60歳代シニアが精神的に息詰まった時にやるべき1つの事

60歳代の男性は若くもなく年寄りでもない宙ぶらりんの人生ステージにいる。仕事で退職を強いられ、転職先を探して勤め始めても65歳でまた会社を後にする。仕事探しをするが、年齢が邪魔をする。年金は受給できるが金額が不十分。体力があり、健康であるので何かをして生活費を稼ぎたいと思っているが何をしたら良いかが分からない。そんな状態が続くとため息だらけになる。

精神的な欲求と現実とのギャップで息が詰まる!定年退職をした会社員ならば、欲求と現実とのギャップを誰もが味わう。理想は会社員生活を続けられること。それも自分の職歴が生きる職場となる。そんな欲求が受け入れられないという現実に戸惑う。きっと、自分の実力と職歴で新しい就職場が見つかるはずだと信じていても受け入れる側の会社は別の視点で物事を考えている。

65歳の人材よりももっと若い人材を求める。それを超える魅力が自分にあるかを問われるとそんな才能やスキルがないことに気づく。自分の欲求と現実とのギャップで精神的に行き詰まる。求める解決案はすぐには見つからない。今までの思考を変える必要がある。そのためには違った刺激を脳に与える必要がある。

息詰まった時はこれをやってみる!

息詰まった環境から一時的に自分を離すことで脳はリフレッシュする。精神的に息詰まっていると同じ事を考えし続ける。この状態を続けると脳をひどく疲れさせる。迷路に入って出口が見えているのに見えなくなる。

こんな経験をしたことが無いだろうか。

ある問題の解決方法を考えているとき、どうしても回答が見つからない。そんな時、一時的にその問題から自分を解離すようなことをすることで別の角度から問題解決の方法を考えられるようになる。その結果、回答を見つけられるという経験である。

仕事で技術的な問題を抱えた時、私はいつも翌日その問題を解く作業をすることにしている。今、解決したいのだがそれが出来ない状態にいる自分の脳は、きっと疲れているからだと思っている。1日寝て、脳をリセットして同じ問題を考えると何故か回答が見えてくる。

日常から非日常にシフトする時間を持つ

人生に行き詰った時は日常的な生活から一時的に離れて非日常的な環境に身を置く!

非日常的な環境にどれだけ身を置くかは、自然とあなた自身の心が教えてくれる。私がすることは仕事環境から身を離すことである。パソコンを使った仕事をしているのでパソコンの生活環境から離れることが非日常の環境になる。一時的にパソコンを使わない生活をする。インターネットの世界から現実の世界に身をもっと置く時間を作る。これはあくまでも私のやり方。

一般的には、旅行に出かけたり、自然の中にひとり身を置いて自然の声を聞く生活をしたり、しばらく会っていない友人、知人、親戚を訪問したり、自分が今まで住んでいた世界から未知の世界に足を踏み込んでみたりすることになる

人生の行き詰まりには違う風が吹いている場所で物事を考える

シニアの人生の行き詰まりは羅針盤が一時的に狂いだしているためである。パソコンならば再起動すること。人間は再起動できないので人生の羅針盤「脳」をリフレッシュすることである。

脳は新しい経験をすると活性化する。今までのルーティンでないため、新しい回路を作り出す。そんな刺激をしばらく受けてからもう一度行き詰った問題を解いてみる。今まで考えもつかなかった新しい発想やアイデアが生まれる可能性が高くなる。

60歳以降の人生は自分で白いキャンパスに絵を描く人生。もう、社会常識が作り上げた人生の線路はない!本来の自分の人生を追求できるチャンスが与えられる。シニアの人生の行き詰まりは、新しい自分の人生を切り開く出発点になる。過去の自分に囚われず、新しい自分を再構築する。そんなチャンスが与えられていると思うべきである。

やるべきことは1つ!

行き詰まった自分に新しい考え方や刺激を得る場所に身を置くこと。具体的にどんな事ができるのか。

  1. 何をやったら良いか分からないならば、身近な場所で求人募集を探し、応募してみる。違った環境で働きながら自分が本当にやりたいことを考える。アルバイトやパートの仕事はまだ見つかりやすい。今までと違った環境に身を置くことが第一歩になる。
  2. 日常生活から非日常の生活を体験する。一人で1ヶ月ほど旅をする。旅をしながら一期一会の出会いと交流を旅先で体験しながら自分の人生を考える。
  3. 1年間、大学に社会人入学する。若い人たちと一緒になって現実の世界について学び直す。古い知識を大学でアップデートすることで新しい道筋を発見できる。

新しい事に挑戦することで今抱えている精神的な行き詰まり感を解消できる。

 

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結論

65歳で会社生活を終えるシニアは一時的に動いている足が止まる。定年退職でお金と自由を一度に得られるのは嬉しい。でも、半年もしないうちに残りの人生をどのように過ごすべきかで悩みだす。取り敢えず、年金収入だけでは頼りないので次の就職先を探すことになるが、年齢という壁で見つからないのが現実。妻からは今まで通り会社に出勤する時間帯に外出して夕方帰宅してほしいとリクエスト。

自分の頭では直ぐに解決ができない問題を定年退職後に抱え続ける。そんな時にあまり将来のことを考えないですぐに働けるアルバイトやパートの仕事をやってみることである。新しい環境に自分を置くくことで違った刺激を脳が受けて、今まで悩んでいた問題を解決するアイデアを出してくれる。

人生に悩んだら、その事をずっと考え続けないことである。一度、その事を強制的に思考から切り離して全く別なことをやったり、考えたり、環境を変えたりすることである。