仕事で自宅に遅く帰宅する時や旅行で自宅をあける時にテレビ録画を予約する。最初の頃は、1テラのHDDをレグザTVに繋げて録画をしていた。今は、100ギガの2.5インチ(古いパソコンで使っていた)HDDを外付けケースに入れてテレビに繋げている。
年末の大掃除や自宅のリフォーム時に出てくる古いものにパソコンが有る。OSのアップデートがなくなり、ハードウエアが古くなり使わなくなったパソコンである。私は古くなったノートブックパソコンのHDDをテレビ番組の録画用外付けHDDにして再利用している。
HDDに残るプライベートデータはテレビ番組の録画で上書きされるのでわざわざ再フォーマットや物理的にHDDを潰す手間を省ける。最近のテレビはHDD内臓になっているが、大容量の場合が多い。外付けHDDを使うと自分専用のテレビ録画HDDとして確保できる。最初は1テラHDD外付けを使っていたが問題が起きて100ギガ、250ギガのHDDに変更した。その理由は利便性である。
1テラのHDDよりも100ギガ、250ギガのHDDの方がより実用的であるからだ!!
大容量のHDDの落とし穴
私が大容量のHDDをテレビ録画用途に使わなくなった理由は、こんな経験をしたからだ。
経験(1)録画を見なくなる!
大容量のHDDをテレビ録画用途に使い始めると録画した番組を全て見ることが出来なくなる。いつでも見られるという余裕で録画したテレビ番組をすぐに見ないのだ。これが積もり積もって録画の山が大容量のHDDに作られている。100ギガのHDDであると13時間ぐらいの番組しか録画できない。
録画する度にあと何時間録画予約が出来るか自然と目が行く。以前に録画した番組を見て削除しないとどんどん上書き録画されてしまう。その恐怖で録画した番組を意識して見るようになった。
経験(2)録画データを失う!
NHKの朝ドラを毎日録画するように設定して置いた。半年経過したある日に大容量のHDDに異変が起きた。テレビから録画番組にアクセスできないのだ。半年分のNHK朝ドラの映像データがこの瞬間損失!まとめてゆっくりと朝ドラを見ようと大容量のHDDに予約録画していたのに。
大容量のHDDをテレビ録画に使用すると事故が起きると損失と落胆が大きくなる。
100ギガのHDDであると容量が無くなる前に必ず録画番組を見ようとする。事故が起きても見られなくなる番組の数はそれほど多くない。
経験(3)古いパソコンのHDDを再利用
古くて使っていないパソコンを捨てようと思ったら、HDDにあるプライベートデータを破壊しなければならないと言うことに気がついた。HDDを金槌で叩いて物理的に壊せば済むのだが・・・と考えた時、100ギガのHDDを外付けHDDケースを買ってテレビ録画用に使えることに気がついた。
1テラ、2テラ、3テラの大容量HDDが家電量販店で販売されているが、不必要な出費が伴う。外付けHDDケースは、1000円以内で良い物が買える。ノートパソコンに入っていたHDDは2.5インチサイズだ。SATA形式のインターフェイスのHDDならば、テレビに繋げて録画が出来る。たとえば、こんなHDDケースがある。
ORICO 透明シリーズ 2.5インチ HDDケース USB 3.0接続
テレビ番組録画用HDDをわざわざ買わなくても使わなくなったパソコンのHDDを取り出して外付けHDDケースに入れて使えば良いだけだ。
外付けHDDのテレビ録画データは別のテレビに繋げて見れない
HDDに録画したテレビ番組を新しいテレビで見たいがそれが出来ない仕組みになっている。コンテンツ保護で録画したテレビでしか再生できない。今のテレビが壊れたら、その時点で内蔵HDDや外付けHDDのデータは見れなくなる。その事実を知らないで録画データを保存している人が多い。
もし、どうしても録画した番組を新しいテレビで見たいならばHDDのデータをブルーレイディスクに落とすことである。そうすれば、新しいテレビにブルーレイディスクを繋げるだけで再生ができるようになる。
私も外付けHDDにこの番組はデータとして残しておきたいと思い、削除禁止設定にしているが今までそのように設定した番組を二度と見たことがない。一度見てしまうと二度見ることが現実はない。
今はテレビの寿命の範囲で録画した番組データを保持するという感覚で使っている。普通のテレビならば、10年間ぐらい問題なく使えるはず。10年間も保持したいテレビ番組データがあるだろうか。
結論
テレビ番組で時間的に見れない番組を録画するのが当たり前の時代である。便利な録画機能を多用するとどんどん録画番組が増えていく。でも、あまりにも多くの録画があると見れなくなる。テレビ内臓のHDDは大容量になっている。そのため、見れない録画番組が積み重なる。後で見ようと思っても見る時間がない。
テレビ番組を録画するならば、小容量のHDDが最適である。100ギガ、250ギガぐらいがちょうど良い。その理由は録画番組の数が制限されるため、自発的に見ることを意識させられる。今見ないと見ていない録画が上書きされる、または、これから新しく録画できなくなるという現実に直面する。
古くなって使わなくなったパソコンが有れば、内部にあるHDDを取り出して再利用することである。古いパソコンで使われているHDD容量は250ギガが多い。外付けHDDケースを買ってHDDを取り付ければ、テレビにUSB接続ができる。
