仕事に出かける朝の時間帯に小型の機器を持って電気メーターを調査しているおばさんを見かける。電気料金のレシートを郵便箱に入れているのを見た。ああ、あれが委託検針員か。委託検針員は、電気、ガス、水道の3つがある。委託検針員は、それぞれの会社や公共機関からの委託業務として個人事業主が行っている。
見るからにして簡単な仕事のように見えるのだが・・・
委託検針員の仕事をシニアが出来るだろうか?
経験者は語る:(以下引用:教えてGoo)
1:稼働日とお休み
月に18日間の検針日があります。土日祝日はのぞいて、平日にスケジュールが組まれています。ゴールデンウィークや正月期間中は電力会社社員と同じく休みが取られています。しかし、お盆休みが無い年もたまにあります。(8月に土日が少ない年など)
2:お給料
18日間丸々出ることはありませんが、一日出ると、たいてい1万円以上にはなります。私の場合は、月に13日間出勤して、15万円以上にはなっています。あくまでも歩合制ですから、担当する検針区の中の件数に左右されます。ボーナスはありません。委託会社から雇われているためです。電力会社から直接委託されるなら、ボーナスも出て、給料も高めです。しかし、これからはほとんどが委託会社に委託されるようです。
3:一日のスケジュール
前日に検針機(ハンディーコンピューター)をもらい、朝からバイクで現地に向かい、電気メーター検針します。検針終了後、電力会社にデーターを送信し、同時に次の日のデーターを入力します。委託会社によっては委託会社でデーターの送受信できるところもあります。良い区域であれば、午前中で終わることもあります。
上記の内容を見るとそれほど大変な仕事ではないように思えるのですが、色々と調べてみると検針日は休めない、暑い夏は地獄だという。検針する地域によっては、犬にかまれるリスクもあるそうだ。検針作業に慣れないうちは、10時間歩き続ける事になるとか。慣れてしまえば4~5時間で終わる。
歩く事が好きで時間に拘束されない生活をしているシニアならば、出来ない事ではないのでは?!歩く事で健康予防になり、働く日数が18日ぐらいだ。それ以外は、お休み。
年金収入に委託検針業務の売り上げがあれば、余裕ある老後の生活が構築できると思う。ただし、個人事業主として税務署に登録して、毎年確定申告をする必要がある。
委託検針員の仕事は人気があるらしい。直接、電力会社やガス会社と業務委託契約を結べるのならば、待遇が良いと聞く。間に委託会社が入るとピンハネされる。もし、興味があり挑戦してみたいシニアは、近くの電力会社、ガス会社、水道局に直接問い合わせてみると良い。幸運ならば、仕事が得られるだろう。必ず、個人事業主として登録することを忘れずに。