ASUS Chromebook Flip C302Cを2017年7月に購入して使用している。今年で4年目になる。GoogleのChrome OSの更新期限が2026年なのであと安心して使える期間が2年間ほどある。Chrome OSの更新が終了してもChromebookは使えるがセキュリティの更新がないためリスクが生まれる。多くのChromebookユーザーはOSの更新期限が終わる前に新しいChromebookに買い換える。
ASUS Chromebook Flip C302Cを4年間使用して感じることは通常の仕事で使う用途で何不自由なく使えたことである。私がこのChromebookを買い換えるときは下記の要素を重要視したい。
- CPU Intel製 Octane 2.0で数値が30000以上
- メインメモリー 8Gbytes
- SSD容量 128Gbytes
- バッテリー駆動時間 15時間以上
- 購入価格 5万円以内
今までWindows PCを仕事で使用していたが、価格が15万円前後であった。同じ用途でChromebookを使用できるのでもうWindows PCを新しく買う必要がなくなった。3分の1のコストでChromebook PCを買える。
以下の記事は2017年7月に書いた内容である。
2017年7月28日現在、ASUSからASUS Chromebook Flip C302Cを含む3機種が日本で販売される。
ASUS Chromebook Flip C302Cの販売時期は、9月。予想価格が6万9800円。この機種は、米国でも高い評価を受けている。私もブログ記事をく時はいつも使っている。非常に快適に使える。ブロガーにとっては、最高のパソコンになると思っている。
日本の教育市場を狙ってASUSはGoogle ChromeOSのChromebookパソコンを他社に先駆けて導入しようとしている。米国教育市場は、ACERがChromebookパソコンで独占しているので日本はそうさせないという意気込みではないか。
ASUS Chromebook Flip C302Cは、完成度が高い一般人向けパソコンになると思う。通常の用途(メール、ホームページ閲覧、Word・スプレッドシートなど)ならば、これで十分以上の機能を提供してくれる。
ASUS Chromebook Flip C302Cが、米国アマゾンサイトで466ドルに値下げして販売されていた。通常は、499ドルである。今年中に購入予定をしていた。Windows パソコンとは違うGoogle Chrome OSのパソコンだ。価格が上位機種でも600ドル以下である。
インターネットに接続しないと使えないパソコンである。私のようにブラウザーでホームページを閲覧して色々な情報を収集したり、メールの送受信をしたり、ブログを書いたりする人向けだ。Windowsパソコンのように万能パソコンではない。
目次
Chromebookの3つのメリット
ASUS Chromebook Flip C302C(449ドルでAmazon.comで購入)
主な仕様: CPU intel mi3, 4G Main Memory, 64G SSD, 12.5inch, 1.2kg, 稼働時間10時間, Touch Display
メリット−1: 3秒ぐらいでパソコンが使えるようになる
購入後の初期設定が一瞬で終わる。Googleアカウントを事前に取得しておかないとそれが出来ない。Gmailアドレスを使っている人ならば、パソコンを立ち上げてインターネットに接続すれば、画面にログイン表示が出てくる。Gmailアドレスを記入して、そのアドレスのパスワードを入れれば完了する。
ログインした時点からGoogleで使えるアプリケーションすべてがChromebookパソコンで使えるようになる。私がいつも使うのは、Chromeブラウザ、Wordのようなドキュメント、Excelのような表計算、Gmaill、メモ帳のようなGoogle Keep、そして、Googleドライブ(クラウドストレージ)である。
Thinkpad X260パソコンを使っているが、SSDでの起動でもこのパソコンの起動の速さには負ける。X260 SSDでパソコンを立ち上げても直ぐに使えるまで10秒ぐらいかかる。10秒と3秒の待ち時間の違いは誰にでもわかる。私は、Chromebookパソコンをブログ専用PCとして使うのでブラウザが直ぐに使えれば十分である。
Chromebookパソコンは、(1)メールの送受信、(2)ブラウザによる閲覧、(3)Microsoft Officeのようなアプリを使う人向けだ。前提条件は、インターネットに接続された環境で使用する。
メリット−2: システムのバージョンアップでWindowsのように時間を取られないですぐに終わる
Windows 10で動くパソコンは、1週間に一度windows defenderの更新がある。同時にシステムのバージョンアップ更新があれば、その2つでパソコンが使えない。システムのバージョンアップに時間がかかるのがWindows OSの煩わしい点だ。
ChromebookのOSは、そのような煩わしさがない。パソコンの電源を入れた時点で新しい更新があれば、自動的にパソコン立ち上げ時に更新してくれる。
システムファイルの更新も同時にやってくれるので何も手間取ることがない。至って快適な環境だ。
メリット−3: ウイルスソフトを導入する必要がない
グーグルのChrome OS搭載のChromebookパソコンは、WindowsOSで感染するウイルスソフトの対象になっていない。そのため、マルウエアがウエブやメールからダウンロード、起動しても感染しない。
従って、ウイルスソフトを購入してパソコンにインストールする必要がない。ウイルスソフトの購入や年間更新代金はばかにならない。いらない費用の発生を防いでくれる。
結論
多くのシニアがパソコンを使っているが、使用用途がメール、ブラウザによる閲覧、オフィスソフトアプリの使用などに限定される。それであるならば、Chromebook(クロームブックパソコン)で十分ではないかと私は思っている。面倒なソフトの更新は一切ない。シニア向きである。