女性は一般的に足冷え症なのだろうか。自宅で冷房を入れると家内は必ず靴下を履き始める。足元が冷たくなるからだという。人によって個人差はあるが、男性には足冷え症はあまりない。
85歳の義母がこの夏に老健施設に入居した。入居後、様子を見に面会に行ったら、しきりに足元が冷たいので自宅にある電気コンロを持ってきてほしいと頼まれた。老健施設の規則で電気コンロなどの電気器具は持ち込めないと言われていた。
介護士さんに相談したら、こんな湯たんぽを紹介してくれた。
電子レンジで温めてから使う湯たんぽ
レンジで湯たんぽ
「湯たロン」という製品で赤いジェル溶液が入っている。この溶液が水の代わりになり、電子レンジで温めると約7時間ぐらい温かさを維持してくれる。夜足が冷たくて寝付けない時に「湯たロン」を足元に入れておくと寝付けが良くなる。
この製品は、ICE JAPAN(アイスジャパン)が製造販売をしている。商品の取り扱いの説明をよく読んで間違った使い方をしないようにしてください。
早速、近くの薬局やドラッグストアに「「湯たロン」という製品があるか聞いたのだが、夏であるため販売していないという事だった。仕方なく、アマゾンで「湯たロン」を検索したら見つかった。義母がしきりに足が冷たくて寝れないと言っていたので速攻で注文をした。
2,3日後に商品が自宅に届き、家内が老健施設に行くときに一緒に持って行ってもらった。介護士に「湯たロン」を渡して毎夜義母が寝る時にベッドに入れてもらうことにした。
こんな製品があることを知らなかった。昔と違って普通の湯たんぽであると数時間で冷たくなってしまうが、特殊なジェルが入っている「湯たロン」は、約7時間も暖かさを持続してくれる。高齢者男性は湯たんぽと使うことはほとんどないかもしれない。
腰痛持ちのシニア男性にも役に立つ
この製品は腰痛の緩和で腰の上に乗せて患部を温める時にも役に立つ。私は慢性的に腰痛を味わっている。そのため、血液の流れを良くするために夜寝る前に腰痛体操をしている。冬は寒いので「湯たロン」のような製品があると助かると感じた。指圧マッサージ店に行くと「湯たロン」のようなもので腰をまず温めてくれる。それから指圧マッサージが始まる。血行を良くするためである。
患部を温めると血液の流れが良くなるので腰痛、肩こり、首などの筋肉のコリにも使える。電子レンジで温めるのでお湯を沸かす手間はない。
老人は加齢に伴って体の筋肉が減少して行く。筋肉は、熱を出して寒い時に体を温めてくれる。筋肉が減少した老人の体は熱を出す筋肉が少ない。特に足の筋肉が少ないので足元が冷たくなりやすい。自分の体が熱を出せなくなるならば、外から熱を与えて温めるしか方法がない。
電気コンロは漏電したり、故障したりするので湯たんぽよりもリスクがある。湯たんぽはお湯を沸かす手間と温度の維持時間が短いというマイナス点がある。「湯たロン」」という製品はこの欠点をうまく解決した製品になる。
結論
冷え性の女性の方は夜寝る時に湯たんぽを足元において温める。通常の湯たんぽは水をお湯にしてからという準備が面倒で危ない。その欠点を解決した湯たロンと言う製品がある。レンジで温めるだけである。一度試して見る価値がある製品である。