定年退職後に離婚をする夫婦が多い。子供が結婚して独立した後にも離婚が増えている。60歳代の夫婦が今問題を抱えている。色々な原因があると思うのだが、旦那の定年退職で妻の生活リズムが狂い出した。そのストレスが積もり積もって離婚という結論を導き出す。
夫婦円満になるにはまず夫が妻を喜ばす行動を起こすことだ!
多くの離婚は、妻のほうから言い出す。計画的に以前から考えていることを実行する。この計画を変更させる行動を夫はまずする必要がある。
定年退職する前に、子供が独立する前に奥さんの苦労をねぎらう行動と言動だ。奥さんに離婚よりも一緒に夫婦生活を継続したほうが得であり、楽しいという気にさせる。
定年退職をする数年前に定年後の生活を奥さんと一緒に考える。奥さんの希望を100%取り入れた生活スタイルを実現させてあげる約束をする。
定年退職後の夫の生活は、奥さんの生活リズムを崩さない生活を送る。つまり、会社勤めしていた時と同じようなリズムだ。そのためには、定年退職後も働き続けることが第一条件になる。65歳までは何とか就職できる会社があるだろう。もしなければ、人材派遣会社に登録して働く。それもなければ、アルバイトやパートを掛け持ちして働く。
ポイントは、奥さんの生活リズムを壊さない生活を送ることだ。
さらに、奥さんの家事をお手伝いする。今まで自分ファーストであった姿勢を奥さんファーストにする。今まで自分をずっと支え続けてくれた奥さんに感謝する意味合いで今度は夫が奥さんを支える。経済力は落ちても一緒にいる生活にメリットが生まれれば、損得が鋭い奥さんは夫と一緒にいることを選択する。
まず、夫であるあなたが奥さんに対して感謝の労をねぎらう行動と言動をしなければ何も始まらない。
私の家庭では、料理作りは奥さん、皿洗いは私という役割分担が出来上がっている。家事の仕事が分担されている。自営業であるので自分の時間を自由に使える。そのため、家内の都合を優先できる。
妻が出来なかった事を出来るようにしてあげる雰囲気を作り出す。友達と一緒に旅行に行きたければ喜んでいかせる。妻が負担と思っていることを率先してやってあげる。奥さんは、旦那さんの行動に良い変化が起きていることに気が付くはずだ。言葉よりも行動だ。両方あればもっと良い。
妻の誕生日や結婚記念日には、一緒に外食をする。食事を作らない機会を多くすると妻の負担は軽くなる。おいしいレストランを探して妻を連れていく。自分ファーストから妻ファーストにしてあげる行動が冷めかけている妻の心に温かいスープを与える。
老後の生活は、一人では寂しい。離婚したらどちらも寂しくなる。経済的にも苦しくなる。退職金を分与しても奥さんは仕事を見つけなければ生活は続かない。それならば、一緒に生活して経済面の支援をしてあげる環境を作る。
どうしても離婚したいというならば、折衷案として、同居という感じで一緒に生活を続ける。その間に夫は、妻の不満を探り出して改善する行動をする。これが出来なければ、別々の人生を老後送ることになる。
夫は自分ファーストから妻ファーストの生活に切り替える!