シニアの最適睡眠時間は何時間なのか?

60歳代のシニアは睡眠を何時間ぐらい取っているのだろうか。年寄りになると睡眠時間が短くなると聞いているのだが、60歳代のシニアの最適睡眠時間があるのだろうか。

そんな疑問を抱いている。

私は、いつも夜の11時頃ベッドに入って翌朝7時頃に起きる生活をしている。ベッドに居る時間が8時間ぐらいになる。目が覚める時は必ずトイレに行く時だけだ。水分を取りすぎると夜2回も起きる。その度に熟睡が妨害されたという感じを覚える。

自分にとって最適な睡眠時間であれば良いのではないか?

2015年7月12日付のThe Huffington Postでは、こんな情報を載せていた。米国のNPO法人「アメリカ睡眠財団」が提供しているデータである。

  • 新生児(0~3カ月): 14~17時間(以前のデータでは12~18時間)
  • 乳児(4~11カ月): 12~15時間(以前のデータでは14~15時間)
  • よちよち歩き(1~2歳): 11~14時間(以前のデータでは12~14時間)
  • 未就学児(3~5歳): 10~13時間(以前のデータでは11~13時間)
  • 就学児(6~13歳): 9~11時間(以前のデータでは10~11時間)
  • ティーンエージャー(14~17歳): 8~10時間(以前のデータでは8.5~9.5時間)
  • ヤングアダルト(18~25歳): 7~9時間(新たな年齢カテゴリー)
  • 成人(26~64歳): 7~9時間(変更なし)
  • 高齢者(65歳以上): 7~8時間(新たな年齢カテゴリー)

 厚生労働省健康局「健康づくりのための睡眠指針2014厚生労働省健康局「健康づくりのための睡眠指針2014」では、65歳の適正睡眠時間が6時間となっている。

ただ、

睡眠時間には個人差がある。これはこの睡眠指針2014でも指摘されている。65歳で6時間という適正睡眠時間はあくまでも目安である。私は、8時間ぐらい寝ているが寝過ぎとは感じていない。

睡眠で一番重要なのは、寝始めてからの3時間が睡眠のゴールデンタイムと言われる。この時間帯に成長ホルモンが分泌され、新陳代謝を活発にさせ、疲れを回復させる。古い細胞が新しい細胞に取って代わる。

寝て起きた時に熟睡感があれば、その時間が適正な睡眠時間ではないか。そう私は思う。私の場合、筋トレをした夜はどうしても睡眠時間が長くなる。10時から10時30分頃には眠くなるのですぐにベッドに入り、翌朝7時過ぎに起きる。そんな睡眠パターンになっている。

アメリカ睡眠財団と厚生省の調査結果には、違いがあるがあくまでも参考でしかない。これに影響される必要もない。夜眠れるか、眠らないかで悩むならば、自分が熟睡できる時間を自分で調査してみれば良い。8時間睡眠、7時間睡眠、6時間睡眠、5時間睡眠で熟睡感がどうれだけあるかを調べるだけだ。