老後の生活で医療費を節約するには何が一番効果があるのか?

70歳を過ぎる頃から体の調子が悪くなり医療費の負担が重くのしかかる。年金生活では、医療費の負担が大きい、小さいで娯楽に使えるお金が減る、増えるにつながる。体が健康で病気にならない老人は、お医者さんには縁がない。年に1回の健康診断だけだ。そんな老人が増えていけば、老人医療の問題は減少するのだが現実は逆である。

70歳を過ぎると病院に通う老人が増えてくる。原因がわからない体調不良で病院通いが増える。医療費の負担が毎月発生する。なんとか体を健康な状態にして要らない医療費の負担を無くしたいと思うのは私だけではないなずだ。

医療費を少なくするには意識して病気に強い健康的な体作りをするしか無い。

老後に病気にならない体を作るにはどうしたら良いのか?

人間には病原菌を打ち負かす免疫力がある。自然治癒力(免疫力)が強化されると病気に強い体になる。60歳以降から老化によって自然治癒力(免疫力)が急激に低下し始める。70歳過ぎになると自然治癒力(免疫力)の衰えから来る体調不良が表面化する。そのため、今までに体験したことがない体の不調を感じ始め、病院に通いが始まる。

自然治癒力(免疫力)は老化によって弱まるがそれを強化することが出来る。

定期的な筋トレ運動をする

定期的な筋トレは、衰え始めてきている体の筋肉に刺激を与えて老化現象で失われていく筋肉を維持、成長させる。筋肉を筋トレで鍛えると正直にそれに答えて成長してくれる。年齢に関係なく筋肉は鍛えれば増えていく。私は週2回スポーツセンターにあるジムで筋トレを2時間ぐらいやっている。64歳のシニアだが、筋力は自分の子供よりある。懸垂10回、ベンチプレス93キロを上げることが出来る。 

定期的な筋トレをすると成長ホルモンの分泌が促進される。成長ホルモンは筋肉を負荷の高い運動で傷つけて回復させる過程で分泌される。成長ホルモンは、体の免疫力を強め、代謝促進を促すので定期的な筋トレは老人の健康促進で効果がある。

 

筋トレで基礎代謝を上げ食欲を増やし血液の流れを良くする

筋トレを定期的に行い始めると食欲旺盛になる。粗食からタンパク質が多い食事に変化する。筋肉を刺激することで基礎代謝を上げる。体を活発に動かすことで血行も改善される。骨の強化も同時に起きる。筋肉は骨とつながっているので筋肉を鍛えると骨の成長も強化される。

筋トレ時には水分補給を頻繁にすることになる。水分が体に入り、汗となって体から出ていく。この繰り返しが頻繁になって血行も良くなる。筋トレで糖と脂肪の消費が熱となって促される。発汗機能を改善するだけでなく余分な内脂肪も消費してくれる。メタボリック症候群に成り難い体にしてくれる。

 

タンパク質を多く食べて筋肉を増やしバランスの良い食事をする

70歳から80歳になると少食、粗食になる老人が多い。体を活発に動かす生活でなくなるからだ。多くのエネルギーを必要としない生活は、自然と食事の量と質に反映される。筋肉が老化で失われていくため、その流れを止めるためにタンパク質が多い食事をして筋トレをする必要がある。

88歳の義母は老健施設で足のリハビリ生活を送っている。栄養バランスが良い食事のおかげで34キロあった体重が45キロまで増えて足に筋肉が付き始めている。定期的なリハビリ運動とバランスの良い食事が義母の体力を改善している。生命エネルギーは、口に入れる食べ物の量と質に依存する。

老人の健康は、食欲とバランスが取れた食事、そして、定期的な運動で改善される。病気に打ち勝つ抵抗力を維持できれば医療費は確実に減少する。

 

結論

成長ホルモンを意図的に分泌させるために筋トレをする。筋肉を負荷の高い運動で傷つけて回復させる過程で成長ホルモンが分泌される。成長ホルモンは、体の免疫力を強め、代謝促進を促す。体の免疫力が強化されると病気に成り難い体になる。健康的な体を維持できれば、医療費は発生しない。