こんな記事が日刊工業新聞のNewswitchサイトで見つけた。
流通や外食業界で、パートやアルバイト従業員の年齢制限延長が相次いでいる。マルエツはパートやアルバイト従業員を70歳を超えても雇用を継続する。ヤオコーもパート従業員定年を65歳から70歳に延長、すかいらーくも同様に70歳までの延長制度を導入した。深刻な人手不足解消と、意欲のある高齢者に働く機会を提供する。
流通や外食業界は高齢者の雇用先になる時代に向かっている!
65歳は、健康や雇用面で深刻に自分の人生を考える年齢である。定期的な運動をしていない65歳の高齢者は、体力が落ちてきているのを感じ始める。雇用も多くの企業は、65歳以上の社員の継続雇用をやめる始める。年金受給がフルで頂ける年齢でもある。
受給した月額年金総額が予想よりも低いのに驚く人が大半だ。働かないで今までと同じ日常生活レベルを維持するは難しいと思い始める。新しく働く場所を探す必要を強く感じ始めるが、直ぐに就活のアクションを取るべき場所が頭に浮かばない。
そんな65歳以上の高齢者は、流通と外食業界の雇用機会を覗いてみるべきだ。
私が住む横浜にもマルエツがある。マルエツで働いている従業員(アルバイトやパート店員)は若い人よりも中高年が多い。最近は、明らかに60歳以上のシニアを雇用しているのが分かる。店内の募集掲示板でも未経験の高齢者を募集している。
年金にあと10万円足せれば、何とか生活を維持できて、ちょっとした旅行も夫婦でできるようになる。週5日5時間の勤務で時給が1000円であれば、月額10万円ぐらい稼げる。昼間働くことで新しい生活のリズムが作れる。体を仕事で使うことで体力を維持できる。体は使わないと筋力を維持できない。
60歳を過ぎると急激に筋力が落ちてくる。意識して体を動かして筋肉に刺激を与え続ける必要がある。流通や外食は体力を消耗する仕事が多い。65歳代の高齢者は、まだ、十分働ける体力を持っている。65歳で働く事を辞めてしまうと体を使う習慣がなくなり、筋肉が直ぐに衰えていく。
老後の生活維持のため、健康寿命を伸ばすためにも働ける年齢まで働き続ける機会を今すぐ掴むべきだろう。
まずは、流通や外食業界が雇用している人材募集内容を探して自分にもできると思われる仕事を見つけて、応募することだ。