自分が作った仕事で生計を立てている64歳のシニアだが、時々、自分が向かう目標を見失う時がある。仕事は仕事で自分が得意とすることなので何も問題を感じていない。毎年、ビジネスの目標を設定してそれを達成することを意識している。人生に目標がないとイカダで海の上を漂っていることになるからだ。
自分を見失う=自分の人生目標が定まっていない!
老いて来ると自然に頭がボ〜っとしてくる時がある。考えがまとまらない、集中しないと言った感じだ。やるべき事が見えていると後は実際にやれば良い。やるべき事が見えていない時に自分を見失うのだと思う。
老化が進むとカラダに不調が出てくる・・・出来る事から出発点を探る
私のカラダは、年々、壊れていっている。自動車と同じだ。耐久年数がある。目は緑内障で視野が狭くなってきている。肛門にはいぼ痔がある。時々、ぎっくり腰もやる。目は近眼、老眼でメガネが3つある(近々メガネ、中近メガネ、遠近メガネ)。カラダは若くない。5感機能も衰えていっている。筋肉の耐久性も落ちていっている。
免疫力も落ちていっている。定期的な筋トレで多少免疫力は強化されているが、いつまで維持できるかだ。
老後の目標が見えていないシニアは・・・
老化に逆らえないが、出来ることをやって少しでも老化を遅らせるしか無いと思っている。筋トレは筋肉の老化と損失を防ぐので効果がある。体感的にその効果を感じるのは筋トレだ。身近な問題として老化現象がある。老化現象を遅らせるために週2回の筋トレを継続しようと努力している。
老後の人生目標が定かでないシニアは、身近な問題を解決する目標を設定すると出発点になる。身近な問題には個人差がある。生活費が足りないシニアは、生活費を補填する仕事を探すという目標が生まれる。起業を考えているシニアならば、どんなビジネスでお金を稼ぐか。ビジネスモデルを作る目標が生まれる。
再就職先が見つからないという問題を抱えているならば、アルバイトやパートを複数件組み合わせてお金を稼ぐことを考える。ポイントは、自分の身近な問題を解決することを目標にすることである。
身近な自分の問題を解決する
やり方は簡単である。ブレーンストーミングで何でも良いから頭に浮かんだ自分の悩みをリストしてみる。簡単に解決できるものから到底出来ないものまで何でも良いから書き出してみる。
リストされた問題を眺めながら難易度を1から10(難易度:高)で点数付する。短期目標、中期目標、長期目標という区分で問題を区分けする。
後は、何を先にやりたいかを決めるだけだ。解決したい問題が解決されるたびに喜びが生まれる。充実感も生まれる。このパターンを繰り返し行うことで前向きな姿勢が心の中に築かれて行く。
楽しく感じることを見つけて継続する
私ならば、短期的な問題で解決することで楽しさを感じる問題を優先する。例えば、新しい友達や知人を作るという問題がある。この問題が解決できれば、新しい友人知人に会うことで楽しい時間を過ごせるようになる。NPO団体に参画したり、地区のラジオ体操に参加したり、週末の公園の掃除に参加したりしていくうちに顔なじみになっていく。
名前は知らないが見慣れた顔になれば、知らない人でも知っている人になっていく。同好会やクラブ、または、社会人講座で勉強し直す。自分で動き出せば、新しい人との出会いも増えて行く。
ちょっとした目標設定で自分の足を自発的に動かす。自分で動かなければ、誰もあなたの存在に気が付かない。老後の生活は、自分の存在をアピールする活動をすることで新しい出会いが生まれてくる。自宅で待っていても誰もドアをノックしてくれない。
この記事「60歳代のシニアは定年退職後に自分を見失う、一体何をすれば良いの?」のポイントは、
- 自分を見失う=自分の人生目標が定まっていない!
- 自分の身近な問題を解決することを目標にすることである。
- 短期的な問題で解決することで楽しさを感じる問題を優先する。