私を含めて60歳を過ぎると興奮することが少なくなる。面倒なことはやりたくなくなる。新しいトレンドや出来事にそれほど興味を示さなくなる。自分の世界で都合の良い生活をやり始める。
その上、体と精神が確実に衰えていっているのが分かる。心の中は、何か物足りなさを感じている。若い頃以上に感動する機会がない。何かに取り憑かれるような強い感情が起きてこない。人間は、新しいことを学ぶことを忘れると時代の流れに着いて行けなくなり、周りから置いてきぼりになる。それで社会から孤立し孤独を味わい始める。生きがいを感じられなくなると人生の終着駅が見えてくる。
好奇心があるシニアほど喜怒哀楽を味わっている。今年65歳になった私の妻は好奇心でいっぱいである。先日、こんなことを言っていた。従妹の女医さんがいつも旅行で宿泊するホテルがドーミーイン。このホテルは夜泣きそば、湯上りのアイスクリーム、乳酸菌ドリンクなどが無料サービスがあってコスパが良いと妻に話していた。妻はドーミーインの無料サービスに興味津々になった。
5月の連休後にドライブ旅行に行くのだが、泊まるホテルがドーミーイン泊まるホテルがドーミーインになった。
子供のような好奇心が新しい刺激と楽しさを与えてくれる!
今日、好奇心でランチを渋谷のファットバーガー渋谷店で食べた!
マクドナルドやモスフードなどのハンバーガーと違って肉のボリュームが違う。ファットバーガーは、赤身が多い。普通のバーガーでも赤身の肉が115gある。肉好きな人は、すごく魅力を感じるだろう。下記が私が購入し、食べたファットバーガーの写真だ。ダブルバーガーセット、1390円。
注文後、その場でパティーを焼き始めるため待たされる。これは、Shake Shackのハンバーガーと同じだ。新鮮さを売りにしている。ジャンクフードと呼ばれる普通のファストフードのハンバーガーに嫌気を覚えるシニアならば、一度、ファットバーガーを試してみる価値がある。まだ、渋谷に1店しか無い。
通常と違うと噂されているファットバーガーに好奇心を抱いた。Shake Shackのハンバーガーとの違いはどうか。コストパフォマンスはどうかなど気になる。好奇心がなければ、わざわざ、横浜から渋谷までランチを食べに行かない。好奇心は、行動を呼び起こす。脳と体を刺激する。
ハチ公前交差点近くにあるマグネットビル7階のファットバーガーで上記の疑問の答えを探してみた。
味: 私の好みとしてはShake Shackのハンバーガーの方が良い。
コストパフォーマンス: パティーの量は115gが普通のサイズになっているが、あまり違いを感じなかった。コストパフォーマンスは良くない。
店内は、日本人よりも外国人が多かった。平日のお昼過ぎであったためか会社員はいない。私の感じでは、大勢のお客を裁くだけの広さが無い。日本で流行する感じは私には感じられなかった。取り合えず、私の好奇心を満たす体験はしたが、一度限りで良い感じである。
ちょっとした好奇心で新しい発見と学び
良い意味で好奇心は脳を刺激する。知らない場所を訪問すると目に入る物全てが好奇心の対象になる。その意味で初めて訪れる旅先は好奇心を満たす。日常よりも非日常の中に好奇心は生まれやすい。
今まで肩が凝ったり、腰が痛かったりすると指圧マッサージに行って治していた。最近、指圧マッサージに行くのが無駄であると悟った。肩こりや腰痛は筋肉への血液の流れが悪くなったために起きるという事を体験したからである。
風邪で1か月ほど筋トレを休んでいた。肩こりと腰痛が4週間目にひどくなった。風邪も治り、筋トレを再開したら肩こりも腰痛も消えてしまった。今まで肩こりと腰痛が起きたら指圧マッサージを受けるべきと思い込んでいたが単純に運動して体全体の血液の流れを良くすれば解決する事を学んだ。
好奇心で最近オープンしたコーヒーショップ「ロバーツコーヒー」でドリップコーヒーを飲んでみた。一杯520円のコーヒーであるためか店内はスタバやタリーズコーヒー店のよう混んではいなかった。出されたドリップコーヒーはマグカップ二杯分が入る大きなコーヒーカップであった。コーヒーを飲み進んでいくとカップ内側に英語でメッセージが書かれていた。
`Give yourself the gift of time`と書かれている。コーヒーを飲みながらそのメッセージをかみしめていた。
結論
- 好奇心がある人は若々しい。新しい事や物に挑戦する。
- 渋谷でファットバーガー店で230gのハンバーガーを好奇心で食べた。
- Roberts Coffeeで味わった`Give yourself the gift of time`