シニアが働く上でただお金を稼ぐだけでは生きがいがない。もっと、自分の人生をウキウキさせる目的で働くほうが楽しいはずだ。人気なのは、「孫と一緒に旅行に行くための費用を稼ぐ!」だ。
私にはまだ孫がいない。この5,6年のうちに長男夫婦の間で子供が生まれるかもしれない。そして、孫が5、6歳になれば、一緒に旅行してもあまり問題ないだろう。どこに孫と一緒に行こうか?
孫との旅行は国内か、海外か?
海外に行くならば、安全と言葉の面であまり問題が起きないハワイだろう。ただ、面倒なのは、パスポート申請、ESTA手続き、外貨、旅券など国内旅行と比べて面倒な事が多い事だ。
最初は、やはり、国内旅行だろう。
今人気なのは沖縄だそうだ。綺麗な海とプールは孫にとって魅力的だろう。沖縄に行く手続きも簡単だ。航空券とホテル、そして、レンタカーだ。旅行代理店に行けば、全てパッケージになっている旅行プランがあるから、それらを利用すれば簡単だ。
長男家族3名、次男1名、私たち夫婦2名で6名の団体になる。ホテルの部屋数は、3部屋だ。レンタカーは2台になる。コスト的には、航空券とホテル代だけを私たち夫婦が負担し、レンタカー代は息子夫婦負担にすれば良いのではと考えている。期間は、4泊5日ぐらいがちょうど良い。ゆっくりと過ごせる期間だ。後は、息子夫婦が有給を都合良く取れるかどうかだ。
まだ孫が生まれていないのにこんな夢を描いている。
誰かのために何かをしようという目的が明確にイメージできると働きがいが生まれる。シニアが働く場合、自分の好みで仕事が見つからない。どうしても、妥協しなければ職がない。いやな仕事でも目的があれば、我慢のし甲斐がある。
私の場合は、自分のビジネスをやっているので精神的なストレスはない。好きで始めたビジネスであるからだ。問題は、いつ頃にするかだ。孫が生まれないと始まらない。孫が生まれて5年ぐらいしたらこの計画を実行できる。それまでに想定する旅行費用を働いて貯めて置くだけだ。
これはあくまでも一例である。他の楽しい目的がある人は、それに向かってお金を稼ぐ。将来の不安解消のためにお金を稼いで貯めるという考えはキリがない。お金は使って楽しむためにある。使う目的がなくお金を貯めるのは、無駄だ。死がいつ訪れるか分からないシニアにとって後に美味しいものを残しておけない。