なぜ、お金を稼ぐのに種金が必要なのか?

老後の生活でお金に困っていない高齢者はどれだけいるのだろうか。貧困で困っているシングルマザーの家庭や子供の数以上いるのだろうか。実態は、分からないがシニアが働く事が出来なくなったら確実にお金で困る。同様にシングルマザーやファーザーの家庭もだ。

地域が困った人たちを助けるネットワークが出来ていれば、少しは改善されるだろう。

でも、

いつも、お金が先に来る。

年齢で働けなくなる前にシニアがやるべきことは何?

コンビニ強盗や窃盗に走る若者は、無職で生活費に困って安易な行動に走る。無職で年金生活をしている老人も強盗をするだろうか。生活費で困れば、その現実を受け止めて孤立死を選ぶのではないか。

お金は、無いよりもあったほうが良い。これは誰もが認める事実だ。ポイントは、余生を送る上で必要以上である必要はない事だ。多くの年金生活の老人たち(特に女性)は、年金だけでは生活が回らない状況にあると言われる。生活保護で生活している老人の多くは女性だ。

貧乏な単身老人女性は、貧困の子供たちと同じだ。自分たちだけでは、何も現実を変えられない。誰かの支援がないと生きて行けない。歳を取って働けなくなるとどういう結果をもたらすか、今の若者は今の内に脳裏に刻み込むべきだ。生きて行く上で最低限必要なお金がないと犯罪に走るか、孤独死を選ぶか、神の御慈悲にすがるかだ。

64歳で仕事をしている私だが、将来の生活を保障されていない。支出が収入より多い生活をしてれば、貯めたお金はどんどん減って行く。支出だけが発生している老人であれば、お金が無くなる日が計算できる。毎月のキャッシュフローが発生する生活を維持できれば、普通の生活が老人でも出来る。

働けなくなった老人がお金を稼ぐ、貯める方法として株式や投信がある。このやり方でお金を稼いでも、いつも先立つものはお金だ。お金がないと何も始まらない。

お金が必要以上ある裕福な老人は、不動産投資をして大家さんビジネスを始める。人気の場所で人の出入りがある地域であれば、賃貸ビジネスは成り立つ。あとは、質の良いお客さんを見つけられるかどうかだ。

お金が手元に余裕資金としてある老人は、お金がお金を呼ぶビジネスに投資が出来る。何をやるにしても元手のお金が手元にあるからできる。

60歳代のシニアは、自分が働けなくなった年齢時に貯めた元金でお金がお金を呼ぶビジネスに投資できるようになっていれば、老後の生活で貧困を避ける事が出来るだろう。

時間の切り売りで肉体労働をして生活費を稼ぎ、夜自分の知恵やスキルを使ってお金を稼ぐビジネスの基盤を作る。こんな生活をしているシニアはどれだけいるだろうか。

夜自分の知恵、スキル、知識、資格などのリソースをお金に変えるビジネスアイデアがあれば、昼間の時間の切り売り労働は、我慢できる。自分のビジネス基盤を作り出すまでの期間限定の肉体労働だからだ。私と同じ60歳代の世代の方は、70歳代になった時にどのようにしてお金を稼いでいるかを想像してもらいたい。

今の延長線でお金を稼ぎ続けられるのかどうか。

年金でもらえるお金は、万が一の時のお金でしかない。出来るだけ、年金に頼らない生活設計を今から作り出すべきだ。そのときに必要なものが、種金である。お金を稼ぐにはビジネスの運転資金がないと始められない。

コンビニ店で物を買う時、一円が財布にないために一円に泣かされた経験がないだろうか。手元に一円があるか、ないか、で買いたい物が買えなくなる。働けなく成ったときに生きるためのお金を今から準備するのが一番重要だ。