65歳になってから体の幾つかの部位で関節炎らしい症状が出てきている。今までは、こんな症状は起きていなかった。
- 親指の付け根と小指の第一関節に炎症がある
- 左腕肘関節の筋が伸ばすとき痛い
- 右膝関節を曲げる時に筋が引っ張られる
- 踵の関節が固くなった感じ
私の勘では、この症状のうち2から4は確実に老化であると思う。1の指の関節炎は、特に親指は重いベンチプレスのバーベルを上げた時に痛めたと思っている。
体の筋肉は、45歳頃から弾力性が衰えてくると聞いた。65歳の私の体は、若い頃と比べて硬くなっているのは確かだ。
原因がわからない関節痛を感じたら老化を疑ってみる
私は、週2回スポーツセンターのジムで筋トレをやっている。50歳代の頃は、筋トレで体を痛める時は決まって腰である。フリーウエイトでスクワットをした時にぎっくり腰をやってしまう。最初は軽い痛みなのだが、その夜から痛みがひどくなり翌朝は起きるの辛くなるというパターンがある。肘などの関節痛は一度もなかった。
原因がわからない筋の痛み
60歳代になって今まで痛みを感じていない部位で関節痛らしき症状を筋に感じ始めた。筋トレで鍛える筋肉は、大きな筋肉が多いので小さな筋肉は衰えていっているのかもしれない。
左肘関節を曲げて伸ばすときに関節あたりの筋が痛い。この症状がもう1ヶ月以上も続いているが、段々と痛みは和らいで行っている。酷い時は、湿布を貼っていたが今では何もしていない。左肘関節周りにある筋肉を休めながら様子を見ている。3週間前は、左腕でフライパンを持ち上げることができなかった。左肘の関節あたりの筋肉が痛くて持ち上げられないのだ。今は、その痛みが和らいでいるのでフライパンを上げられる。
面白いのは、3ヶ月ぐらい様子を見ていると原因がわからない痛みが消えていくことだ。身体の自然治癒で治っていくのか、身体が自動的に体調を調整しているためか、わからない。
朝ベッドの中で目覚め、左肘を伸ばしたり、上げたりするときに痛みがヒジ関節あたりの筋に走る。一度、その痛みが発症して動かしていると痛みはだんだんと和らいでいく。この現象は、今も朝起きる時にあるが酷くなっていない。
最近は両手の指が朝目覚めると強張っていることである。しばらくすると強張りが消えていく。起き出して身体を雨後がし始めると血液が巡回して指の強張りが治るのかもしれない。
筋肉の老化対策
筋肉の老化は、60歳代の私の体に起きているということは確かだ。筋トレをして筋肉を鍛えていても鍛えていない筋肉がある。最近は、フリーウエイトで筋トレをする前にかならず全身運動をしている。Burpees運動は、全身の筋肉を鍛える運動であるので多少は使っていない筋肉を鍛えられると思っている。
筋肉は、日常使っていないと弾力性を失い始める。高齢者が朝ラジオ体操をしている姿を思い出してほしい。若者のように体が柔らかく動いていない。体が硬くなっていることがはっきりと分かる人が多い。毎日、自宅で体を動かしている人やラジオ体操をしている人は体の硬直化を防げる。シニアは意識して体の筋肉をストレッチする必要がある。
あぐらをして新聞を読んでいる時に立ち上がろうとすると腰のあたりに痛みを感じる。同じ姿勢でいる時間が長いと知らない内に筋肉が硬直化して元に戻る時に痛みを発する。体の柔軟性が確実に落ちてきているのが分かる。
原因がわからない関節痛は、あまり使っていない筋肉の炎症から起きていることを疑ってみる。炎症を抑える治療(湿布を貼る)をすれば、徐々に症状は良くなる。症状があまり変わらない場合は、整形外科医院のドアを叩いてみることだ。
私ができる予防策は、関節周りの筋肉を鍛えることと寝る前に体全体のストレッチ運動をすることぐらいだ。
結論
- 60歳代になって今まで痛みを感じていない部位で関節痛らしき炎症状を筋に感じ始める。
- 筋肉の老化は、60歳代の私の体に起きているということは確か。
- 私ができる予防策は、関節周りの筋肉を鍛えることと寝る前に体全体のストレッチ運動をすること。