子供が巣立ったシニア夫婦は、この5月の連休をどう楽しもうか考えている。海外旅行は昨年行った。国内の観光地は混む。その上、海外からの訪日客で溢れている。人がまばらなのは、大都会の街中である。自動車ではなく自分の足で歩いて楽しむならば東京都内の名所巡りしかない。
自動車で都内を走っていると面白い発見に気が付かないで通り過ぎてしまう。自分の足で都内を歩き回ると今まで気づいていなかった名所に出くわす。洒落たカフェやレストランの発見もある。街は歩いて味わうものだと思う。
今度の5月の連休は10日間ある。誰もがその使い方に悩み始める。若者や若い家族らは、海外旅行に出かける。曜日感覚がなくなっているシニアはどうするのか。毎日が日曜日の生活であるので10日間の連休はあまり意味がない。
一つだけ意味が生まれるのは、働いている人が少ない大都会を散策することではないか。いつもの自宅周辺の散歩を都会に変えて名所巡りをする。
いつも混んでいる名所や人気レストランは空いている
東京を歩き回るならば、美味しいランチが食べられる場所周辺を楽しむのが私たち夫婦の散歩スタイルだ。私は、コーヒー好きであるので午後3時頃は必ずコーヒーの味を楽しめるカフェに立ち寄る。
仕事で東京に出かける場所はいつも大手町や神田周辺であるため、今まで足を踏み入れていない場所に行ってみたい。訪問したことがない都内を歩きまわると色々な発見がある。自動車で都内を走っても見つけられないお店やレストランが多い。時々、思いがけないイベントに出くわすこともある。
シニア夫婦は歩くということを意識的にすべきだろう。どうせ、歩くならば楽しめる歩き方をすべきだ。ただの散歩よりも知られていない観光名物・名所を探し歩くとか、何か目的を持って歩くと面白い。
今回の家内のアイデアでは、
- 青山、六本木乃木坂あたり
- 五反田周辺
- 学芸大周辺
という。まだはっきり決まってはいないが新しい発見を求めて歩き回りたいようだ。 家内は立ち寄り場所で記憶を思い出せるようにちょっとしたものを買う。その場所に因んだものが多い。私はデジカメやスマホで写真を取るぐらいしかない。
人混みが二人共嫌なので空いている都内巡りが一番気楽で良い。待ち並んで食事をすることもないし、全てにおいて待ち時間が発生しない。観光客が行かない普通の街角を歩き回る。