我が家には、古い電化製品が頑張っている。冷蔵庫は、15年選手だ。レンジは、8年選手。電気炊飯器は、5年選手。今、個人的に買い替えたい製品がある。
- 革財布(すでに購入済み)
- 眼鏡フレーム(5月末を予定)
- 革靴(3月に2万3000円で購入済み)
- 腕時計(未定:今使っている腕時計は35年前に購入したが生きている)
どの製品も1万円から2万円以内の物だ。どのアイテムも必ずしも買い替える必要はない。古いもので使い続けることもできる。
ただ、
懐が痛まない程度の製品ならば、時代に合った製品に取り換える必要が出て来ても良いのではないかと考える。質素倹約は美徳であるが、生活の利便性を欠く質素倹約は老後の生活で本当に良い物であるか疑問だ。
時代にあった製品で生活の利便性を高める
先月、義父の自宅にあった掃除機を買い替えた。10年以上の古い紙袋式の掃除機であった。掃除をした後に必ずフィルターにゴミが詰まっているためそれを取り除かないと次に使えなくなる。義父は、年齢的に自分で自宅の掃除が出来ない。91歳で体力が掃除をするほどないし、面倒に思っている。私たち夫婦が実家に訪問する時に必ず私は、自宅の掃除をする。古い掃除機はごみを良く吸わない。効率が悪い。
やっと、新しい掃除機に買い替えた。フィルターの掃除はいらなくなり、吸引力も強くなった。ゴミは掃除機の容器から直接ゴミ箱に捨てられる。掃除をするのが楽しくなるほど快適になった。10年以上の間に掃除機の技術は相当変わった。
高齢者の家庭には、時代遅れの電化製品がたくさん置かれている。使い続けている電気製品も多いし、壊れてそのままになっている物も多い。電化製品は3年から5年で腐り始める。新しい技術で作られた製品の方が今まで解決できなかった問題を簡単に解決してくれるからだ。高齢者は時代に疎くなるため、今使っている電化製品を使い続ける。
買い替えは今使っている製品が壊れた時しかない。
私たちも使い続けている古い電化製品を見直す時期に来ている。冷蔵庫は高額な買い物になるが寿命が長い。電気消費量が10年前の製品と今では相当違う。10年以上も経過すると知らないうちに冷蔵庫の機能や仕組みが改善されている。電気炊飯器もご飯の炊き具合まで自動的に調整して美味しくしてくれる。
老いて来ると細かな事が面倒になって出来るだけ機械にやらせたくなる。20年先には、家事ロボットが家庭に入り込んでいるかもしれない。朝起きたら、家事ロボットが朝食を準備しているという感じだ。
今住んでいるマンションもリフォームをする必要が出て来ている。既に23年が過ぎている。床ジュータンや壁紙は新しいものに取り換えて、トイレやお風呂場などは近代化する必要がある。体が不自由になればなるほどその不自由さを快適に替える何かを導入しなければならなくなる。
介護支援と家事ロボットが家庭に入ってくれば、家庭介護の負担がだいぶ楽になるのではないか。私の家にもNetflixやGoogle Homeが入り込んでいる。今までに無い物がどんどん知らないうちに生まれて使われ始める時代だ。変化が激しい時代を上手く波乗りが出来るようにシニアもアンテナを広く張り巡らさないと付いていけない。
この記事「今使っている古い製品を新しい製品に買い替える必要性」のポイントは、
- 懐が痛まない程度の製品ならば、時代に合った製品に取り換える必要が出て来ても良い。
- 質素倹約は美徳であるが、生活の利便性を欠く質素倹約は老後の生活で本当に良い物であるか疑問だ。
- 体が不自由になればなるほどその不自由さを快適に替える何かを導入しなければならなくなる。