無呼吸といびきをどう理解すべきか?

64歳になってから、何故か夜中に突然呼吸が出来なくなり飛び起きることが時々ある。飛び起きれば、呼吸は問題なく出来る。そして、また、寝る。その後は呼吸が出来なくて飛び起きることなく朝まで眠れる。こんな症状が、1ヶ月に1回か、2回ほど不定期に起きる。

いつも家内からいびきが夜うるさいと言われている。太ってはいないのできっと舌根沈下で呼吸の気道を塞いでいるのではないかと思っている。

舌根沈下で呼吸の気道を塞いでいるのが原因のようだ

舌根沈下は、寝ている時に舌の筋肉が緩んで気道を塞いでしまう。いびきは、舌根沈下で発生する。舌根沈下がひどくなると気道を塞いでしまう。こうなると、私のように夜、突然、呼吸が出来なくなり飛び起きる。私の場合、こんなことは頻繁に起きない。

50歳代の頃は、息が止まって目が覚めるぐらいだった。60歳代になって息が出来なくなって飛び起きる症状に変わった。加齢で舌根の筋肉が緩んできたのではないか。

でも、

個人差があるのだろう。誰もが舌根沈下になるというわけではない。いびきが酷い人ほど舌根沈下による症状が大きい。私のいびきは、筋トレをした夜最大限に大きくなる。筋トレで体全体の筋肉が疲れている。その疲れから回復しようと体が酸素を多く求めているのだろう。

家内からは側臥位(横向きに体を向けて寝る)をすれば良いのよ!と言われている。実際に横向きに寝ると呼吸が楽になりいびきはしなくなる。難しいのは、寝ている時に意識して横向きに体の向きを変えなければならないことだ。無意識の内に側臥位が出来れば良いのだが、それをやっているのかどうかは分からない。

ただ、

眠りが浅い時は、意識があるので極力横向きに体の向きを変えて寝ることにしている。今の所、これしか対策がない。

人間の能力には驚くものがある。本能的に身体自体で対策を取ってくれる。舌根沈下で窒息死した人はいない。呼吸が苦しくなれば、本能が働き目を覚まさせてくれる。

真夜中に突然呼吸が出来なくなり飛び起きる現象はショッキングなことだが、一時的な現象であるためとその原因が理解できるのでそれほど深刻に考えていない。出来るだけ、寝る時は横の姿勢で呼吸を楽にさせるだけだ。