障は治せない。死ぬのが先か、視力を失うのが先かのどちらかだろう。今のうちに綺麗な物をたくさん見て味わって置くしかない。
緑内障の怖さは
緑内障は自分で病気に襲われているという事が分からないことである。人間ドックで眼底検査をして初めて緑内障であるという診断されて分かる場合が多い。そう診断されても自覚症状がないので不思議でならない。でも、数年後に視覚欠損という症状が出てきて初めて事の深刻さを知る。
人によって視野欠損が起きる部位が違う。私の場合は両目の上端から徐々に薄い雲がかかってきて、見えなくなった。左目よりも右目の視野欠損の進み方がひどい。右目は文字を読む焦点辺りまで視野欠損が進んでしまった。本を読む時はもう左目だけに頼っている。
左目の焦点まで緑内障で侵されたら、文字を読めなくなる。そうなるとPodcastに頼って本を楽しむしかなくなる。パソコンには文章をカーソルで指定することで音読してくれる機能があるのでなんとかなる。できるならば、両目の視野欠損で生活が不自由になる前に他界したいものだ。こんな事を書くと既に目が不自由な人達に怒られてしまう。
視野欠損でも余生を楽めるようにする
視野欠損で目が不自由になるのは時間の問題。そうなる前までに目で見て楽しめることをできるだけ多く経験する。旅行、映画、本、景色。目に見えることで楽しめることをできるだけ多くやる。とは言っても何をするにしても目が見えなくなったらどうしようもない。覚悟を決めるしかないのが現実。
視野を失ったらどう人生を楽しめるかを考えて準備する。
今考えてできることは何か。盲目の人たちはどのように毎日を楽しんでいるかを調査してみる。AIに相談したら、こんな書籍があることを教えてくれた。
『目の見えない人は世界をどう見ているのか』
- 著者: 伊藤亜紗(光文社新書)
- 特徴とおすすめの理由: 美学者である著者が、視覚障害を持つ人々の驚くべき身体感覚や空間の捉え方をインタビュー形式で紐解いた名著である。彼らが決して「見えない世界」を我慢しているのではなく、独自の豊かな感覚で世界を捉え、楽しんでいる様子が生き生きと描かれている。視点そのものを転換させるのに最適な一冊である。
『全力でゆるく生きる:全盲女子のまったりDays』
- 著者: 山田菜深子(コトコト)
- 特徴とおすすめの理由: 全盲の女性が、日々の生活を気負わずに楽しむ様子を綴ったエッセイである。料理やファッション、趣味の開拓など、身近な日常のアイデアが満載であり、「盲目の人の毎日」というテーマの具体的かつ等身大な姿を知るうえで非常に適している。
『目を閉じて心開いて』
- 著者: 三宮麻由子(岩波書店)
- 特徴とおすすめの理由: 幼少期に失明した著者による、五感(聴覚、触覚、味覚、嗅覚)をフルに活用した生活のエッセイである。音や風、季節の匂いを敏感に感じ取りながら、豊かに、そしてアグレッシブに毎日を謳歌する姿が美しい文章で描かれている。
『わたしのeyePhone』
- 著者: 暮(医学書院)
- 特徴とおすすめの理由: 現代の生活に欠かせない「スマートフォン」というテクノロジーを通じて、全盲の著者がどのように外部の世界と繋がり、日々の娯楽や情報収集を楽しんでいるかを鮮烈に描いた一冊である。現在の視覚障害者が、どのようなデジタルツールを使いこなして生活を豊かにしているのかを知るための重要な手がかりになる。
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結論
緑内障であるか、ないかを調べるには眼底検査を受けること。緑内障は忍者のように気が付かないうちに忍び寄って視野欠損を増やす。一度緑内障になったら、治すことは出来ない。現在の治療は緑内障の進行を遅らせる治療だけである。この治療を始めるのが送れると視野欠損がひどくなってから慌てることになる。
だから、一度眼底検査を受けてみること。
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