東京でシニアが起業したいと思ったらどこに行くべきか?

Startup Hub Tokyo(東京創業ステーション)は、東京都がこれから起業する人たちを支援する起業家同士の交流の場である。若者も高齢者も一緒になって新しいビジネスを作っていく上でのサポートをしてくれる。オープンイノベーションである。全てサービスは無料!

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ビジネスパートナー探し、協力者探し、起業のイロハセミナー

雇用が不安定になると色々なビジネスの機会が生まれてくる。サイボーズは、副業をする個人自営業者を求めている。時代の最先端を行く法人は、社員の兼業を開放し始めている。社外でも通用するスキルを兼業で養ってもらいたいということだろう。

日本は、米国やヨーロッパと比較して起業する人数が少ない。新しい事に挑戦する事にリスクを感じすぎる傾向がある。若者は、安定を求めて大企業や公務員を目指す。起業に挑戦する若者はほんの一握りだ。会社設立件数よりも会社を廃業、倒産させる件数のほうが多い。東京都は、企業からの税収も少なくなる。

多くの起業家を産んで成長させることで法人税を増やすだけでなく雇用も増やす。そんな狙いで「東京創業ステーションStartup Hub Tokyo」が2016年12月22日に始まった。

サイトで会員登録をすることで無料起業セミナーやWi-Fiサービス、そして、会議室などを無料で使える。お金がない起業家のための「居場所」を提供している。

私は10年前に起業しているが、来週、東京に行く用事があるのでStartup Hub Tokyoに立ち寄って仕事をしていこうかと思っている。何か新しい出会いと情報に巡り会えるかもしれない。

これから起業を真剣に考えているシニアならば、Startup Hub Tokyo(東京創業ステーション)に一度立ち寄るべきだ。起業する上での支援が受けられる。情報収集の場として、新しいビジネスパートナーとの出会いの場として、困った時の相談の場として役に立つ。

起業はまず1円でも良いからお金を自分で稼ぐことから始まる。シニアは、直ぐに形から入ってしまう。一度もお金を自分で稼いでいないのに会社を設立してしまうことだ!お金が先に出ていく起業の仕方は間違っている。

Startup Hub Tokyo(東京創業ステーション)で起業のための雑学をするべきだ。起業の準備をする上での情報とサポートが有る。起業準備をするための居場所が無料で用意されている。まず、考えているビジネスモデルのテストマーケティングを行って1円でも良いから自分の力でお金を稼ぐ体験をすべきだ。

シニアの起業は、テストマーケティングをしないで本番事業をやり始める人が多い。そして、失敗する。そんな人をたくさん見てきた。ビジネスのイロハを知らない元会社員が多い。元会社員は今まで組織の歯車として働いてきた。自分の力だけでお金を稼いだ経験が乏しい。頭だけで考えて走ってしまう。失敗するのが当たり前である。

Startup Hub Tokyo(東京創業ステーション)で自分のビジネスアイデアを磨くべきだろう。