70歳を過ぎても働いているシニアは若さを保っているなあ!

70歳を過ぎても働いているシニアは、会社経営者、自営業者、専門家、匠、起業家、ボランティア、農業従事者などに多い。体力で稼ぐ仕事はシニアには無理なので老人の体力で仕事が回る専門職が多い。翻訳家やコンサルタントなどは、70歳過ぎても自分の専門領域が尖っていればやれる。彼らに共通していることは、年齢の割に若い風貌であることだ。

歳を取っていても働けている老人は精神的にも肉体的にも若い!生き生きしている!

70歳を越えて働き続けているシニアは、好きな仕事をしている人が多い。「好きこそものの上手なれ」の世界で自分の専門性を生かし続けている。時間をただ売ってお金を稼ぐ働き方は、若い人だ。寿命と体力がある。70歳を越えたシニアは自分の寿命が短いのが分かっている。だからこそ、好きな事をして死にたい!!

好きな事をやっていると暇な時間が無くなる。あっという間に時間が過ぎてしまう。精神的に充実感が残る。何かに没頭した後の気分はすこぶる良い。幸せを感じる。だから、好きな事をやり続ける。自然とその感情が肉体に反映される。人の顔はその人の人生を反映する。

暇な人の顔は、引き締まっていない。いかにも私は暇ですと顔に書いてあるのが見える。好きな事や仕事をやっている人は、顔に輝きと若さがある。目的を持った顔をしている。時間を切り売りして働いている人の顔は、嫌々しながら生きているという顔を見せる。

個人差と境遇の違いがあるが、長い間苦しみを味わい続けると苦しみの表情が顔に焼き付く。日常生活で笑顔が絶えない人は、笑顔が顔に焼き付いている。そんな人は、初対面の人でもすぐに笑顔が自然と顔に出る。高齢者の顔は、その人の人生と現在の精神状態を表している。

70歳を過ぎても働き続けている高齢者は、生き甲斐で仕事をしている人が多い。そんなシニアは、若々しい。目的をもって生きている人は、目的を達成させるためのエネルギーを生み続けられる。そのエネルギーが顔に若さを与えている。還暦を過ぎた人は、好きな事をして生きて行く「生き甲斐」を見つけて暇という病気から逃れる事だ。

老人にとって暇は精神的にも肉体的にも悪である。

70歳を過ぎて何もやることがないと悩んでいる老人は、まず、自分が一番好きと感じる事から始める事だ。若いころの夢を実現する旅に出てもよい。会社勤めで社長に成れなかったと悔やんでいるならば、起業して会社社長に成ったら良い。部長になるより会社社長に成るほうが早くて簡単だ。起業すればよい。70歳過ぎても起業は出来る。

予算と期限を区切って成りたかった経営者になる。従業員と経営者の違いが体験できる。従業員の世界と経営者の世界は、全く違う別世界だ。それを味わうだけでも楽しい。創業支援セミナーが都道府県の色々な団体が開催している。シニア起業を推し進めている。

後期高齢者となる75歳まであと5年がある。この5年間を思いっきり好きな事をやって生活してみてはどうか。