90歳の老女が自動車運転で赤信号無視、交通事故を起こし死者を出す

 28日午前、神奈川茅ヶ崎市の国道で90歳の女性が乗用車を運転中、4人をはね、うち1人を死亡させたというニュースが飛び込んできた。90歳が自動車を運転できるのかという疑問が真っ先に頭に浮かんだ。92歳の義父の様子を見ても90歳の高齢者が自動車を運転できるとは到底思えない。年齢を間違えているのではと疑った。

どのニュース番組でも運転手は90歳の老人女性であると言っている。赤信号を無理やり突っ走ろうとした矢先に横断し始めた歩行者4人を跳ねてしまった。私は、70歳になった時に免許証を返納する予定でいる。90歳になっても自動車を運転するという考え方が信じられない。

免許証を返納していればこんな事故は起きなかったはずだ。家族も家族だ。90歳の老人に自動車を使わせるとは。老人の運動能力は、誰が調べても落ちてきている。自動車は凶器になる。ちょっとした操作ミスで事故を起こす。そんな事は分かっているはずだ。なぜ、家族は90歳の母親の運転免許を更新させたのか。

凶器になる高齢者の自動車運転をどこまで許せるのか?

個人的に思うことは、80歳以上は半強制的に自動車の運転免許証を返納させるべきだ。18歳未満の子供に免許証を発行させないと同じ理屈だ。自動車を運転するための運動能力、知識、常識、倫理観、スキルで年齢的な制限があって当たり前だ。老人が自動車を手放すことで不便になるというが、交通事故を起こすよりは良いはずだ。今回のように死者を出してしまった事故は最悪だ。

 90歳の老女が交通刑務所に服役しても何か意味があるのだろうか。あと、生きても10年もないだろう。自由を束縛するという罰は当然であるが、それで被害者の気持ちが収まるだろうか。

senior car accidents(引用元:内閣府交通安全白書 概要 特集 「高齢者に係る交通事故防止」特集 「高齢者に係る交通事故防止」

75歳未満と以上では、高齢者の自動車事故の件数が2倍以上発生している。この数字は、誰が見ても納得がいく数字だろう。どんなに運転がうまくても老化には勝てない。知らない内に自動車を運転する資格を失っている体になっている。それが気がついていない。

老人は、弱者になる。これは避けることが出来ない。普通の人たちと同じような生活は出来なくなる。不便は仕方がない。自動車が大衆化する前の老人と同じ生活を覚悟しなければならない。自分で自動車を運転する考えから誰かに運転してもらう考えにシフトすべきだ。

70歳になった時に自動車の免許証を返納する予定の私は、どうするか。自動車は、家内が運転することになる。私が頻繁に自動車を乗り回すことはない。自動車に乗る時は、夫婦でドライブ旅行に出かけるときだ。食料品に買い出しは、家内がやっている。おうちコープも利用している。自動車がないと不便なのは、ちょっとした外出時のときだけだ。

 私の生活は、基本、自分の足で移動する生活だ。自宅から横浜まで徒歩と相鉄線を使う。自動車を使うと返って面倒だ。不必要な駐車場代が発生する。

70歳を過ぎたら、ハイブリッド電動アシスト自転車を買う予定でいる。前と後ろに買い物かごを付けていれば、自転車で買い出しが出来る。急な坂でも電動アシスト自転車ならば問題ない。夫婦の旅行は、電車やバスを使うことになる。ドライブ旅行にしても横浜から九州まで自動車で行く訳にはいかない。

運転免許がない生活は多少不便だが、交通事故を起こして取り返しも出来ない災難よりはマシだ。家内からは、いつも、ドライブ中に注意の言葉が飛んで来る。お陰で事故を起こさない。

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