なぜ、老後に目標を持つ必要があるのか?

ちょっと前のテレビ番組「ガイアの夜明け」で在宅医療を取り上げていた。その番組の中で大腸がん末期の68歳女性を紹介され、四日市市の在宅医療専門の医者が、彼女の家庭を訪問していた。

68歳の末期がんの女性は、在宅で人生の最後を迎えた。その時に家族と在宅医療の医師が、桜が咲く4月まで頑張って生きてみようかと女性に呼び掛けていた。その女性に桜が咲いたら家族で桜見学に行こうという目標ができた。自宅で亡くなったのは、家族で桜見学に出かけて2か月後であった。

生きる力は目標を持つことで湧いてくる、本当だと思う!

目標がはっきりしていればいるほど、その方向に意識が集中できる。自分の人生も目標が明確であれば、その目標に向かう手順が見えてくる。これは、若い人でも老人でも同じだ。目指す目的地が分かっていれば、そこに行く道筋を見つけて向かうだけだ。

定年後のシニアは、人生の目標を一時的に失う。次の目標を定める前に老後の不安が先に頭の中に入ってくる。残りの人生を満足いく人生にするためには、「目標」が必要だ。小さくても大きくても良い。自分の足で歩いて行く到達点が見えると老後の不安も一緒に解決される。

生きる力は、これをやりたい!あれをしたい!という欲求が作り出す。これをやりたい!あれをしたい!というのは、人生の目標になる。

例えば、伴侶を失った孤独な老人がこんな目標を立てるとする。

「3年かけて残りの人生を共に楽しむ女性・男性を見つける。」

シニアの婚活だ。別に再婚する必要はない。ただ、一緒に残りの人生を共にするだけでも良い。それが可能になる女性・男性を見つけるという目標だ。 こんな企画をしている婚活パーティサービスがある。シニア向けの婚活バスツアーである。

婚活をしているシニア男女が旅行を楽しみながら自然な雰囲気で出会いを探す事バスツアーである。従来のお見合い型婚活パーティーが苦手な人や長い時間自然に話を楽しみたい人向けだ。

インターネット検索で探せば、シニア向けの婚活サービスをたくさん見つける事が出来る。

生き甲斐が見つからない人、人生がつまらないと思い始めた人、時間を持て余している人、寂しくて寂しくてと思い詰めている人は一人で悩まない環境を自分で作り出す目標を持つと良い。

仕事をしたいと望んでいる人ならば、期限を区切って(例えば、1年間)アルバイトでもパートでも良いから応募しまくる。仕事を見つけるという目標が出来る。

私の短期目標(年末まで)は、今育てているメディアサイトを集客サイトに成長させることだ。例えば、このサイトは平均250名のユニーク読者が毎日訪れている。この人数を1日500名以上にしたい。こんな目標がある。これを達成させるには、このサイトにやってくる方に役に立つ情報を発信続けなければならない。

出来るだけ毎日情報を発信したいと思っているが、難しい。

でも、

目標に向かって毎日努力をしている。