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老後の人生を知らないシニアと若者

シニアと若者の違いは人生経験にある。そんなシニアでも自分たちの老後がどのような生活になるか分からない。今、70歳以上のシニアは自分たちの生活を情報として発信できていない。

多くのシニアは著名なシニア作家が書く「老後の人生に関する書籍」を参考にする。私のようにホームページ上でシニアの人生を発信している人は少ない。有名人の老後と庶民の老後は同じでない。著名なシニア作家が描く老後の人生は庶民のシニアとかけ離れている。衣食住で困らないシニア作家が描く日常は衣食住で困っているシニアを描けない。

老後の人生は老人に成らないと分からない点が多い。人それぞれ違った老後の生活を送るからだ。今までの生活習慣の付けが年老いた体と生活に出る。年金が足りなくて生活費を稼ぐために働かざるを得ないシニア、運動不足で体の筋肉を失い歩行障害を味わう老人、普通の生活を維持できているお年寄りなど老後の人生が違う。

駅の構内を歩いている老人の後ろ姿を見て若者は何を理解できるだろうか。なぜ、老人たちが日中外出して町中を歩き回っているのか、その理由を知る由もない。老人は健康を維持するために自宅を出る。老人になると自宅にこもる生活になる。自然と運動不足になり筋力を低下させてフレイルになる。それを防ぐために医者は老人たちに外出して歩き回れと助言する。

シニアも若者も老後の生活を想像できていない。事前の予備知識がないからだ。誰も老人の生活について講義してくれない。老人に成るとどうなるかを知るのは今まで経験したことがない病気にかかって病院に行ったときである。医者からは老化現象ですよと言われる。

シニアの最大の関心は老後の生活

定年退職後、一般的な社会のキャリアパスから解き放たされる。自分で自分の道を選択して残りの人生を楽しめ、苦しめ、冒険しろとくる。子育ても終わり、夫婦二人で新婚時代にもう一度戻る生活になる。

夫婦二人の老後の生活が始まる

新婚時代と全く同じ生活には戻らない。男性は、夜の欲求を妻に求めても妻はその欲求が消えてしまっている。行き違いが生まれて来る。シニア男性は本能から生まれる欲求を解消しようと妻に訴えるが妻の本能はそれを失っているため関心を示さず。既に子供を産んで用済みになっている。

夫婦仲が良ければ、一緒に時間を過ごすことを楽しもうとする。二人で一緒にいることが楽しいという夫婦と一人でいるほうが楽だという夫婦が生まれる。酷いケースは、定年退職後の離婚である。老後の離婚は積もり積もった夫への恨み節である。

不幸にも没イチになったシニアは、自分の老後の生活を一緒に過ごしてくれる相手を探し始める人が多い。人生100年という時代に突入したからだ。今、60歳ならばあと40年生きるチャンスが有る。仮に40年生きられるならば、一人で生きるよりも新しいパートナーと一緒に楽しみたいと思うのが自然ではないか。

定年退職後に新しい仕事をしていても年齢が70歳を過ぎる頃、仕事も手から離れる高齢者が多い。普通の仕事ができる、継続できる体でなくなるからだ。老化で体力が続かない。健康を害すれば、病院と自宅を通院する生活になる。

とてもバラ色の老後生活にはならない

歳を取れば取るほどバラ色の余生を過ごせるとは限らない。健康と体力が必要になる。健康寿命を維持できていない高齢者は普通の生活という幸せな環境から崖に落ちる。落ちた先は介護の必要な不自由な生活である。

老後の生活を楽しむためには、

  1. 健康で普通の生活が出来ていること
  2. 生活費の面で問題を抱えていないこと
  3. 与えられた時間を持て余さない生き甲斐を持つこと

若者に(1)健康で普通の生活が出来ている事を老後の生活を楽しむために必要だと話してもピンと来ない。普通の生活が出来ていない老人たちが多いことを知らないから、肌で感じ取れない。

1日中介護ベッドで生活をしている老人の姿を想像してほしい。トイレへも自分で行けない不自由さを想像してほしい。歳を取った生活は当たり前のことが当たり前に出来なくなる生活になる。自分の身の回りの世話が自分で出来なくなったら、人生の終わりに誘導される入り口に立つ。

足を怪我して動けなくなった動物の運命は「死」である。動けないために餌を探せなく成る。人間の場合は家族や第三者が助けてくれれば、延命されるが余生を楽しめない。

老後は好きな事をやりなさい!

還暦を過ぎて定年退職をするとどこかしらからこんな言葉が聞こえてくる。「老後は好きな事をやりなさい!」と。年金プラスアルバイト収入と貯蓄で生活で困らない状態ならば、残った人生の時間を好きな事に使わないとつまらない人生を送ることに成ると自覚し始める。

60歳からあと何年生きられるかは運命次第だが、老人に成ることで分からないことに沢山遭遇する。自分の体に発症する老化が予期できない。突然、朝起きたときに気がつく。知らないうちに背中に出来物ができて手術で取り去ることに成る。

神様から頂いたと言うより借りた肉体には寿命がある。運が良ければ、100年以上使えるかもしれない。肉体が問題なく使えているうちに残りの人生を楽しむ。老後の人生はそこに尽きる。

結論

老後の人生を知らないシニアと若者は老人の生活について情報不足である。老人はインターネットで老後の生活について情報発信をしない。老後の生活情報について他の人達と情報共有が出来ない。そのため、老後の生活がどのような生活に成るか分からない。還暦を過ぎると自分たちの老後をどうしたいかを考える機会が増えるのだが、情報が足りない。人生の先輩たちはどのような老後を送っているのか分からない。

 

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